いまこそ日本人が知っておくべき「領土問題」の真実 国益を守る「国家の盾」 | |
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25日尖閣沖で台湾と日本の巡視船が放水攻撃の応酬をしたとか
26日の朝読売テレビの番組で、辛坊さんが
「日本の放水器のほうがレベルが高かったねえw
水圧も高くてぴゅーって相手まで届いてたけど
台湾の方はすぐびゃーって広がってたからねえw」と笑ってました。
まあこれくらいの笑って済ませられる、レベルで終わってほしいなあ。
ということで、領土問題でちょっと面白い話があるので転載バカボンなのだ
8月27日付けの日経新聞のコラム。
北極海近くにハンス島という、1.3平方キロの、竹島より少し大きい島があって、
東西にデンマーク領のグリーンランド、カナダの領土に挟まれており、帰属を巡って争われています。
両国は交互に駐在しているのですが、撤収するときに、
それそれの部隊が自国のビールを置き土産としておいていく慣わしが自然発生して、ずっと受け継がれているとのこと。
交代で上陸した相手国の兵士はまず、相手方のビールで乾杯しているらしいのです。
係争は1970年代から続いており、今までは、一年の大半が氷結しており、あまり利用価値のない島だったが、地球温暖化でハンス島のある海峡の氷が融ければ北米とアジアを結ぶ最短航路ができることから、お互いに領土権を主張し始めたらしい。
領有権の交渉というのは終わりが見えないが、両国に焦る様子は見えず、互いの見解の不一致を認めたうえで歴史の検証や、共同開発の検討が淡々と進められているらしい。
カナダ軍が置いていったビール箱には「カナダにようこそ」と書いてあったそうで、デンマーク人はニヤリと笑って飲んだに違いない。
・・・と記事にはあります。なかなか面白い話ではありませんか。
うちの国のビールのほうが美味いぞっていう自慢もあったかもね
にやりと笑って乾杯できる度量があるのが大人ですよね。
大人で思い出しましたが。
1978年日中平和友好条約の批准書交換のため訪日していた中国のトウ小平国務院常務副総理(当時)は
日本記者クラブで行われた会見の席上で、
「尖閣諸島を中国では釣魚島と呼ぶ。名前からして違う。確かに尖閣諸島の領有問題については中日間双方に食い違いがある。国交正常化の際、両国はこれに触れないと約束した。今回、平和友好条約交渉でも同じように触れないことで一致した。中国人の知恵からしてこういう方法しか考えられない、というのは、この問題に触れるとはっきり言えなくなる。こういう問題は一時棚上げしても構わない、次の世代は我々より、もっと知恵があるだろう。皆が受け入れられるいい解決方法を見出せるだろう」と述べました。
お互いに知恵も実力も無いのに、ナショナリズムだけが一人歩きすることの無いように
大人にならないとということですよねえ。