The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

The Birth of Catholic Zen 9

2014-12-26 05:35:59 | 世界経済
                 
 The Zen school of China which was founded by Bodhidharma ( - 528‽) differd from the Buddhism up until that time - which accorded importance to doctorine. Such as the sutras and commentaries - in that it sought to attain satori (enlightment) through the practical training method of zazen or sitting and meditating. Each individual practitioner attempt to experience the satori of the Buddha.

 「菩提達磨を開祖とする中国の禅宗は、経や論などを重視するこれまでの仏教とは異なり、坐禅という実践的方法によって悟りをものにしようとする、それは、釈尊の体験を自分の体験とする革命的な姿勢であろう、なお、『さとり』を 、ひとまず、enlightment にしておいた」

     臨済宗と曹洞宗
 人類の最高の社会のひとつが大唐帝国、漢民族の王朝、絢爛豪華、そして、この時代に花開いたのが禅宗である、
 1、臨済将軍
 2、曹洞土民
 3、イギョウ商人
 4、法眼公卿

 臨済宗は、馬上から千軍万馬を叱咤激励する将軍の風格、曹洞宗は着実に生活する土民の堅実さ、当時の中国の曹洞宗と今の日本の曹洞宗にどれほどの連続性があるか、やはり道元禅は独特、一時期、千葉の民宿で勉強したことがある、そこのオウナーが曹洞宗の信者だった。

 当時は、民宿ブームで多くの農家が増築をして都会から人々を受け入れていたが、その建物はプレハブに毛がはえたようなシロモノ、ところが彼の民宿は、広大な庭に三棟とロングハウスだけ、しかも地元の大工さんに頼む、材料は、すべて、
 「高いほうにしました」
 しかも値切らないから大工さんは思う存分腕をふるう、建物は母屋から離れているので大変に静か、私は、三日間で専門書を一冊読破した、大学なら一年分の内容。
 やがて、民宿ブームが去ったのだが、ここだけは客が離れない、司法試験に公認会計士の受験生、試験にパスした司法修習生も利用していた、
 「これからが ホントーの勉強なんです」
 曹洞土民の堅実さは、地に足が着いている。

 一時、タイヘンに熱心な時期があり、近所の禅寺を訪ね、
 「坐禅の会をやっていますか」
 やっているなら参加させてもらおう、大柄な女が出てきて、上から下までジロジロ、そして、
 「いまは やっていません」
 こんなところだけはチエがある、この一句に、タヌキ顔のおんなの人生のすべてがこめられている、それは、
 1、過去には やっていた
 2、これから やるかもしれない
 3、だが 今は やっていないのだ

 駐車場に幼稚園、ガッポガッポとカネが入る、今さらメンドーなことにはかかわりたくはない、横浜近郊の寺経営、大金持ちはムリだが、チュウ金持ちに小金(コガネ)持ち、サトリなんかはクソくらえ、もー ジゴクなんかはないもんね、どこに行くにもハイヤーで、銀座で5万円のフランス料理、
 そこのけそこのけ ビンボーにん
 そこのけそこのけ ビンボーにん
 だから、
 「今は やっていないのことよ ひひひ」
 
 これが、ニッポンの保守側の側面か、共産党が政権を取らなけりゃあ、こういうことは続くだろう。