「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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3.3V版Arduino互換機
Arduino
/
2012年12月09日
懸案だった半田付けを少しだけ進める。
まずは秋月のArduino互換基板を使って、配線をチョイと
弄りなおした3.3V版Arduino互換機。3,3Vレギュレータも搭載。
コイツがあれば、3.3VデバイスをArduinoのスケッチを
サクッと書くだけで弄れるっていう寸法。
基本的な配線は、
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/1277.html
このとき作ったやつと一緒。3.3V、5V周りの配線について
は後述。
3.3V電源は、左上の赤い基板=FTDI Basic breakout
からも引っ張ってこれる配線なんだけど、取り出せる
電流がちょっとアレ。
5V版ならUSBの1ポート分(500mA)殆どを使うことが
出来るんだけど、この基板の場合はFTDIの変換チップ
232RL内部のレギュレータから取り出した3.3Vを使って
いるので、どんだけ取り出せるのか良くわかんない。
FTDIのデータシートとか探ってみたんだけど、結局
何mA取り出せるのかは良くわかんなかった。まぁ、
あまりこのチップに負荷かけるのはよくないだろうから、
外部電源(5VDC)からレギュレータで3.3Vの1Aを
取り出せるようにしてみた。
シールド用の拡張端子:5Vと3.3Vのところは背面を
半田でショートさせてあるので、既存のシールドとか
繋ぐときには要注意。まぁ繋がないだろうけど。
とりあえずシールドとかにも1Aの電流を供給できる
ようにはなってるつもり。シルクに5Vって書いたまま
だと間違えの元になるので、黒マジックでつぶして
おいた。
あと、電源の内部/外部切り替えはジャンパじゃなくて
スライドスイッチにしてみた。(このスイッチ、容量
小さいからあんまり好ましくないんだけどな…)
半田付け一通り終わって、目視確認して、AVRを
載せる前にDC5V繋いで、ICの端子に正しい電圧が
掛かってるか確認。
…なんかVccが変?なんだか良くわかんない状態に
なって、しばらく嵌まり込む。
半田はまぁそこそこ載ってて芋半田もないし、ショート
も半田付け忘れもないし…と指差し確認をしばらく
していて、ようやく気付いた。
ICの向きを勘違いしてた。
写真でいうと右上が1番ピンなのに、左下が1番ピンだと
勘違いしたらしい。半田付けは合ってたんだけど、
テスターの当てた場所が間違ってた。Vccじゃなくて
Arefだった。だから微妙な表示だったんだな…
ようやくICを挿す。8MhzのArduino-Pro用ブートローダを
書き込んで、LEDチカチカのスケッチをアップする。
…出た。バッチリ。
他のピンはわかんないけど、とりあえず3.3V版のデバイス
をサクサク繋いで遊べる基板が出来た。しかもソフトは
Arduino環境をそのまま使えるっていうのがラクチン。
…やっぱ、5Vを基板のどこかから取り出せる端子を生やす
ともうちょっと便利なんだろうけどな。
ちなみに、今回配線類に使ったのは、千石で買っておいた
これ。
内芯0.65mmの単線スズめっき銅線。めちゃくちゃ使いやすい!
あぁ、こんな使いやすいのが有るなら、もっと早く
使えばよかった…。導線といえば細い銅線を撚った
やつばかりと思ってたけど、これならワイヤストリッパ
要らないし、基板に這わせるのもラクチン。イイ!
あと、コイツはブレッドボード用のジャンパー線にも
使えるらしいので、結構使い勝手良し。
まぁ、細い銅線の撚り線じゃないから、大電流は
流せないんだろうけど(銅線の表面積が小さい)、
所詮Arduino。マイコン基板程度ならこれでいいんじゃね?
とか思って、一人で納得。
次。この間aitendoで買ってきた
雷電感知警報機
。
部品一覧はショップサイトに書いてあるし、基板のシルク
に部品番号も書いてあるので、基本はそれにしたがって
半田付けしただけ。ただ、極性の説明とか当然書いてないし、
付属してた抵抗のカラーバンドがなんかイマイチ微妙な
発色。テスター当てて調べなおした。
あと、部品一覧をちゃんと見てなかったせいで、
抵抗1(R1)の20kΩが無い無い!って探しまくって、
見つからなかったのでやむなく手持ちの10kΩ2個で
20kΩを作ったら、実はちゃんと付属されてる「可変抵抗」
だったと後でわかって、折角作った20kオームはお蔵入り。
ちなみにコイツを作る上で課題は2個。電源配線を
どうするかと、アンテナ配線をどうするか。
電源配線は色々考えた挙句、付属のターミナルボックス
をそのまま使うことに。いずれにしても昇圧回路など
チョッパ回路みたいなノイズだらけの電源は使えない
ので、電池駆動が必須。単4を2本か、CR2032みたいの
つかうか、ケースの大きさと合わせてあとで考える。
アンテナ線は、付属しているのは1ピン分だけカット
されたピンヘッダなんだけど、このピンヘッダにうまく
嵌まるアンテナ(といっても導線)は思い当たらない。
じゃぁってんで、考えたのは、この間秋月で売ってた
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-05779/
このピンソケット。コイツを1個だけ切り出して使って
みる。
1個だけカットしてみたんだけど、思ったより綺麗に
切れないなぁ。オイラの腕か…まぁ、アンテナ線は
ナントカ挿さるでしょう。
とりあえず基板の半田付けだけ。アンテナや電池は
半田付け要らないので、ケース加工や半田付けと
合わせてあとでじっくり考えよう。
そもそもこれ、どのくらいの消費電力なんだろう?
あまり食わないんなら、CR2032で充分だと思うんだ
けど、そこそこ食うならせめて単4だよな…
ちなみに、アンテナはさっきの千石で買った導線
で充分かと。30cmくらい切り出せばいいかな。
あとは、この間AquesTalkの外部クロック版(
綺麗な
音声版
)が
セラロックで動かなかった
ので、ちゃんと
クリスタルに換えてみた。
換えただけでまだ動かしてないので、詳細不明。
まぁ、他の基板ではクリスタルの16MHZならちゃんと
動いてたので、大丈夫でしょう。
作業するテーブルの高さがイマイチだからなのか、
半田付けをすると、ちょっとの時間でも背中がバリバリ
に凝って痛くなっちゃう。で、今日はこれまで。
残りの半田付けはまた今度だな…。
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