なつかシネマ ショーシャンクの空に
20年近くの刑務所生活の中でもおのれを見失わず、意思を貫いた男。
ホラー小説の大家、スティーブン・キングの非ホラー小説の傑作といわれた中編『刑務所のリタ・ヘイワース』
主演は「星に想いを」のティム・ロビンスと「アウトブレイク」のモーガン・フリーマン。
1995年の作品。
どの映画評を見ても最高ランクに評価される逸品。
まずはストーリーから
1947年、ショーシャンク刑務所。
銀行の若き副頭取、アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、
無実を主張するも妻と間男を殺した罪で刑に服した。
刑務所内では打ち解けず誰とも話さなかった彼が1ヶ月後、“調達係 ”のレッド(モーガン・フリーマン)に、
鉱物採集の趣味を復活させたいと言い、ロックハンマーを注文する。
一方あらくれのボグズ一派に目を付けられ、性的行為を強要され常に抵抗したアンディは、
2年間生傷が耐えなかった。
2年後、アンディは屋根の修理作業に駆り出された時、監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が
死んだ兄の遺産相続問題で愚痴をこぼしているのを聞き、銀行家として節税を助言する。
彼は作業中の仲間たちへのビールを報酬に、必要な書類作成を申し出た。
取り引きは成立して囚人たちはビールにありつき、ハドレーも彼らもアンディに一目置くようになる。
アンディがレッドに女優リタ・ヘイワースの大判ポスターを注文した頃、
ボグズはハドレーに半殺しにされ病院送りにされた。
ノートン所長(ボブ・ガントン)はアンディを図書係に回すが、
これは看守たちの資産運用や税金対策の書類作成をやらせるためだった。
これがあたり、アンディは所長の信頼を勝ち取っていく
アンディは州議会に図書予算請求の手紙を毎週一通ずつ書き始め、
6年目に、ついに200ドルの予算を約束する返事と中古図書が送られてきた。
アンディはその中にあった『フィガロの結婚』のレコードを所内に流し、囚人たちは心なごんだ。
数年たち図書室の設備は見違えるように充実していた。
所長は、囚人たちの野外奉仕計画を利用して、地元の土建業者たちからワイロを手に入れ、
アンディにその金を“洗濯”させていた。
1965年、ケチなコソ泥で入所したトミー(ギル・ベロウズ)が、以前いた刑務所で同じ房にいた男が
「アンディの妻と浮気相手を殺した真犯人は俺だ」と話したと言う。
アンディは20年目にやって来た無罪証明の機会に一縷の希望を持つ
しかし所長は、再審請求を求める彼を相手にしない。
仲間のレッドも、「刑務所で希望を持つことは危険だ」と諭す
所長はアンディが釈放されると、今まで彼にやらせてきた不正の事実が明らかになるのを恐れていた。
アンディは懲罰房に入れられ、その間にトミーはハドレーに撃たれて死んだ。
アンディは希望を失ったのか・・・
失意のアンディはレッドに「もし仮釈放になったらある場所へ行って欲しい、そして・・・」とあることを頼む。
ある日の朝、アンディの房は無人だった。
マリリン・モンローからラクエル・ウェルチへ代替わりしていたポスターを剥がすと、
その壁には深い穴が開いていた。
アンディはあのハンマーで19年間かかって穴を堀り、嵐の晩に脱獄に成功したのだ。
アンディは所長たちの不正の事実を明るみにさらし、ハドレーは逮捕され、観念した所長は自殺した。
やがてレッドは仮釈放になるが、外の生活に順応できない。
レッドはアンディとの約束を思い出しその約束の地へ・・
そこには・・・・
こんな感じですな
ここから先はネタばれ注意
観てから読んでね
まさにいい映画。
観た後の後味のよさは格別・・
炎天下の作業のあとのビールのようにw
と言いたいが、真犯人がわかっているのに・・
そのままかよ
所長の金をちょろまかすくらいなら、復讐までいってほしかった
20年という年月が、恨みを昇華させるのか?
それが大人になった、成長したということなのか?
