「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



マイコンで、NTSCのコンポジット信号のカラー化に
ついても検討中という話を一昨日書きましたが、あれ以来、
どうやって90°より小さい単位の位相ズレのデータを
出力すれば良いのか悩んでいました。14.32MHz
よりも細かく分割したクロックを使うのかなぁ…とか。

で、色々考えつつ、初心に戻って、ビデオ出力をやりたい
と思ったきっかけのサイト↓
http://www.geocities.jp/kwhr0/hard/pc8001.html

(FPGAでPC-8001を作る計画)
を眺めていたのですが、YUVのVとUの信号を
V、U、-V、-Uの順で出力すればいいと書かれて
いるのを見て、しばし考えながら、ふと思いついたのが
標本化定理(サンプリング定理)のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%9C%AC%E5%8C%96%E5%AE%9A%E7%90%86

標本化を行う時には元の信号の持っている最小周波数
の半分以下のサンプリングレートで標本化し、それを
再生する際にはサンプリング周波数以上の高周波を
LPF(ローパスフィルタ)でカットすることによって
もとの情報を再現できるというアレです。

私、この定理って、周波数情報の再現が出来るという
所までで理解が留まっていたのですが、メモ用紙に
単位円とサイン波のグラフ書きながらぼんやり考えていたら、
位相のズレまできちんと再現できることにふと気付きました。
(当たり前といえば当たり前だったのですが…)

そうかぁ。であれば、UとVが求まれば、YCのC信号は
簡単に再生できるんだなぁ…。( ̄ー ̄)ニヤリ

色が再現できちゃえば、あとはY信号(輝度)及びUVの
大きさ(色度)をDA変換で好きなように生成できれば
好きなだけ色が表現できるようになると…。

ははぁ、野望に向かって1歩前進!! よかった。よかった。

あとは、実際の回路とプログラムですが、若干
細かいところで調べないといけないことが残っては
いるものの、作りながら動かしながらやっていけば
何とか解決できる範囲でしょう。

いずれにしても、まずはマイコン1個(+外付けの
ロジックIC数個)で4色自由自在出力に挑戦だな!

うーん、楽しみ( ̄ー ̄)

(いざ作り始めたらあれこれ悩むんでしょうけど…
 まぁ、遠足は行く前が一番楽しいといいますから…)




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