このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
家にある歴代の眼鏡をすべて壊してしまい、とうとう眼鏡店へ行くことにした。
もう限界を半年以上超えていたのだが、なにかと忙しくて面倒くさがり、延ばし延ばしにしていた。
眼鏡を作るって意外と時間がかかる。
就職して以来、仕事の際は基本的に縁なしで通してきた僕は今回もそれと、老眼用のフルフレームの計二本をと考えていた。
ただ、お使いの方はお分かりだと思うが、縁なしは強度的に劣っていて、そのため定期的なメンテナンスが必要だ。
店に入ると、商品棚の一番手前に置かれた、レイバンのクラブマスターが目に入った(レンズ上部はセル枠があり、他のレンズ周りはメタルリムで覆われているフレーム)。
大学時代に掛けていた時期があり、久しぶりにこれにしようかと内心グラグラ来た。
ところが、いざ掛けて鏡に映すと、どう見ても映画「フォーリング・ダウン」のマイケル・ダグラスばりの「かなり文句のあるオッサン」で、そそくさと外してしまった(あれはSHURON シュロンの商品だそうだが)。
おかしいなあ。
結局、無難に縁なしを作って店を出たのだが、車を発進させてからふと思った。
この年にもなって、いまさら他人からどう見えようと、関係ないでしょう。
ドレスコードさえ守っていれば。
だいたい、もともと自分はアングリー・ヤングマンだったのだから、文句がありそうに見えて当然だろう、と。