とちょっとわだかまりがくすぶる。
それ以外はじつによく作られた映画です
ぜひご覧ください
20年近くの刑務所生活の中でもおのれを見失わず、意思を貫いた男。
ホラー小説の大家、スティーブン・キングの非ホラー小説の傑作といわれた中編『刑務所のリタ・ヘイワース』
主演は「星に想いを」のティム・ロビンスと「アウトブレイク」のモーガン・フリーマン。
1995年の作品。
どの映画評を見ても最高ランクに評価される逸品。
まずはストーリーから
1947年、ショーシャンク刑務所。
銀行の若き副頭取、アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、
無実を主張するも妻と間男を殺した罪で刑に服した。
刑務所内では打ち解けず誰とも話さなかった彼が1ヶ月後、“調達係 ”のレッド(モーガン・フリーマン)に、
鉱物採集の趣味を復活させたいと言い、ロックハンマーを注文する。
一方あらくれのボグズ一派に目を付けられ、性的行為を強要され常に抵抗したアンディは、
2年間生傷が耐えなかった。
2年後、アンディは屋根の修理作業に駆り出された時、監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が
死んだ兄の遺産相続問題で愚痴をこぼしているのを聞き、銀行家として節税を助言する。
彼は作業中の仲間たちへのビールを報酬に、必要な書類作成を申し出た。
取り引きは成立して囚人たちはビールにありつき、ハドレーも彼らもアンディに一目置くようになる。
アンディがレッドに女優リタ・ヘイワースの大判ポスターを注文した頃、
ボグズはハドレーに半殺しにされ病院送りにされた。
ノートン所長(ボブ・ガントン)はアンディを図書係に回すが、
これは看守たちの資産運用や税金対策の書類作成をやらせるためだった。
これがあたり、アンディは所長の信頼を勝ち取っていく
アンディは州議会に図書予算請求の手紙を毎週一通ずつ書き始め、
6年目に、ついに200ドルの予算を約束する返事と中古図書が送られてきた。
アンディはその中にあった『フィガロの結婚』のレコードを所内に流し、囚人たちは心なごんだ。
数年たち図書室の設備は見違えるように充実していた。
所長は、囚人たちの野外奉仕計画を利用して、地元の土建業者たちからワイロを手に入れ、
アンディにその金を“洗濯”させていた。
1965年、ケチなコソ泥で入所したトミー(ギル・ベロウズ)が、以前いた刑務所で同じ房にいた男が
「アンディの妻と浮気相手を殺した真犯人は俺だ」と話したと言う。
アンディは20年目にやって来た無罪証明の機会に一縷の希望を持つ
しかし所長は、再審請求を求める彼を相手にしない。
仲間のレッドも、「刑務所で希望を持つことは危険だ」と諭す
所長はアンディが釈放されると、今まで彼にやらせてきた不正の事実が明らかになるのを恐れていた。
アンディは懲罰房に入れられ、その間にトミーはハドレーに撃たれて死んだ。
アンディは希望を失ったのか・・・
失意のアンディはレッドに「もし仮釈放になったらある場所へ行って欲しい、そして・・・」とあることを頼む。
ある日の朝、アンディの房は無人だった。
マリリン・モンローからラクエル・ウェルチへ代替わりしていたポスターを剥がすと、
その壁には深い穴が開いていた。
アンディはあのハンマーで19年間かかって穴を堀り、嵐の晩に脱獄に成功したのだ。
アンディは所長たちの不正の事実を明るみにさらし、ハドレーは逮捕され、観念した所長は自殺した。
やがてレッドは仮釈放になるが、外の生活に順応できない。
レッドはアンディとの約束を思い出しその約束の地へ・・
そこには・・・・
こんな感じですな
ここから先はネタばれ注意
観てから読んでね
まさにいい映画。
観た後の後味のよさは格別・・
炎天下の作業のあとのビールのようにw
と言いたいが、真犯人がわかっているのに・・
そのままかよ
所長の金をちょろまかすくらいなら、復讐までいってほしかった
20年という年月が、恨みを昇華させるのか?
それが大人になった、成長したということなのか?
とちょっとわだかまりがくすぶる。
それ以外はじつによく作られた映画です
ぜひご覧ください
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