米粉麺研究シリーズも終盤です。
自分で挽いた米粉で麺を作る前に先日のレシピでうどんを作ってみました。
麺を作るのに使うのは
米粉(うるち米)、片栗粉、お湯
だけです。
分量、作り方は先日のブログと一緒です。
ただ違うのは、今回は「うどん」としての米粉麺なので、卵を入れずに白い麺を作ります。
製麺機のアタッチメントは今回、うどんという事で平麺用の物にしました。
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ところが・・・
お湯の分量は卵を入れなかった分はお湯に換算したのですが、計算間違ったかな??。
確かにゆるい生地となってしまいました。
(この二日後に再度同様に作りましたが、卵を入れない場合は粉総量の70%以下くらいのお湯の量で無いと生地が緩くなる様です)
製麺機から出てきたとたんに、麺同士がくっ付きまくりです。
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仕方なく、一本づつ剥がして行きました。
ま、剥がしても切れたりはせず何とか全部個別の一本の麺とする事が出来ました。
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2時間ほど放置していましたが、その後再度くっ付くことはありませんでした。
これまでずっとラーメンやパスタ用には、真っ白い麺では雰囲気が出ないので卵を入れて作って来ましたが、これはちょっと予想外でした。
卵を入れると黄色くなりますが、入れた方が例えゆるい生地でもくっ付かずに済む様な気もします。
冷蔵庫に入れなくても、放置して冷えると結構硬くなりますが、茹でれば製麺直後の出来具合と何も変わりません。
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茹で上がったらお湯で表面の糊を落とします。
これで、腰のあるツルツル麺の出来あがり!
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豚汁を作ったので豚汁うどんです。
勿論、植物油は一切使用していません。
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これ、マジでうどんと変わらない!
しかも讃岐うどんの如く凄い腰があって、おいしい!!
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これで、ラーメン、パスタ、うどん、と米粉での麺類を制覇しました。
米粉で作った麺は小麦粉麺と違って食べた後も
眠気、だるさ、腸満感など
なんら体調に異変を生じません。
一連の米粉麺の研究はもう時期終了ですが、これからもグルテンフリーと植物油不使用として、食べたくなったら作って食べようと思います。
●まとめ
・卵を入れる場合には卵の重さ含めて75%~80%になる量のお湯で丁度良いお湯の分量になる。
・卵を入れない場合にはお湯は65%~70%にしないと生地が緩くなる
・卵を入れると麺同士がくっ付くことが無くなる