熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

薪ストーブ設置に向けて、まずは床の補強

2018-12-04 20:35:39 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
ストーブ業者と打ち合わせの結果、ストーブの設置場所は予定通り壁を背にする案に決定。
これから炉台と炉壁をDIYで作ることになりますが、その前にやらなくてはならない作業は床下の補強。
炉台壁を全てレンガで組む場合、レンガ1個の重さを3キロとして250個で750キロ。これにストーブ本体220キロ、モルタルの重さも加えると合計1トン近く、軽自動車の重さに匹敵。

なるべく軽くしたいので、炉壁はブロックとタイルを考えてますが、それでも総重量は700~800キロ近くになるでしょう。

建物の図面を見ると、炉台を設置する床下には束が一カ所あるのみ。専門家に聞くまでもなく補強が必要です。

炉台の設置場所は、写真右側の束の上部周辺


早速、茅野市内のホームセンター、ナフコで資材を調達。
大引き用角材(90x90)2mを2本、鋼製束、束石ピンコロ、ブロック(高さ調整用)


鋼製束は中央部のパイプを回転させることで長さが調節できる便利な金具。
購入した束の調整範囲は460~620ミリ。


基礎点検口から資材を設置場所まで運び入れるのが一苦労。何しろ高さは1mもなく這っての作業。

束石を補強場所に並べ


大引きを持ち上げて鋼製束を設置、胴体を回して十分突っ張ったところで固定用ボルトを締めます。
大引き1本に対して鋼製束を4本使用、これを2カ所。更に既存の大引きにも鋼製束3本を使用。
使用した鋼製束は合計11本。


総重量を700キロとすると、束一本に掛かる荷重は約60キロ、全てレンガで組んだとしても約80キロ。強度的には十分すぎるくらいです。
因みに材料費は合計12,000円。
以前、リフォーム業者に見積り依頼したところ、大引き1本と鋼製束3本設置する案で材工込み67,000円。大引き2本と鋼製束11本では10万円近くになっていたかも。

ただ、床下に潜り、埃の舞う中、這っての作業、幾らならやってくれるか訊ねられたら・・2万円くらいでしょうかね、頼まれることはありませんが。

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薪ストーブをどこに設置するか

2018-12-03 19:44:16 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
薪ストーブから四方に放射される輻射熱の有効利用を考えると、360度輻射熱を遮る物が無い部屋の中央がいいと雑誌などで目にしますが、新築の設計段階ならいざ知らず、既存の建物となると何かと制約があってなかなか難しい設置案です。

スペースを取らず部屋が広く使えていいのはコーナーですが、輻射角度は90度のみ。


後は壁を背にする設置案。
部屋のスペースは大分取られますが、輻射角度は180度とコーナーの倍。
椅子の配置の仕方により複数の人が輻射熱の恩恵を受けられます。薪ストーブの存在感もアップ、と言うかストーブ中心のレイアウト。
難点はコーナーの場合より煙突が長くなり、その分高くつくこと。1割違うかどうかだと思いますが。


今のところ最後の壁を背にする案が有力。
明日業者と打ち合わせして決めることになります。


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チェルトの森を再訪

2018-12-02 19:28:45 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
2週間ぶりに訪れたチェルトの森。
カラマツも広葉樹もほぼ落葉し終え、今まで外から見えなかった建物が丸裸状態。やはり緑に覆われている方がいいですね。


今回の訪問目的は、ストーブ設置場所の最終確認とストーブ業者との値決めを含む打ち合わせ。

概算見積りは全て2重断熱煙突を使用するベースで約120万円。ストーブはバーモントキャスティングスのデファイアント。ストーブを設置された方のブログなど拝見しても大体こんなところでしょうか。
当初、DIYで70~80万円を想定していたので随分と予算オーバーです。

因みに、チェルトの森には2時過ぎ到着しましたが、外気温は8度。一方、室温は6度。
早速、石油ストーブに点火したもののなかなか温度が上昇せず、シーリングファンを回しているのに1階は数時間経って漸く17~18度。一方、2階ロフトは22~23度。

1階の温度がなかなか上がらない原因は、床下からの冷えと窓からの損失。
1~2月も滞在するとなると、床下断熱の強化をしたいところです。あと内窓の設置も。一応ペアガラスになっているものの、ここの真冬には性能不足でしょう。

未だ自宅リフォームも終わっていないのに、何かとお金が掛かります。

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