北インドに君臨したムガール帝国は16世紀中場から17世紀末にかけて全盛となり、
19世紀中(1858)には、進出してきた英国の東インド会社によって滅ぼされる。皇帝は
イスラム教を信奉し、民衆はヒンズー教徒が多数を占めたようだ。2代皇帝フマユーン、
3代皇帝アクバル大帝、5代皇帝シャージャハン、6代皇帝アウラングゼーブが有名だ。
最近、コロナ禍に関連して、テレビにガンジス川での沐浴のシーンが映されるが、
これらの映像に見られるように、混沌とした国という印象が残っている。私が訪れた時
から10年近くが経っているので、多分、インフラ投資が進み、綺麗になりつつあると思う
が、過去と現代が入り交じった国だ。
戦後の日本、鄧小平の中国が近代化によって、急生長したように、インドもまた、早く
近代化が進むよう、陰ながらエールを送りたい。
さて、歴史遺産を巡るインド旅の全容は既に投稿した下記の記事をご覧いただき、
再投稿は省略させていただく。 ①記事だけでも、ご覧いただけると幸いである。
①北インドの史跡と庭園 登録:2020.6.19
旅行:2014.3.2~3.7 https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/fd86ce1abeafa323e2ec6ec186b349b3
②北インドへの春旅 -ムガール帝国の往時を偲ぶ- 登録:2014.3.11
旅行:2014.3.2~3.7 https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/48c7b6f9a67791d319acfcf6413c12fb
以上です。
<参考> 次のは 12.中央アジア です。 https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/1fc4fbba77391f33962982cf37600218