普天間基地のフェンスの強化が紙面トップである。オスプレイがやがてさらに配備され24機になる。住民の反対運動をあくまで封じ込めようとする姿勢は基地を守るために日米合作の政治が貫かれていることがあきらかである。あからさますぎて唖然とする。好き勝手な騒音をまき散らしていく。自然破壊も平然となされる。その中で日常は続いていく。
http://www.kijimuna.org/index_ja.html←キジムナーフェスタ2013が7月20日から28日まで開催中。↓下の作品もその一環。昨今ほとんどキジムナーフェスタを見る余裕がない。以前は丁寧に見たこともあったが、何となく関心が薄らいできた。なぜだろう?沖縄の演劇にしても本質的ないい作品が上演されない薄さにあるのかもしれない。戦争や平和をテーマにしながら、そこで『人類館』が上演されることのない基本コンセプトに疑問を持ったままだ。おかしいね!『人類館』を毎年上演する意識が下山さんにない、という点が大きな課題かもしれないね。パレスチナやシリアや韓国、他紛争地域の演劇作品を招聘しても、沖縄の現実を討つ作品を上演できない、それが氏の限界かもしれない。