アベノミクスがおかしい、大企業はベースアップしたが、全体的には収入が増えず、消費マインドは冷えこんだままだ、前の民主党政権は、政治・経済・外交センスが限りなくゼロに近かった、そんな時に大災害が来る、今の問題は、2世3世議員と霞が関の役人のabilityか、下々(しもじも)の世界で悪戦苦闘する庶民の消費行動の一例を紹介してみよう。
ヨーグルトを愛用している、これで花粉症が出なくなった、ほとんどクスリだ、当初はいろいろなヨーグルトを摂っていたが、
「自分に合ったモノに 決めたほうがいいよ」
そうかもしれない、どれにしよう、明治のブルガリアヨーグルトがいいか、ところが、この価格がスーパーによってマチマチ、八月の中旬、スクランブル交差点の西武のデパ地下では、なんと110円、ただし、
「おひとり様 2点まで」
ここは、ふだんは145円だから、110円は Good Job !
これ以上はあるのか、その前に、このヨーグルトは各スーパーの人気商品で、これを目玉にしているケースが多い、大体200円前後か、だから、110円がどんなにショッキングか分かるだろう 、秋葉原の電気街方面の改札口を出ると左手に大きなビル、その下のスーパー、今年の4月、なんと1個100円、消費税を入れて108円、
「ワアー ワアー」
「お客さん 静かにしてください」
「これ ホントー」
「ウソついて どうしますか」
「4個 いいかな」
「いくつでも いいんですよ」
もっと買ってもよかったが、くさっちまう、二週間後に行くと130円台だった、若い店員に、
「このあいだは すごかったね」
「ふふふ」
「また やらないの」
「メーカーから クレームがきたんです」
そりゃあそうだろう、破格の値段だ、
「よく努力しているね」
「はい チカライッパイやらせていただいております」
うれしいじゃあないか、さすが、アキハバラだな。