黙々と頑張っています

ゆうさく君のカホン

そんなにあわてなくても

 

　教育系4年大学。

　ピアノの単位は半期で取得。あと大学でのピアノのレッスンは無い。

　S君、試験は「優」だったそうで、それはよく頑張りました。

 

　採用試験もあるし実習もあるから、こちらのレッスンは続けようねと

　自主的に月2回ペースで通っています。

 

　さて、「バイエルをそんなに突撃隊みたいに弾いてどうするの？

　何かむしゃくしゃすることでもあったの？」

　そんな弾き方を指摘すると

　大学では、早く弾きなさいとばかり言われたそうで、

　バイエルも早くひかなきゃならないかと思ったらしい。

 

　半期の大学レッスン内容は、

　小学生のときバイエル80番までしてやめたS君。

　最初　バイエル100番台を弾いて　次ブルグミュラー。

　試験はなんと　モーツァルトのソナタ。（ソナチネアルバムの14番。）

　よく頑張ったね。短期間で。

　難しい課題を選んでとにかく早く弾いた学生が「優」をもらったとか。

　とにかく、やるしかないと意欲をかき立てるために、

　大学ではそれで仕方ないかもしれない。

 

　でもね、これから実習に行って　そんな弾き方じゃ、

　子どもたちは一緒に歌ってくれないよ。

　早弾きの歌もそうそうないし、

　まずは、自分が余裕を持って楽しく弾けるように。

　音楽は楽しいんだよ！のオーラをだせるようにね。

　早弾きをしたいなら、別の教材をしましょう。

 

　自分が楽しんでいないと　他人には伝わらないです。

　わかってくれたようで

　次のレッスンが楽しみです。