ぶろぐ猫の目

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実験中

なつかシネマ ショーシャンクの空に

2014-05-28 23:28:45 | なつかシネマ
なつかシネマ ショーシャンクの空に

20年近くの刑務所生活の中でもおのれを見失わず、意思を貫いた男。

ホラー小説の大家、スティーブン・キングの非ホラー小説の傑作といわれた中編『刑務所のリタ・ヘイワース』

主演は「星に想いを」のティム・ロビンスと「アウトブレイク」のモーガン・フリーマン。

1995年の作品。

どの映画評を見ても最高ランクに評価される逸品。


まずはストーリーから

1947年、ショーシャンク刑務所。

銀行の若き副頭取、アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、

無実を主張するも妻と間男を殺した罪で刑に服した。

刑務所内では打ち解けず誰とも話さなかった彼が1ヶ月後、“調達係 ”のレッド(モーガン・フリーマン)に、

鉱物採集の趣味を復活させたいと言い、ロックハンマーを注文する。

一方あらくれのボグズ一派に目を付けられ、性的行為を強要され常に抵抗したアンディは、

2年間生傷が耐えなかった。

2年後、アンディは屋根の修理作業に駆り出された時、監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が

死んだ兄の遺産相続問題で愚痴をこぼしているのを聞き、銀行家として節税を助言する。

彼は作業中の仲間たちへのビールを報酬に、必要な書類作成を申し出た。

取り引きは成立して囚人たちはビールにありつき、ハドレーも彼らもアンディに一目置くようになる。



アンディがレッドに女優リタ・ヘイワースの大判ポスターを注文した頃、

ボグズはハドレーに半殺しにされ病院送りにされた。

ノートン所長(ボブ・ガントン)はアンディを図書係に回すが、

これは看守たちの資産運用や税金対策の書類作成をやらせるためだった。

これがあたり、アンディは所長の信頼を勝ち取っていく


アンディは州議会に図書予算請求の手紙を毎週一通ずつ書き始め、

6年目に、ついに200ドルの予算を約束する返事と中古図書が送られてきた。

アンディはその中にあった『フィガロの結婚』のレコードを所内に流し、囚人たちは心なごんだ。

数年たち図書室の設備は見違えるように充実していた。



所長は、囚人たちの野外奉仕計画を利用して、地元の土建業者たちからワイロを手に入れ、

アンディにその金を“洗濯”させていた。


1965年、ケチなコソ泥で入所したトミー(ギル・ベロウズ)が、以前いた刑務所で同じ房にいた男が

「アンディの妻と浮気相手を殺した真犯人は俺だ」と話したと言う。

アンディは20年目にやって来た無罪証明の機会に一縷の希望を持つ

しかし所長は、再審請求を求める彼を相手にしない。

仲間のレッドも、「刑務所で希望を持つことは危険だ」と諭す


所長はアンディが釈放されると、今まで彼にやらせてきた不正の事実が明らかになるのを恐れていた。

アンディは懲罰房に入れられ、その間にトミーはハドレーに撃たれて死んだ。

アンディは希望を失ったのか・・・


失意のアンディはレッドに「もし仮釈放になったらある場所へ行って欲しい、そして・・・」とあることを頼む。



ある日の朝、アンディの房は無人だった。

マリリン・モンローからラクエル・ウェルチへ代替わりしていたポスターを剥がすと、

その壁には深い穴が開いていた。

アンディはあのハンマーで19年間かかって穴を堀り、嵐の晩に脱獄に成功したのだ。


アンディは所長たちの不正の事実を明るみにさらし、ハドレーは逮捕され、観念した所長は自殺した。





やがてレッドは仮釈放になるが、外の生活に順応できない。

レッドはアンディとの約束を思い出しその約束の地へ・・

そこには・・・・



こんな感じですな

ここから先はネタばれ注意

観てから読んでね



まさにいい映画。

観た後の後味のよさは格別・・

炎天下の作業のあとのビールのようにw


と言いたいが、真犯人がわかっているのに・・

そのままかよ

所長の金をちょろまかすくらいなら、復讐までいってほしかった



20年という年月が、恨みを昇華させるのか?

それが大人になった、成長したということなのか?


とちょっとわだかまりがくすぶる。


それ以外はじつによく作られた映画です

ぜひご覧ください






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花咲舞が黙ってない・・事のほか面白いぞ!!

2014-05-28 05:14:36 | どうでもいい話

先日見た「花咲舞が黙ってない」が面白かったです



『花咲舞が黙ってない』 ってご存知?
毎週水曜22時~日本テレビ系でやってるドラマです

【出演】杏、上川隆也 ほか

【原作】池井戸潤「不祥事」「銀行総務特命」(講談社刊)

現在、朝ドラ『ごちそうさん』のヒロインを好演している女優・杏が、主演を務めてます。

東京第一銀行に入行して5年目の優秀な窓口係・花咲舞(杏)が、

銀行がひた隠しにする不祥事を正すため、銀行と悪事を働く支店の人間や取引先と対決していく

痛快ストーリー。


上司であろうと支店長であろうと悪事を見ぬふりなどできない性格の主人公・舞と

コンビを組む事なかれ主義の落ちこぼれベテラン行員・相馬健。


相馬を上川隆也が演じ、事件や不祥事を解決していく物語。


原作は『不祥事』と『銀行総務特命』の2冊

あの半沢直樹の池井戸潤さんの作品です。

池井戸作品といえば、ルーズベルト・ゲームも平行してやってますね

ルーズベルトの方は観てて疲れますねw面白いけどw

こっちの花咲舞は、ありがちな身近な話で感情移入もしやすく、おもしろいです

事なかれ主義の落ちこぼれ行員の上川さんが、上手いんだよなあ。良い味出てます

なんか、落ちこぼれの自分を見てるみたいで

こうなりたいよねえって思ってしまうw


初めて観たときは

窓口の女子行員が誤って現金を多く過払いしてしまうという事件でした。

いろいろあって、過払いした相手を特定するのですが、

相手は「金額は合っていた」と言い張ります

どっちがうそをついているのか?というような話

そのときでてきた言葉が面白い

支店長がいいます「現金その場限り!」

現金は、多い少ないがあっても後からでは証拠が無い。水掛け論になるだけ

だからその場その場でしっかり確認しろってこと


このドラマで作った言葉かとおもったら

銀行員の人に聞いたら、銀行では一般的な言葉なんですって

その銀行でも食堂に貼ってあるわって言ってました

おもしろいですね

そんなことはどうでもいいんです

今回見たのは、かつての上司がセクハラをしたという話

セクハラをした自分だけ出世して

自分は嫌がらせをされ続け、鳴き寝入り。

面白くないので週刊誌にタレこんだ。という話

役員を前に、女子行員とセクハラ上司が対決しますが

しかしセクハラは証拠が無い。どっちの言い分を信じるのか?

結局長いものに巻かれろと役員が事なかれに納めようとしたとき・・・


この話を見て思い出したわ

うちの会社でも、新入社員の女子にストーカーまがいで付きまとってたやつが

出世して本社のCSR担当になったもんなw

開いた口がふさがらんかったわ

わしも週刊誌にちくってやろうかなw


そんなことはどうでもいいんです


銀行の掟で部下の手柄は上司の手柄、上司の失敗は部下の責任。

上司が部下に責任を押し付けようとした瞬間

花咲舞は言うのです



「おことばを返すようですが!!」



これが決め台詞!

流行るかな?

1話完結ですので

みなさん一回ご覧ください



新装版 不祥事 (講談社文庫)
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