The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

The Birth of Catholic Zen 5

2014-12-17 05:50:18 | 世界経済

 翌朝の産経抄に自民党の勝利の原因は、
 「韓国と中国のおかげ」
 メチャクチャなオンナ大統領と中国の反日キャンペーンがアベ自民党を支持させた、
 「ほかの党では 対処できないだろう」

 来年は抗日70年とかで、大陸の各地で反日キャンペンを展開するようだ、南京で30万人・中国全土で3500万人が殺害されたという主張、この人数は年々増加している、おそらくは、共産党政府の農業政策の失敗・大躍進の犠牲者さらに文化大革命によるものを加算したんだろう、なんでもかんでも日本のせいにして政権の安定を図る、とても近代国家とは言えない。

 それは、韓国についても言えることであり、まだ、大人の国になっていない。

 さて、浮世離れしたテーマを展開しようか、              
 Catholic Zen is a courageous and valuable experiment ,blending as it does the Western religion of Catholicism and the Eastern religion of Buddhism is the attempt to transcend the limitation of modern materialistic civilization .
 西洋のカトリックと東洋の仏教を融和させることによって、現代の物質文明の限界を乗り越えようとするカトリック禅の企ては、勇気ある・価値ある実験ではあるまいか。

       少年のような尊敬
 愛宮神父はドイツ人だったが、日本に帰化して日本人になる、ドイツ人の方が格が上だと思うが、どうしてだろう、やはり、原田祖岳(はらだ そがく)の影響だと思う、ニッポンの禅僧との出会いがキョーレツだったようだ、昭和の初期、Fugo Lassalle は求めあぐねていたものを発見したのかもしれない、こころという厄介な世界の羅針盤・東洋の老賢人、コロンブス以上の名航海士・・・
 一緒に収まっている写真があった、神父は晩年まで祖岳老師を尊敬していた、ところで、カトリックの聖人に認定されるためには奇蹟が必要なのだが、愛宮神父にはその資格があるのか、あの厄介な仏教を取りこんだのはちょっとした業績、だから、200年300年後には列聖されるかもしれない。

 キリスト教の奇蹟は、人為を越えマン・パワーでは説明できないこと、たとえば、死んだ人が生き返る、不治の病気が治る、昔はライ病・今なら末期癌か、ユーモラスのは、船の上から十字架を落としたのだが、船が港に着き海岸を見ると一匹のカニがツメに十字架を引っかけて、
 「ノコ ノコ」
 これで、聖人さまがイッチョー上がり、もっともこの制度がイタリア・フランス・スペインに多くの聖人を出しているということから、なんとなく政治性を感じざるを得ないね。


 ところで、アップルのステーブ・ジョブズは初め曹洞宗僧侶・鈴木俊隆(しゅんりゅう)のもとで修行し、鈴木亡き後、乙川弘文に師事、ジョブズは大変に熱心で、終に、出家を懇願する、これに対して、乙川は、
 「ビジネスの世界でも spiritualな仕事はできる」
 ジョブズは思いとどまり、情報機器の開発に専念し、あのiPhoneやiPod・iPadに行きつく、清らかでシンプルなデザインと機能性は、まるで少年の坐禅、そう、立派にspiritualな業績をものにしたのだ。

 この辺に注目する人が少ない、ニッポンの経済人の志の低さ・理想の欠落・致命的なビジョン不足・・・いいものができるはずがない、時間と空間を越えようとしない製品は、20世紀の遺物であり、21世紀のworld standardにはなりえない、早く気づいて欲しいものだが・・・