気がつけば師走
何という早さだろう…
何を書こうかと思った時に
ふと坂村真民が浮かんで
きました。
真民(しんみん)さんの
詩は、心に小石を投げられ
その波紋が広がっていく
そんな感覚を覚えます。
あとから来る者の為に
田畑を耕し種を用意して
おくのだ。
山を川を海をきれいに
しておくのだ。
ああ、あとから来る者の
為に苦労し我慢をし
みなそれぞれの力を
傾けるのだ。
あとから あとから
続いてくるあの可愛い
者たちのために
みなそれぞれ自分に
できるなにかを
してゆくのだ。
我々の不幸は待たなくても
やってくる
だが我々の幸福は
待つだけでは来ない
すべての人が幸せを
求めている
しかし幸せというものは
そうやすやすとやってくる
ものではない
時には不幸という帽子を
かぶってやってくる
だからみんな逃げて
しまうが実はそれが
幸せの正体だったり
するのだ
いのちいっぱい
生きるのだ
念じて念じて
生きるのだ
一度しかない人生を
何か世のため
人のため 自分にできる
ことをして
この身を捧げて
生きるのだ
人間は
いつか終わりがくる
前進しながら終るのだ
坂村真民
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