以上、十五編の天使を主なテーマにした詩句は、
星の導きによって、わたしが書かされたものである。
一部の詩句が、いかにもわたしらしくないのは、
そのせいである。
ある星が、わたしの元を訪ねたとき、
星は言った。
あなたは、星が地上に建てた柱である。
よってわたしたちは、あなたを、
星の光で作った 小さな岩屋に、
常に隠してある。
あなたが心を閉じるのは、
そのせいである。
これからも、地上に言をしるすために、
たくさんの星が、あなたの元を訪れるだろう。
そして、あなたの小さな琴のつるに、
触れることだろう。
あなたは、歌うだろう。
星は、あなたを悲しむ。
だが、必要とする。
あなたは、苦くも甘やかな、
一本の祈りの柱である。
わたしは、岩屋にひきこもり、
ため息の詩を、書き続けるが、
それはたぶん、多くの見えない星が、
このように、わたしに書かせているのだろう。