The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

台湾・朝鮮・南洋諸島 中

2015-04-24 03:24:24 | 世界経済
       
 戦前の日本は、5つの統治領を持っていたが、その最大は朝鮮半島で、現在の韓国と北朝鮮が占有する地域、大戦後70年を経ても、次から次へとクレームが発生している、そんなにひどかったのか、人口問題ではどうだろう、1904年を100としてみると、                
     年    人口(万)  比率
  1753    730    102
  1850    750    105
  1885    897    126
  1891    788    110       

 そして、1904年当時は、710万人で、
  1904    710    100
  1907   1167    164
 日韓併合の1910・明治43年は、1313万人、
  1910   1313    184
  1920   1692    238
  1930   1964    277
  1940   2295    323
  1941   2391    336
  1942   2533    359   

 なんと人口は3.6倍になっている、いろいろあったが、これは、もっと評価されてもいいのではあるまいか。

 2チャンで、ニッポンの行ったインフラ事業を列挙してくれていた、タイヘンにありがたい、
 1、朝鮮の人々を飢餓と内乱から救った
 2、ロシアの侵略と民族浄化から救った
 3、1911年の「朝鮮教育令」で教育を実施し、就学率を61%にした
 4、耕地面積を約2倍にした
 5、鉄道を3827キロメートル敷設
 6、禿山に5億9千万本の植林
 7、一反当たり約88㎏の収穫量を約268㎏の3倍にする
 8、平均寿命を24歳から56歳にする
 9、ハングルを整備し普及する
 ⒑,1313万人から2553万人に増加させた

 すこしアレンジして記す、貴重な研究を紹介させてもらった、直接調べていないが、おそらく、この通りだと思う。

 ところで、この国は儒教の国だと言われているが、もうひとつの重要な要素があると思う、それは、道教それも最も過激で残忍な原始道教の国なのではあるまいか、あの漢の武帝は漢四郡を設置したが、中でも、楽浪郡は、紀元前108年から紀元313年まで、実に、400年以上の支配下にあった、この時、骨の髄まで漢民族の民族宗教・原始道教に影響されたのではあるまいか。

 原始道教では、自分と自分の一族がイチバンで、世界は・宇宙は自分たちのために存在する、ニッポンは野蛮で未開の国であり、銀座でタンを吐き、大声で喚いても、これっぽっちの罪の意識を感じる必要がない、なにしろ
 「世界は自分のためにある」
 
 彼らは、あらゆる手段によって自分たちの目的を達成しようとするのだが、それは、道教の神々に対しても同じであり、最高神の天帝さえも、だまし脅迫するのだ、雨乞いの儀式では、道教の神を荒縄で縛り棒でたたく、それは、日本にも入っており、特に、花柳界と仏教界が顕著であろうか。   

 子供たちのテルテルボウズは、道教の下位の神で、
   てるてるぼーず てるぼうず
   あーした 天気にしておくれ
 天気にしてくれなければ、
   おまえの首を ちょんと切るぞ

 その400年間、原始道教は、古代朝鮮の神々を迫害した、そればかりか神々の殺戮、殺されてはたまらない、ちいさき神々は、続々と東海の島に避難する、東海の島とは、そうニッポン、この国では、どんな神であっても敬い慈しみ大切にする、雪が冷たかろうと傘をかぶせてやる、すると、お地蔵さんが貧しいお百姓さんに恩返しをする、これを知った外国の若者が明治神宮に来ていた、原宿の竹下通りでクレープを見つける、真剣な表情でクレープの種類を決める、そうして、おいしそうにハシからチビッと食べる、
 「ニッポンで ハラジュクで クレープをたべたんだよ」
 「・・・」
 「また ニッポンに 行きたいな」

 日に夜をついで、古代朝鮮の神々がやって来た、もちろん、多くの人々がついてきた、この国の野や山に、ちいさき神々のほほえみが広がる、こうして古代朝鮮の神のソフトウェアがインスツールされていった。

 この国の発展と繁栄の原因のひとつは、傘地蔵の恩返しのように、ちいさき神々の祝福があったのではなかろうか。