連休2日目(4/29)に群馬県の山奥、野反湖(ノゾリコ)を訪ねた。嘗て、まだ
ウィウィしい好青年だった25才頃、友人と連れたち(3人で)、野反湖にハイキング
に出かけた。東京を早朝に出て高崎、渋川、長野原を経て、最後はバスで野反湖に
降り立ったであろうと思う。(今や、殆ど記憶にない。)
今回は、宿泊先だった四万温泉から牧水街道(若山牧水の歩いた道)を通り、約
1.5時間で野反湖・入口(富士見峠)に降り立った。残念ながら春霞がかかり、
富士山は見えなかったが、浅間山が大きく迫ってきた。ここから尾根筋を少し散策
した。少し登ると弁天山・山頂(1653m)に至った。丁度、雪解けが終わったところ
という感じだ。登山道を下っていくと、ショウジョウバカマ、アズマイチゲ?を見
つけた。イワカガミ、イワナシ、イワハゼなどが多数見受けられたが、まだ花は
つけていない。少し稜線を歩いて、次に湖畔の散策路に下り、湖畔沿いに富士見峠に
戻ったが湖畔の散策路にはまだ1m厚の残雪が所々、道を塞いでいた。富士見峠の
駐車場から車で奥に向かい、水をせき止めるロックフィルダムまで出かけた。この水
は尾瀬と同じように日本海に注いでいるようだ。
嘗て、3人できた友人2人は共に鬼籍にあり、心の中で冥福を祈りつつ、ダム湖を
後にした。
以上です。