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じいさずくらいすとと わたしは
ちきゅうじんるいにとって
もっともやさしい てんしである
だからさいごまで いきのこった
だが気をつけよ じんるいよ
てんしのすべてが
わたしのように
愛のみでかたりかけてくれるとはかぎらない
なかには 「彼」のように
むごいことをする ものもいるからだ
じんるいよ まなべ
だが彼はくる
いや わたしはくる
はっはっはっはっはっはっはっはぁ
これ おまえ
わたしが このものとおもうてか
わたしが じいざすとおもうてか
ざんねんであった
はずれじゃ
すかじゃ
あたらんかった
すまんのう
おお 余はてんしである
ほこりたかくも 余を呼べ
「試練の天使」と
いうたではないか
新月を見よと
見えぬでもいるぞ
わたしは
おらぬとおもうてもおるぞ
そこに
ふりむいてみよ
ずいぶん前に描いたものですが、ここで役立つとは思わなかった。