The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

ニケーアの公会議

2009-07-02 04:59:11 | Weblog
 ニケーアの公会議ではさまざまのことが評決された、
 1、復活祭の日付
 2、司教の役割
 3、秘蹟の授与

 そして、イエスを神にするか、という投票が行われる、それ以前は、イエスを人間の預言者として受け止める人がいた、
 「神の子でないと」
 「そう、神の子というイエスの地位はニケーアの公会議で正式に提案され、投票で決まった」

 コンスタンティヌスはイエスが神の子であると公に宣告することによって、人間世界を超越した存在へとイエスを変身させる、そして、異教徒がイエスに刃向かえなくさせる、それは、ローマの政治支配を権威づけることであり、絶対者に変身したイエス・キリストを扱うことができるのは組織化された教会であり、キリストの信者ですら、ローマ・カトリック教会を通じてしか「救い」が得られないということであった。

 こうして、あのヴァチカンによる、ヨーロッパ中世の宗教支配の準備が完成する、そして、これは、純粋なキリスト信仰とは、別のものであった。