ずーーーーと気になっていた、大人の科学マガジンの
シンセサイザークロニクル。
この間三省堂に寄ったときに山積みになっていて、
しかも現物のデモ機が置いてあったので、さんざん
弄ってきました。
面白かったなぁ。
昔、PC-8801mkⅡSRの内蔵FM音源で
散々音色を造りまくっていた頃を思い出しました。
さすがに雑誌の付録なので、あのFM音源ほどの
表現力はありませんが、
「手で摘めるツマミ」
でグリグリ弄りながら音色を作れる快感っていいなぁ。
やっぱ、手にとって触れることがなんとなく幸せなんだ
ろうなぁ。
だいぶ物欲が刺激されたんですが、一方、なんとなく
自分でこういうものを作ってみる方が楽しそう…
FM音源の仕組みって、三角関数の引数に
ノコギリ波だけでなく「ノコギリ波+SIN波」
を入れてあげるのが基本。
(ノコギリ波だけ入れればただのSIN波になります)
その際に、ノコギリ波に足すSIN波の振幅や
SIN波の周波数を元のノコギリ波とどの程度の
周波数比にするかで音色が設定できます。
その他、attack、decay、sustainなどを設定
すれば、色んな音が作れます。
さすがに、AVRくらいの非力なマイコンでは
リアルタイムで20kHzの音声信号出来るほどの
三角関数計算するには処理パワーが少なすぎ。
でも発想を変えて、リアルタイムで三角関数計算を
やらせずに、計算結果をROM上のテーブルにしたり
しておけば、簡単なFM音源としてAVRを使う
ことくらいわけ無いのでは?
いや、むしろその程度ならarduinoでも作れそう…
そのうち考えてみよう…
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