キャッチミー イフ ユーキャンを地でやった奴ｗ

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キャッチミー・イフ・ユーキャン


スピルバーグ監督、ディカプリオ主演で２００３年に公開された、映画。

ストーリー

天才詐欺師、フランク（ディカプリオ）は、肩書きが
世の中の目を欺くことに有意義であることを知り、
パイロットの制服を手に入れ、パイロットに成りすまし
世界中を飛び回る。
やがてフランクの存在に気がついたＦＢＩの捜査官
カール（トム・ハンクス）が銭形警部よろしく
フランクを追い詰めますが、さらりと追跡の手をかわし
逃げるのです。
フランクは、新米看護士ブレンダの気を引くため
医者になったり、弁護士になったりｗ
最後は彼女に裏切られＦＢＩに捕まるのですが・・・

とまあこんなお話


９月２４日の日経の囲み記事で

こんな物語を地で行ってる奴が捕まったという話が載ってました。

トリノ在住の３２歳の男が
パイロットに成りすまし、イタリアの航空会社の
ドイツ・ミュンヘン発トリノ行きの飛行機の
操縦席にもぐりこんだんだってｗ
それで、トリノまでいっちゃったそう
操縦桿は握らなかったらしいけどね。
恐るべし・・

今月また、パイロットの格好をして、
のこのこ現れたところを
捕まったそうです。

まさに、キャッチミーイフユーキャンｗ

しかし考えたら怖い話ですよね
単なる航空機マニアが、操縦席に入りたいから
っていう理由ならまだしも、
テロリストだったら、えらいこってすもんね。

こんな記事を読んで
昔の映画を思い出しました。
なかなか面白い映画だったので
よかったら見てみてね。

高熱隧道 是非お読み下さい！

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クロヨンダムに遡ること数十年前
時は、日華事変当時。
関西の軍需産業の旺盛な電力需要に応えるため
目を付けたのが、急峻な高低差と豊富な水量を
誇る、黒部峡谷。
しかし、そこは地元の漁師ですら足を踏み入れない
魔の秘境だったのです。

資材運搬のためのルート確保の段階から
崖を滑落する事故が頻発し、
隧道工事にとりかかると、160℃にもなる
高熱の岩盤に行くてを阻まれ
ダイナマイトの暴発事故も起こってしまいます。
また厳しい冬場、想像を絶する雪崩により、
宿舎ごと壊滅する事故にもあいます。

人間が黒部に足を踏み入れるのは、
無謀だったのです。

尊い人命を守るため、何度も工事中止が
検討されますが、軍部の圧力により
工事は、続行されます。

果たして工事は、完工出来るのか？


ここまで読むと、プロジェクトXのような
小説かとおもわれそうですが、
全く違います。

余りに厳しい工事環境で
死んでいく、人夫たち。
その人夫の怒りの矛先をかわそうとする
技術者。
両者の駆け引きとドロドロした心を
描いた小説です。

読みはじめると、一気に読んでしまいます。
読後感は、爽やかではないですが、
是非読むべき本だと思います。