ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

なつかシネマ  メメント 

2014-05-20 05:02:59 | なつかシネマ
なつかシネマ メメント

2000年の作品です
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーランの出世作


まずはストーリーから


保険の調査員レナードの家に何者かが侵入し、妻がレイプされたうえ殺害される。

その光景を目撃した彼は、妻をたすけようと犯人を射殺するがもう1人の犯人に頭を殴られ

激しいショックで前向性健忘という珍しい記憶障害になってしまう。

前向性健忘とは、10分間しか記憶を保つことができない病気。

今起こったことも10分後には忘れてしまう。

そんな彼の生きがいは、妻を殺したもう1人の犯人を殺すこと。

犯人にかかわる情報を忘れないようにポラロイドカメラで撮ったりメモを取ったりして

忘れないようにしている。

もっと重要な情報は、絶対忘れないように体に刺青として刻みこんでいる。


彼は、情報提供者のテディや謎の女ナタリーに助けられ、

妻を殺した犯人の手掛かりを追う。

犯人のキーワードは、ジョン・G。

だが、謎を追えば追うほどに、さらなる謎が深まる。

ジョン・Gはいったいどこにいるのか? だれの言うことが、いったい本当なのか?


とまあこんな感じ

ここまで読んだ方、観たいとおもった?


実際に見てみると

全く想像を絶する展開です。

おそるべしクリストファー・ノーラン!!

まず、オープニングが「結果」なんです

結果から始まる。

レナードが犯人を射殺する場面から始まる

そして時間を少しずつさかのぼっていくのです。

同じシーンが何度も何度も繰り返されます

そのたびに少しずつ時間をさかのぼるのです。

仲間だと思ってたテディーが実は・・

情報をくれたナタリーが実は・・・

何が本当で何がうそなのか?

1回見ただけでは絶対にわからない。

私も始めてみたときはわけがわからんかった

でもネットでしらべて、解説を読んだら!!

恐ろしく周到に作られた映画なんです。




ここから先はネタばれ注意

時系列で書いていきますね

実は、テディーは刑事で、犯人を知っていました。

そしてレナードに復讐をさせたのですけど、レナードはその事実を忘れてしまう

それを利用してテディーは、レナードを利用し自分の都合の悪い相手を殺させてました

ある日、テディーの麻薬取引あいてのジミーをレナードに始末させます

レナードはジミーの着ていた高級ブランドに身を包みジミーのジャガーに乗って

町へ繰り出します。

ジミーの服のポケットに入っていたメモに酒場の名前とナタリーの名前が

わけがわからず酒場にいくレナード。自分の恋人の服をきたレナードを見て疑うナタリー・・

レナードは自分の境遇をナタリーに話します

自分のつばをいれたビールを忘れて飲む姿をみたナタリーは、レナードの言うことを信じます

そしてナタリーもレナードを利用しようとするのです

麻薬がらみでナタリーに付きまとうドッドをレナードを利用して追っ払います。

そのことを知ったテディーは、怒りに任せて今までのことをレナードに言ってしまいます

「お前を利用して何人も人を殺した」

「お前の妻は、お前が殺したのだ」

「お前の妻を殺した犯人などいないのだ!」


実は、レイプされた妻は生きていて、レナードと生活していたのです

しかしレナードはその事実を忘れているのです

そしていいます

「ナタリーの言うことを信じるな!」と

それを聞いたレナードは混乱します

だって自分の生きている目標がなくなるのですから

いきていくために、目標を維持するために

テディの言葉を忘れます。そして2度とテディーの言葉を聴かないために

テディーを犯人にするため、テディーの車のナンバーを犯人の手がかりとして

自分の体に刻み込むのです。


そして映画は結果から逆回転で進んでいくのです

興味のある方はどぞ

1回見ただけではわけわからんぞw




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コメント (2)
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