昨日の土曜日に学校祭のビデオ収録を無事終えた。
今回はこれまでと大幅に撮影スタイルを変えたため、何かと大変だった。
何時もの様に事前に机上での図面作りを行ってはいるが、かなり緊張も極まっていた。
金曜日も会社を休んでのカメラ位置を決めるためのセッティングに学校へ行った。
18年もの長きに渡って買い揃えた機材だけに、一つとして同じ物は無い。
三脚一つにしても、安物から高価品までズラリとあるが、カメラと三脚の組み合わせ一つにしても置く場所や高さ等を鑑みて一番ベストな組み合わせを考える必要がある。
机上で考えて行っても、現場に行くとその組み合わせにそぐわない場合が出て来るので臨機応変な対応が必要になる。
そのため事前準備は大切で、自分の安心感にも繋がる。
若い頃は、全て頭に入っていて当日の朝1時間程度で全てのセッティングをしていた事も有るが、カメラの台数も増えたこともありとてもそのような冒険はもう出来ない。
10分前になってまだやる事が残っていると、心臓飛び出るほどドキドキしてしまいますからね。
それに、ひとたび催しが始まってしまうと絶対に舞台等に設置したカメラの元へは行けませんから・・・
そんな経験を何度もしているとやっぱりそれは改善が必要となる訳だ。
今回は事前準備に3時間も要した。 やっぱり前日にやって良かった。
唯一残っていたHDD内蔵カメラHDR-520VとアクションカムのAS-100も今回は引退と考えていたが、どうせあるなら特定用途で使ってやろうと結局8台のカメラを使う事になってしまった。
実質動作は6カメだが、録音機材含め先生方にも驚かれてしまった。
音声は、何時もの4CH録音+ガンマイク使用で、96KHz24bitのハイレゾでの別録音。
昨年には、録音機材一式の専用ドリーも作成し、学校祭の多様な状況変化に即対応できる体制を確立した。
なにせ、ぜーーんぶ一人でこなすので、当日は一日間ずっと緊張しっぱなし。
でも、ここ数年でSONYのビデオカメラはWiFiによるスマホでの遠隔操作が可能となっているため、各カメラの状態や画角の確認調整が行えて、以前ほどの緊張は無い。
ただ、今回はHDR-PJ790のWiFi機能が上手く行かず、モニター映像がスマホ側に表示されない事態があって遠隔での画角調整ができなかったが、動作状況自体は確認できるので安心感は損なわれずに済んだ。
原因調査はSONYへの問い合わせ含めて行う。