「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



懸案だった半田付けを少しだけ進める。

まずは秋月のArduino互換基板を使って、配線をチョイと
弄りなおした3.3V版Arduino互換機。3,3Vレギュレータも搭載。



コイツがあれば、3.3VデバイスをArduinoのスケッチを
サクッと書くだけで弄れるっていう寸法。

基本的な配線は、
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/1277.html
このとき作ったやつと一緒。3.3V、5V周りの配線について
は後述。

3.3V電源は、左上の赤い基板=FTDI Basic breakout
からも引っ張ってこれる配線なんだけど、取り出せる
電流がちょっとアレ。
5V版ならUSBの1ポート分(500mA)殆どを使うことが
出来るんだけど、この基板の場合はFTDIの変換チップ
232RL内部のレギュレータから取り出した3.3Vを使って
いるので、どんだけ取り出せるのか良くわかんない。

FTDIのデータシートとか探ってみたんだけど、結局
何mA取り出せるのかは良くわかんなかった。まぁ、
あまりこのチップに負荷かけるのはよくないだろうから、
外部電源(5VDC)からレギュレータで3.3Vの1Aを
取り出せるようにしてみた。

シールド用の拡張端子:5Vと3.3Vのところは背面を
半田でショートさせてあるので、既存のシールドとか
繋ぐときには要注意。まぁ繋がないだろうけど。
とりあえずシールドとかにも1Aの電流を供給できる
ようにはなってるつもり。シルクに5Vって書いたまま
だと間違えの元になるので、黒マジックでつぶして
おいた。

あと、電源の内部/外部切り替えはジャンパじゃなくて
スライドスイッチにしてみた。(このスイッチ、容量
小さいからあんまり好ましくないんだけどな…)


半田付け一通り終わって、目視確認して、AVRを
載せる前にDC5V繋いで、ICの端子に正しい電圧が
掛かってるか確認。

…なんかVccが変?なんだか良くわかんない状態に
なって、しばらく嵌まり込む。

半田はまぁそこそこ載ってて芋半田もないし、ショート
も半田付け忘れもないし…と指差し確認をしばらく
していて、ようやく気付いた。

ICの向きを勘違いしてた。

写真でいうと右上が1番ピンなのに、左下が1番ピンだと
勘違いしたらしい。半田付けは合ってたんだけど、
テスターの当てた場所が間違ってた。Vccじゃなくて
Arefだった。だから微妙な表示だったんだな…

ようやくICを挿す。8MhzのArduino-Pro用ブートローダを
書き込んで、LEDチカチカのスケッチをアップする。

…出た。バッチリ。

他のピンはわかんないけど、とりあえず3.3V版のデバイス
をサクサク繋いで遊べる基板が出来た。しかもソフトは
Arduino環境をそのまま使えるっていうのがラクチン。
…やっぱ、5Vを基板のどこかから取り出せる端子を生やす
ともうちょっと便利なんだろうけどな。


ちなみに、今回配線類に使ったのは、千石で買っておいた

これ。

内芯0.65mmの単線スズめっき銅線。めちゃくちゃ使いやすい!

あぁ、こんな使いやすいのが有るなら、もっと早く
使えばよかった…。導線といえば細い銅線を撚った
やつばかりと思ってたけど、これならワイヤストリッパ
要らないし、基板に這わせるのもラクチン。イイ!
あと、コイツはブレッドボード用のジャンパー線にも
使えるらしいので、結構使い勝手良し。

まぁ、細い銅線の撚り線じゃないから、大電流は
流せないんだろうけど(銅線の表面積が小さい)、
所詮Arduino。マイコン基板程度ならこれでいいんじゃね?
とか思って、一人で納得。


次。この間aitendoで買ってきた雷電感知警報機

部品一覧はショップサイトに書いてあるし、基板のシルク
に部品番号も書いてあるので、基本はそれにしたがって
半田付けしただけ。ただ、極性の説明とか当然書いてないし、
付属してた抵抗のカラーバンドがなんかイマイチ微妙な
発色。テスター当てて調べなおした。

あと、部品一覧をちゃんと見てなかったせいで、
抵抗1(R1)の20kΩが無い無い!って探しまくって、
見つからなかったのでやむなく手持ちの10kΩ2個で
20kΩを作ったら、実はちゃんと付属されてる「可変抵抗」
だったと後でわかって、折角作った20kオームはお蔵入り。

ちなみにコイツを作る上で課題は2個。電源配線を
どうするかと、アンテナ配線をどうするか。

電源配線は色々考えた挙句、付属のターミナルボックス
をそのまま使うことに。いずれにしても昇圧回路など
チョッパ回路みたいなノイズだらけの電源は使えない
ので、電池駆動が必須。単4を2本か、CR2032みたいの
つかうか、ケースの大きさと合わせてあとで考える。

アンテナ線は、付属しているのは1ピン分だけカット
されたピンヘッダなんだけど、このピンヘッダにうまく
嵌まるアンテナ(といっても導線)は思い当たらない。
じゃぁってんで、考えたのは、この間秋月で売ってた
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-05779/
このピンソケット。コイツを1個だけ切り出して使って
みる。

1個だけカットしてみたんだけど、思ったより綺麗に
切れないなぁ。オイラの腕か…まぁ、アンテナ線は
ナントカ挿さるでしょう。



とりあえず基板の半田付けだけ。アンテナや電池は
半田付け要らないので、ケース加工や半田付けと
合わせてあとでじっくり考えよう。

そもそもこれ、どのくらいの消費電力なんだろう?
あまり食わないんなら、CR2032で充分だと思うんだ
けど、そこそこ食うならせめて単4だよな…

ちなみに、アンテナはさっきの千石で買った導線
で充分かと。30cmくらい切り出せばいいかな。


あとは、この間AquesTalkの外部クロック版(綺麗な
音声版
)がセラロックで動かなかったので、ちゃんと
クリスタルに換えてみた。

換えただけでまだ動かしてないので、詳細不明。
まぁ、他の基板ではクリスタルの16MHZならちゃんと
動いてたので、大丈夫でしょう。


作業するテーブルの高さがイマイチだからなのか、
半田付けをすると、ちょっとの時間でも背中がバリバリ
に凝って痛くなっちゃう。で、今日はこれまで。

残りの半田付けはまた今度だな…。



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