内宮を出て1時間ほどで次の目的地「鳥羽展望台」に着いた。
さて、この展望レストランで伊勢海老カレーが食べられる。
これだ!
メニューを見たら普通に注文すると2500円もするらしいが、ツアーの中に含まれているので、払う事は無い。
窓からはご覧の様な展望が広がって、伊勢海老カレーもおいしさ倍増。
食べ終わって外に出ると、鳥羽一郎の歌の歌詞が書かれた碑があった。
その近くからは先ほどレストランでみた風景が邪魔ものなしで広がっている。
暫らく景色を見ながらのんびりと食休みをして、次の伊勢神宮の奥の院に向かった。
途中、伊勢志摩スカイラインを走って行くが、車窓からは広大な景色が広がって見えた。
そうこうしている内に、伊勢神宮奥の院と云われる朝熊山(あさまやま)にある「金剛證寺」に到着。
このお寺は伊勢神宮の鬼門方角に位置し、伊勢神宮を守っているお寺だという。
しかも、伊勢神宮にお参りしてここに寄らないと片参りだと言われるらしい。
駐車場から直ぐに階段を上る。
そこには綺麗な池があって、鯉が泳いでいた。
本堂と書かれた寺に入ってお参りすると、みんなが奥の院はここじゃなくてもっと奥にあるみたいだと云っていた。
そう言えば、添乗員の方もバスの中で竜宮城の様なところの先にあると説明されていた。
それはあった。
その先には10mを超える塔婆が立ち並ぶ小路があった。
200mくらいだろうか。 歩いた先に奥の院があった。
ここには中国人の団体もおらず、静かなたたずまいでお祈り出来た。
と言う事で、二見浦→外宮→内宮→奥の院 と云う習わしのお伊勢参りは終わった。
元来た豊橋駅に着いた時にはもう薄暗くなっていた。
この胡蝶蘭は作り物かと思ったら本物だった。
花のまちをPRしているらしい。
19:02の新幹線の時刻まで1時間くらいあったので、駅ビル内を散策してつまみやお酒をGETした。
帰りの座席は、なんとグリーン車。
もう25年も新幹線通勤しているが、グリーン車に乗った事は一度も無かった。
押し寿司を肴にお酒を戴いた。
おいしかった。
団体行動なので切符がない訳で、東京駅で新幹線の乗継をどうするのかと思ったら、車内で添乗員から専用の切符を渡され、一旦東海道新幹線の改札脇を団体で出てからそれを東北新幹線の自動改札に入れて東北新幹線の定期をかざせば通れる様だ。
最後に、道中添乗員の方にとても詳しく分かり易く多くの説明等を戴いたお礼と、握手をして別れた。
無事新幹線の8分乗り換えに成功。
何時もの東北新幹線の座席に座ると、もう家に着いたかのような安心感を感じた。
思ったとおりの2日間の旅だった。 とても良かった。
また何時か訪れてみたい。