このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
ロネッツの大ヒットしたシングル「ビー・マイ・ベイビー」の陰に隠れてあまり論じられることも、カバーされることも、比べ物にならないほど少ないが、「ドゥ・アイ・ラブ・ユー?」も忘れられない佳曲だ。
「ビー・マイ」を書いたソングライター・チームのバリー&グリニッチがレッド・バード・レコードに引き抜かれた後、困ったフィル・スペクターが穴埋め役としてアンダース&ポンシアを起用し、本曲が書かれた。
とにかくドリーミーなメロディ。歌詞はやや甘すぎるので、歌い出しだけ訳しておく。
「私はあなたを彼氏にしたいのかしら?
私はあなたにそばにいてほしいのかしら?」
面白いことに、フィンガー5に完全パクリの「上級生」(クレジットは作詞:阿久悠 作曲:井上大輔)という曲がある。
カバーで秀逸なのは、1979年、ジョニー・サンダースのレコーディングの合間に録音されたという、クリッシー・ハインド(プリテンダーズ)とスティーヴ・ジョーンズ+ポール・クック(元セックス・ピストルズの「じゃない方」コンビ)によるデモテープ。
音質は良くないが、ハインドってこんなに歌がうまかったっけ?と思わせるほどいいカンジだ。
それから、「ニューヨークは淋しい町」でも取り上げた、ザ・ペンフレンド・クラブのバージョン。
初代ボーカルの夕暮コウが素敵すぎる。
ザ・ペンフレンド・クラブはボーカルが変わるごとに遠く違う方へ行っているような気がするが、よくこの夕暮を手放したものだ。
どれだけ痛手だったか、そんな経験を持つ僕はバンドリーダーの胸中を推察してしまう。