このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
ジェリー・ゴフィンとキャロル・キングの若いカップルがソングライター・チームを組んでシュレルズに提供した「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」(1961年)は彼らの初めてのヒット作となっただけでなく、全米チャートで1位を獲得した。
前回はオリジナルのシュレルズと、ソロ活動を再開してからのキングのピアノ弾き語り、それにブライアン・フェリーによる魅惑のカバーの計3バージョンを紹介したが、もう少し挙げてみたい。
まずは、ドミニカ系女性歌手レスリー・グレースの、バチャータ(ドミニカ発祥の音楽とダンス)アレンジのカバー(2012年)を。
続いて、アルコール中毒とオーバードラッグで早逝した歌姫エイミー・ワインハウスのソウルフルなスローバラード(2011年)。
次はずっとさかのぼって、ビートルズより少し遅れてデビューしたブリティッシュ・ビートバンド、ゾンビーズのBBC(ラジオ)スタジオライブ録音(1965年)を選んでみた。ゾンビーズは「二人のシーズン」や「好きさ、好きさ、好きさ」、「シーズ・ノット・ゼア」など哀愁を帯びた曲が多いのだが、これは軽やかな楽しいアレンジで、とてもチャーミングだ。
そして最後に、実はこれが紹介したくて続編を書いているのかもしれない、ハードロックバンド、レインボーによる仰天カバー(1980年)。
ボーカルのグラハム・ボネットからして当時のインパクトはすごかったのだが、このフィルムをテレビで観た時はホント、のけぞった。
のけぞったものの、不思議と歌心が感じられて、特に最近は懐かしさもあり、聴き返してしまう。