志情(しなさき)の海へ

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新沖縄人とは?!→純血主義ではない沖縄?→ちゃんぷるー文化の妙味?

2017-08-14 14:40:52 | 沖縄文化研究

興味深いですね!新沖縄人です!山里さんは欧米の文学や文化領域に深いアンテナを持っている方だから、この21世紀2020年の思潮を見据えての発言なのでしょう!

90歳に至る作家の大城立裕さんの文芸作品に常に関心を持っています。戦後この間、大城先生の小説、戯曲、論評に込められたものは歴史を見据える目線で、人類の普遍性への目配りです。琉球王府から明治大正の近代、戦後へと琉球・沖縄の複雑な歴史を見据えています。

ジェンダー的視点で見た現代の蝶々さんへの言及、時代の変化ですね。軍服を脱いだピンカートンが沖縄では意外と身近にいます。比較的多くの沖縄女性たちが米軍人と愛を育んでいったのです。(具体的なデータ【数値】を県は把握しているでしょうか?)そしてー、異文化間交流のコンタクトゾーンで新たなグローバルな地球人が誕生したことになります。

チャンプル-の沖縄です。物も人間もそうです。本土【大和】系、中国系、南方系、土着【縄文】系、朝鮮系、南米系、フィリピン系、アメリカ系と多様性は力になります。でも以前は、他府県人との婚姻を嫌がりましたね。士族は士族と、百姓は百姓との婚姻でした。今ではすべてチャンプルーだと思うのですが、どうでしょう。姪たちは他府県人と結婚です。人種的な系統は、血液学が詳細を提示しているのですね。信仰と婚姻の問題はあまり聞きませんが、先日、知人が、仏教のある宗派の信仰ゆえに離婚・再婚を繰り返したことをお聴きして、びっくりしました。宗教と婚姻も複雑な要素があるようです。

日本本土の習俗が嫌いで沖縄に移住してきた方々もいます。日本のヒエラルキーへの嫌悪などー。一方で沖縄社会が厭になって他府県に飛び出したり、外国へ飛び出した方々もいたのです。しかし1900年頃はこの地で生活できず、飛び出した方々が多かったのです。棄民とも言われた移民です。縦社会と横社会の相違など、しかしますますこの沖縄の人間の関係相【層】はチャンプルーになっていき、人の移動と拡散も著しいのでしょうか?ハワイとの比較は多くの沖縄移民が渡っていったゆえでもあるのですね。それとエスニシティの多様さでしょうか。

新沖縄人は、目覚めた、意識が高揚した実存でしょうか?翁長知事が「日本の独立、神話」とスピーチするようになった沖縄です。頼もしくなった沖縄、基地のない未来のビジョンが描ける気持ちになります!


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