「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



以前見つけて気になっていたアレ。

銀河☆(Galaxy star) ホームページ で公開されている
http://homepage2.nifty.com/galaxystar/index.htm

YIMGというフリーソフト。
http://homepage2.nifty.com/galaxystar/YIMG_knowhow.htm


お星様を撮った時などに使うコンポジット現像などが
できるもの。

気になってはいつつも使ったこと無かったんだけど、
思い切って試してみた。


素材はコレ。この間撮ったお月様の写真から
ウサギの頭付近を切り出したところ。

シャッター速度を考慮してISO400で撮ったせいか、
ちょっとノイジー。(ザラザラとか変な偽色とか)

で、この写真と一緒に撮った3枚とコンポジット
してみると…



うん。ノイズが奇麗に消えた感じ。

一方、コントラストがちょっと失われた感じがある
かなぁ…?まだ操作方法とか性格とか良く解ってない
からもう少し使いこなせればもうちょっといい画質が
得られるのかもしれない…


それにしても、1枚1枚の写真のズレについては(回転
しちゃってない場合なら)自動でピッタリ合わせて
からコンポジットしてくれるし、そうじゃなくても
数点クリックするだけで合わせてくれたりするみたい。

そのほかも、撮影時にダークフレームを作っておけば
PC上で一括してダークノイズを消すことも出来たり、
光害などのバックグラウンド補正が出来たりと
盛りだくさん。超スバラシイ。


もっともっと使いまくって、使いこなしたいツールだな。



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さて昨日の続き。まず実験に使った回路図を。



2.5mmのステレオ端子とアナログスイッチ4066を
使います。4066とカメラが電気的にちゃんと繋がるか
を確認するためのものなので、この回路自体の実用性
はゼロですが…

マイコンからの信号入力の変わりに、手動スイッチで
HIGHとLOWの切替ができる様にしてあります。回路図中
の赤く囲ってあるところがそれ。スイッチ通電状態で
LOW入力、スイッチオフにするとHIGH入力になります。

4066の内部は、トライアックが4つ入っているような
感じなので、それらからbulb信号用(全押し)、AF信号用
(半押し)に2回路割り当てます。残りは誤動作しない
ようにgndに落としておきます。


ケーブルレリーズの各端子の使い方ですが、例えば
シャッターボタンを半押しした状態ではAF信号とコモン
が短絡状態になり、全押しするとさらにbulb信号と
コモンも短絡状態になります。

それと同じことをこの回路上で実現すればいいわけ。
アナログスイッチなので、各系統のI/O端子、O/I端子は
極性を考える必要はありません。(どっちをコモンに
繋いでもOK)

この回路の動作上、最も問題になるのはアナログスイッチ
の内部抵抗のこと。on状態の時の抵抗は数十Ω程度。
off状態の時は数百kΩ程度のようです。
もちろん、理想状態はそれぞれ0Ωと∞Ωです。

この4066内部の抵抗値が悪影響を及ぼさないかどうか
ってところがポイント。無電圧入力じゃないといけない
のに抵抗値が有るってことは多少の電圧が生じるって
ことだし、off時も完全に絶縁できてないってことがミソ。


で、実際に実験をしてみたところ…バッチリ動きました。
この程度の抵抗値は悪影響を及ぼさないようです。

ちなみに、シャッターボタンの機械的な特性を加味
すれば、当然ながらbulb信号がonの時にAF信号がoff
になることはありえないんですが、外部からマイコン
制御で信号を取り込もうとすると、bulb信号だけon
にすることは可能です。そんな時にカメラ側はどんな
動作をするのか…

やってみました。



ノーマル動作って書いてあるほうが通常の流れ。各端子
に入力される信号はこの表の1~5の順になります。
で、bulb信号だけ入力してみた場合…この表の右側
の方(1→3→5)…はというと、やっぱり上手く
シャッターが切れました。

ただ、この流れは動作保証されていないので、
基本使わないほうが良さそうです。


とりあえず、この実験で知りたいことは一通りわかった
ので、あとはこの赤い部分を適当なマイコンにつなぎ
かえつつ、マイコン側でどんな機能を持たせるか
決めて、作りこめばOK。

超長焦点のことを考えて、操作機器側とカメラ接続側は
できれば無線(電波か赤外線)で分けてしまいたい
ところ。それと、ちょっとの風や振動でもブレが生じない
ように、風の影響や操作時の振動の影響などを加味
しないと…。

そして、ミラーアップ方法が機種によって違うことを
踏まえてタイマーレリーズ時の時間差をどう吸収するとか、
インターバル撮影時の信号様式とか、HDR撮影用の
信号とか…結構いろいろ考えないといけません。

うん。ちょっと楽しみ。残りはソフトウェア関係
の話で殆ど尽きるから…




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