「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



白黒出力のプログラムをちょこっと手直しして、
カラーコンポーネントの映像を表示するプログラムに
してみました。

マイコンはTINY2313をチョイス。
オペアンプに組み合わせる抵抗値など回路は↓
http://picavr.uunyan.com/avr_m_color.html
ここの「まとめ資料、その2」(PDFファイル)に
載せてあるものをそのまま使っています。

これを、2回路入りのNJM2114を2個使って、
そのうち3回路でYCbCrのコンポーネントビデオ信号
に変換します。

ブレッドボードに組みました。こんな感じ。↓


もうグチャグチャです。しかも配線が足らなくなっちゃって、
仕方ないのでスズメッキ線をセロテープで絶縁したものを
作って代用。


ビデオ信号にあまり向かない(遅い)NJM2114を
使ったのは、ブレッドボードの面積が限られていたので
2回路入りを使いたかったのと、以前からこのオペアンプ
でコンポーネントビデオ出力がギリギリできそうだと
いう算段を立てていたので試してみたかったため。

で、表示してみた結果がこれ↓

クリックするともう少し大きい画が表示されます。

3つのRCA端子でコンポーネント出力とし、それを
千石で買ってきたコンポーネント-D端子変換ケーブル
でテレビに繋ぎ、デジカメで撮りました。
(ビデオキャプチャボードがコンポーネント入力に
 対応してないので…)

いきなりこの画面が出てきました。思いのほか大成功!

さすがにちょっとにじんだりしているところが
NJM2114ということなのでしょうが、
高速オペアンプに換えればその点は改善されるでしょう。
というか、にじみ具合がなんとなくノスタルジックな
雰囲気すら感じさせます (TーT)

とにかく、計算した抵抗値には間違えが無かったようで、
きちんとRGBの8色(黒も含めて)が出たので、
良しとします。

一応表示内容の説明を。
横方向には7色を並べました。
そして縦方向は4つに割って、解像度の異なる映像を
表示してみました。一番上がベタイメージ。下に
行くにつれ細かいピッチの映像になっています。

一番下側は、横1ドットが3クロック(@20MHz)です。
ドットクロックが0.15usです。この細かさになると、
オペアンプのオーバーシュートがそのまま映像に出てしまう
ようで、各色の左端のドットが潰れてしまっています。

何か応用アプリを作るとしたら、オペアンプはもう少し
速い物をチョイスしたほうが良さそうです。

プログラムなどは、資料を整理したらサイトにアップして
おきます。



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コンポジットビデオ出力(D1端子出力)の対象マイコン
として、ひとまずミニマムパッケージにしようと思って
いるので、AVRはTINY2313、PICは
16F84Aと、どこのご家庭にも死蔵されているマイコン
を使おう思いました。
で、そういえばPICKIT2(もどき)で16F84A
に読み書きできるか確認しておくことにしました。

先日、Microchip社のPICKIT2ライターソフト
を使って12F629に書き込んだときには何の問題も
無く書き込めましたが、さて、MPLABからも書ける
のでしょうか?

実際にMPLABから書き込みメニューを開いてみると…

PICKIT2が有効になってません!
なんでだろう?

デバイス選択画面を開いてみました。デバイスには
16F84Aが選択されてます。
PICKIT2のところには赤い丸(選択不可)に
なっています。

試しにこれを他のデバイスにしてみるとPICKIT2が
選択できるように(緑の丸に)なります。

ネットで色々調べてみると、どうやら16F84Aは
MPLABからは書き込めず、PICKIT2ライター
を使わないといけないようです。

というわけで、PICKIT2ライターを起動して
書き込み、ベリファイ、初期化などやってみたところ
ちゃんと読み書きできました。
丁度手元に16F628もあったので試してみました。
こっちもOK。16F628ならMPLABからも
OKなようです。(ちゃんと緑の丸が出ました)

それにしても、なんでMPLABからは書き込みが
出来ないようになってるんだろう?

そうそう。PICKIT2にはconfigワード
の個別修正が出来ないので、昔からネットで公開
されているHEXファイル等は使えないことが
ありそうですね。
秋月ライターは当面手放せそうにありません。



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