The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

アジ・フラ投資銀行とアジア開発銀行 上

2015-04-08 04:56:47 | 世界経済
             
 アフリカでの、中国の道路工事は、中国から労働者を連れてきての突貫工事、あれよあれよという間に作ってしまう、だが、あの調子だから、たちまち、道路がうねり陥没ができる、ニッポンの常識では考えられないことだ、だが、どうして受注できるのか、それは、やはり、価格だろう。

 貧しい国にとって、多少、欠陥があっても安いにこしたことはない、西側の二分の一、それ以下か、アジ・フラでは、どうなるか。

            
 中国のぶち上げたアジ・フラ投資銀行が、ついに、
 「50カ国・地域が参加表明」 - 時事通信 4・1 ー
    
 ノルウェー・アイスランドと台湾が駆けこんだ、創設メンバーに加われば、それなりの特権があるのかもしれない、常識的には、出資比率に応じて、インフラ工事の受注のチャンスが大きくなる、ただし、中国が50%だから、そのおこぼれなんだが。

 アジ・フラの勢いがすごいのだが、世銀やアジア開発銀行は、これまで何をやってきたんだろう、これだけ人気があるということは、この二つに対する不満が鬱積していたのかもしれない、アジア開発銀行の代々の総裁は日本人で、年間の予算は、60億ドル・7200億円、だが、ちょっと気になるのはスタッフが、2833名 -2010末 - 、これ、多すぎはしないか。     

 アメリカの投資会社のファンドマネージャーは、一人で数千億円、トップになれば数兆円をあつかう、年に十数パーセントの利益をあげるという、だから、彼らは数十億・数百億の報酬を得ることができる。

 アジア開発銀行、7000億円で2千数百名、まさか、中央官庁の天下りの受け皿なんかではないと思うが。

 各国の出資比率 %        
   15,65     日本
   15,65     アメリカ
    6,06     中国
    6,35     インド   
    5,8      オーストラリア
    5,25     カナダ
    5,17     インドネシア
    5,05     韓国
    4,34     ドイツ

 だから、日本のアジア開発銀行、それに対して中国のアジアインフラ投資銀行、いまのところは、むこうの方が人気があるのかもしれない。