谷川俊太郎さんが
亡くなり、色んな方が
facebookに谷川さんの
詩を載せていました。
谷川さんは、校歌も沢山
作詞していて、詩人で
食べていけるなんて
思わなかったから、
来る仕事は全部受けたと
言ってました。
確かに沢山の詩を遺して
行ってくれました。
詩を身近なものにして
くれたのも谷川さんだと
思います。
これだけ書いたから
もういいでしょうと、
谷川さんはあちらの世界に
逝ったのに、遺された
私達は、もう谷川俊太郎の
新しい詩を読むことが
出来ないと、寂しがって
いるんです。
欲張りですね〜
谷川さんの最期の詩は
『感謝』でした。
谷川さん、私達の方が
感謝です。
谷川さんの詩が
心を潤し
心を耕し
心を目覚めさせます。
沢山の詩を有難う
ございます。
『感謝』
目が覚める
庭の紅葉が見える
昨日を思い出す
まだ生きてるんだ
今日は昨日のつづき
だけでいいと思う
何かをする気はない
どこも痛くない
痒くもないのに感謝
いったい誰に?
神に?
世界に?宇宙に?
分からないが
感謝の念だけは残る
谷川俊太郎