先日入会された、壬生娘と同じお年頃の女性。
高校卒業まではピアノをしていたそうで、
お話を伺うと しっかり頑張っていました。
私は体験時にぶしつけな質問をしました。
「高校の時の先生には習わないのですか」の問いに
①小さい子が多い教室。
②先生が優しすぎた。
③そのやさしい先生はまだ頑張りたいのにおまけの○をつけてくれた。
(でも ○がついて ホッしたこともあった)
だいたいこのような思いを聞かせてくれました。
①そういえば、うちでは大人の発表会ができるくらい
大人も多い。 子どもから大人まで年齢分布が平均されている。
敢えて言えば中高生が少ないかな。
勉強や、部活に力を入れる時期だから仕方ないかな。
②先生が優しい? 自分で言うのもなんですが
娘も認めていますが 厳しくないというか私は優しいです。
たまに愛情のある(これも 自分で言うか・・ですが)叱り方はしますが。
気になるところは③番。
おまけの○もいいと思うよ。
その際上手に思いが伝えられない子ども気持ちを察して
コミュニケーションをしっかり取るのが大事です。
もうそろそろ ○になってほしいけれど
どうもこの曲、好きじゃないみたいでなんとなく弾く気が起きないのかな?
この曲のこの部分は頑張ったけれど出来ないようなら
あとで似たような曲があるからそこで頑張る?
頑張って欲しいからまだ○はつけないよ。
3冊教本をしていて タイミング的に全て○で来週全て新曲になると
譜読みが大変そうな場合、これもその理由を言って○を保留することも。
納得の○やおまけの○、○にならない・・
それぞれ理由がありまして、きっちりとわかるように説明していると
そのうちに先生の気持ちもわかってくれます。
新曲になって譜読みが面倒くさいから
「○をつけないで」とお願いされることもあります(笑)
「では これから2年生になっても3年生になってもずっとこの曲?」
そういうとさすがに次に進みますね。
優しさだけじゃいけないと知りつつ
ついおまけの○をつけようかな・・と思っているところ
「今度もそれをやらせます」とお母さんから意見がでると
ホッとします。 微妙に○がつかない理由を演奏を聞いて
感じてくださっているわけですから。
中には 威勢のいい播州地域ですからうしろから
「先生 甘い!」と掛け声が飛ぶことも・・
そんなお言葉も嬉しくて しっかり次もやってきてもらいます。
話を戻して③なのですが
大人ですから、希望や意見があったらしっかり教えてくださいね。
レッスンの進め方については話し合いで解決できますよ。