アフリカでの、中国の道路工事は、中国から労働者を連れてきての突貫工事、あれよあれよという間に作ってしまう、だが、あの調子だから、たちまち、道路がうねり陥没ができる、ニッポンの常識では考えられないことだ、だが、どうして受注できるのか、それは、やはり、価格だろう。
貧しい国にとって、多少、欠陥があっても安いにこしたことはない、西側の二分の一、それ以下か、アジ・フラでは、どうなるか。
中国のぶち上げたアジ・フラ投資銀行が、ついに、
「50カ国・地域が参加表明」 - 時事通信 4・1 ー
ノルウェー・アイスランドと台湾が駆けこんだ、創設メンバーに加われば、それなりの特権があるのかもしれない、常識的には、出資比率に応じて、インフラ工事の受注のチャンスが大きくなる、ただし、中国が50%だから、そのおこぼれなんだが。
アジ・フラの勢いがすごいのだが、世銀やアジア開発銀行は、これまで何をやってきたんだろう、これだけ人気があるということは、この二つに対する不満が鬱積していたのかもしれない、アジア開発銀行の代々の総裁は日本人で、年間の予算は、60億ドル・7200億円、だが、ちょっと気になるのはスタッフが、2833名 -2010末 - 、これ、多すぎはしないか。
アメリカの投資会社のファンドマネージャーは、一人で数千億円、トップになれば数兆円をあつかう、年に十数パーセントの利益をあげるという、だから、彼らは数十億・数百億の報酬を得ることができる。
アジア開発銀行、7000億円で2千数百名、まさか、中央官庁の天下りの受け皿なんかではないと思うが。
各国の出資比率 %
15,65 日本
15,65 アメリカ
6,06 中国
6,35 インド
5,8 オーストラリア
5,25 カナダ
5,17 インドネシア
5,05 韓国
4,34 ドイツ
だから、日本のアジア開発銀行、それに対して中国のアジアインフラ投資銀行、いまのところは、むこうの方が人気があるのかもしれない。