雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

殺処分 ゼロでも悲惨 現実か?

2012-12-23 09:25:46 | 風ママの研究&学会ネタ・わんこニュース
写真は、先日の寒波の時の朝の散歩のシーンです。

いつもの緑が霜で多い尽くされていました。




さて、昨日のブログで紹介した


アンジェロ・ヴァイラ著の
「犬の心へまっしぐら」の話の続きです。



●ともに成長する

●犬を生きる


というテーマを読んだ後、書かれていたのは

●苦痛と問題を生む間違い

というテーマに入った。


まず「愛は私たちが、また間違えたと気づいた時から始まる」というイタリアの脚本家の名言が書かれています。

そして、「犬との関係で避けたい間違い」について書かれていました。


その項目を一部紹介すると

外見で犬を選ぶ

ペットショップで犬を買う

値段で選ぶ

犬をプレゼントする

生活が変わることを知らずに飼う

犬と過ごす時間が短い

犬を庭で飼う

犬は家を汚すことを考えない


などがありました。


最初の方の項目は、犬選びについての話。

自分に合った犬を選ぶ。



「もしもどうしても

 純血種がほしいのなら

 初めにするべきことは

 その犬種が創案された

 動機を知るべきである」


という格言が。


日本犬種は、人が創案したものではなく

もともと土地にいた犬種を守るために血統化したものだけど

欧米の犬種の多くは、人が創案したものですもんね。


それによって気性とか性質とかも違ってくるから。




でも大切なのは犬種だけじゃなく、その犬自身。

そして、著者は雑種犬を飼うことを勧めています。



イタリアの収容施設は、雑種犬でいっぱいだということが書かれていました。


「イタリアでは、収容施設の犬を殺すことは法律で禁止されているから~」と。


その後で「国によっては、収容施設に送られた犬は、誰も引き取り手がこなければ、

  数日のうちに殺されてしまうという」という文が。



これって、日本のことを言っているような気がしました。



イタリアでできる「殺処分禁止」をなぜ日本ではできないんだろう?



ただ、よく読むとイタリアの収容所の犬たちもけして幸せではなく


「無数の犬たちが、骨と皮状態にやせ細り、やっとのことで生きていて…」とか


「想像を超えた劣悪な環境。時にはまさに地獄…」とも書かれていて

「そこの犬を選ぶということは、彼らを助け出すことにつながる」と。



殺処分禁止であっても、どんどん増え続ける犬をどんどん収容していく施設の実態は、目を覆いたくなるもののようです。



日本が殺処分ゼロを目指すためには、まだまだ整えなくちゃいけないことがありそう。

いろいろと考えさせられました。










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