今日は、姉と母の入所する施設に
行ってきました。
コロナが始まってから、自由に会いに
行けなくなり、面会を申し込んで
月に1回会いに行く、というように
なってしまいました。
アクリル板越しに母に会ったのですが
母は、私を忘れてしまったようで
姉の方ばかり見ていて、私と眼を
合わせようともしません。
淋しさというより、元気にしている
母が目の前に居る、
それだけでいいか~と、思えるのです。
まだ、母が家にいる頃、五目御飯を
作るから来るようにと言われて
行くと、出てきた五目御飯は
野菜をそれぞれ煮て作った母の
五目御飯ではなく、インスタントの
五目御飯でした。
あれ?っと思ったその時から母の認知が
始まっていたのです。
もう私は母の手料理を食べることは
ないと思います。
でも、母の料理の記憶は私の中に
残っています。
食べ物の記憶とは凄いものです。
初女さんのこの言葉を前にすると
私は、母の子どもだと実感するのです。
愛された記憶
子育てに迷っても
毎日の食事に心を尽くしていれば
大丈夫。
手作りのおいしい食事は
なんの説明もいりません。
一生涯子どもの支えになってくれます
佐藤 初女
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