「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



懸案のNJM2360でどれだけ電力を取り出せるかって
いう実験。目標は小型のステッピングモーターを
回せるだけの電力が取り出せるかってこと。

とりあえず十数個のインダクタを材料にして基本的な
実験が終了。
だいたい想像通りというか、アプリケーションノート
通りというか、そんな結果が得られました。
アプリケーションノートの計算式どおりといっても
いい感じの結果。

ちなみに、SPG20-332をドライブするための電力は、
定格が2W程度なので、22uHの1.3AクラスでもOK
っぽい。「っぽい」っていうのは、まだ実際にモータ
に繋げての実験をしてないから。あとでこれも
やらないと。PWMで俊敏に電流を引き出したり逆起電流
が起きたときにどんな風に影響するのかとか。


そうそう。モーター用の電源としては多分十分に
使えるんだろうと思うんだけど、リップルや
スパイクがどんな風に出てるんだろう?って
思って、今回はあえて負荷抵抗側にパスコンを
繋いでません。
オシロで見るとツララと階段だらけ。これは
さすがに何らかの対策とらないとモーター以外
では使い物にならなさそう。

面白いのは、同じ電力を取り出すにしても、
インダクタの大きさによって発振周波数とかが
マチマチってこと。インダクタと負荷に併せて
ノイズ対策しないとイカンってことだな。

このあたりは後でEXCELにまとめておきたいところ。



話し変わって。

電子工作野郎向きのUSBゲームパッド自作用キット。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101023/etc_tradeone.html
面白そう。HIDデバイスとして色々カスタマイズできる
っぽい。

引き伸ばし用レンズとデジカメで高精度フィルム
スキャナーの自作。
http://members.ytv.home.ne.jp/minoxfan/DoItYour/D-DigiScan.html
なるほどねぇ。そういう仕組みなのか…

マクロ撮影用としてはよくリバースアダプタと広角レンズ
を使った撮影ってのがあるけど、あれと考え方は似てる
かな。むしろマクロフィルターか。

普通の交換レンズじゃなくて、引き伸ばしレンズを敢えて
選ぶのは、各種収差を避けるって意味なんだろうな。
絞り環さえ操作できるなら、手持ちの短焦点レンズ
(収差が少ないやつ)を使っちゃう手が賢そうだ。

リバーサルで撮ってスキャニングしてない写真が大量に
あるから、コレを使って一気にやってしまいたいな。
ホントはフィルム専用スキャナも、フラットベッド
スキャナも持っているんだけど、転送速度の話とか、
ピントの甘さとか、色々あってほとんど稼動せず仕舞い。
今だったら、K-7にレンズ向かい合わせでもいいよな。
まずはちょっと試してみたい。


それからこれ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101026-00000006-mai-soci
現代版の山椒魚。

それからこれ。プレイバック映像。
http://www.youtube.com/watch?v=vMYibbzJlVs
恐ろしい。たった3分で…っすか。

それからこれ。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=150167
PC88版のスナッチャー映像うーん、懐かしいこの雰囲気。
それにしても、当時としては革新的なシナリオ。
そして細部に渡る作りこみ。なんと言っても音楽。
プレステ版どころじゃないよな…。

そういえば、プレステ版のスナッチャー。まだあれから
進んでないな。やらなきゃ。



コメント ( 0 )




この間から延々と先延ばしにしてきたあの実験。
NJM2360+外部トランジスタでどれだけの電力が
取り出せるのかっていうお話。

ブレッドボードではまともに電力が取り出せなかった
ので、専用回路を組んでみよう…と。

で、ようやくやってみた。



このとおり、エネループ4本から電力を取り出して、
NJM2360に外部トランジスタを通して、68Ωの
セメント抵抗を1~2個負荷として掛け、どんだけの
電圧が両端に掛かるのかを計測。

写真上部にある黒いパーツはインダクタで、ネジ留め
であれこれ交換できるようにしてあります。ブレッド
ボードと違って、電流をたくさん流せる仕掛け。

なお、電池→電流制限抵抗→インダクタ→SBD
→外部TR→電池 というループが最短距離になる
ように考えたレイアウトです。電池から出て電池に
戻るまでに6cm程度? 多分ここは肝。


まだ実験途中なので実験結果は後でまとめるとして、
とりあえず手元にある電力用インダクタなら、目標の
3W級程度の出力はいとも簡単に取り出せることが判明。

秋月で買ってきた4個100円の22uH 1.3A程度のものでも
3Wは平気で取り出せてしまう…
写真に写っている33uHのちょっと大きめインダクタなら
7W級の出力が取り出せます。(もっとでかい電力を
取り出すこともできるはずなんですが、テストに使った
回路では可変抵抗の調整範囲を超えてしまうので)

なぁんだ。やっぱりブレッドボードで実験してたのが
いけなかったんだな。NJM2360、結構いけるジャン!

というわけで、あとで結果をまとめます。

(効率を計算するためには電池から取り出している電流
 と電圧も必要なんですが、そのへんの回路は端折った
 ので効率の実験では今回は見送り)



コメント ( 0 )