熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

薪(針葉樹)の乾燥期間と水分量

2020-11-14 20:42:21 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
薪ストーブの薪としては乾燥している程いいのかと思いきや、最適な水分量は15~20%だそうです。
これよりも水分量が低いと早く燃え尽きてしまい、逆に水分量が多いと不完全燃焼の一因になってしまうとのこと。
薪の水分量、自分で薪作りをしているので気になるところです。


一般的には乾燥期間は2年、針葉樹は乾燥が早いので1年でも大丈夫と耳にしたことがありますが、果たしてどうなのか、水分量を計ってみることにしました。

2本の針を薪の繊維方向に対して垂直に指し、針と針の間の電気抵抗値で含水率を算出する含水率計。


まずは、数か月前に玉切りした後、放置していたアカマツの中心部の含水率を測定。


半分に割って中心部分の含水率を計ってみると35.4%、流石に高い数値を示しました。


次に、薪にして約1年間乾燥したアカマツの表面の含水率を計ってみると、既に15%を下回って11.5%。


更に半分に割って内部の含水率を計ってみると、表面よりやや高い14.4%


次に、生木の状態から薪にして未だ3ヶ月ほどしか経過していない薪では19.9%と1年乾燥の薪より水分量は多いものの、既に20%以下。


樹木は季節により水分量が異なるため(夏多く、冬少ない)伐採された時期や、薪の太さ、乾燥のさせ方(風通し、日照時間等)などにより薪の含水率は左右されるとは言え、我が家のアカマツの薪に関しては乾燥期間1年はやや長過ぎるのかなと言う印象です。

乾燥している分にはストーブには良いとしても、早く燃え尽きてしまい、薪の補充が大変です。




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