国会議員の秘書をしていた時、隣りの部屋の代議士がやって来て「電話を貸してくれ」、仁王立ちの立ち話し、こみいった内容だ、後で、先輩の秘書が、
「自分のところの秘書に 聞かれたくないんだ」
この先生は、早稲田を出て、新聞社に入社、そして、地元から出馬、実家は地方の名士、よくあるケースだ、彼らは、中央と地方の関係と利権構造のベテランなのだ、それは、もう体質であり、空港の建設になると、土地の買収、どこのゼネコンを推薦、いや、ごり押し、その見返りのひとつが、彼の県の都市と羽田間の、10年間の無料フライト・パス、その時の社長は引退していたので、中間管理職は事情を知らず、イヤな顔をする。
だから、政治家が介入するとややこしくなる、今回の地方選の前半は民主党の大敗、次の参院選では壊滅的な敗北になる可能性が大きい、これがいいかと言うと、そうでもなく、自民党のセンセーが動き始めている、自民党の利権政治は、戦後日本の経済成長のヤミの部分で、
1、日本とフィリピン
2、日本と韓国
3、日本と中国
色白のイケメンの総理大臣には中国人の愛人がいて、その間にできた子供がニューヨークで20歳になった、そんなスレがネットを駆けめぐったことがある、ホントーだったのか、ともあれ、1・2・3の交渉のプロセスで、どのくらいのキック・バックがあったのか、商社の切れ者なら知っているだろう、3年ほど前、ヨコハマでアフリカ開発会議が開かれたが、桜木町の駅を下りると、広場に10数名のアフリカの若者たち、
「ニッポンは エンジョしないでください」
どうしたのか、
「○○は ヒトゴロシでーす」
血を吐くような叫び、○○は大統領の名前、日本が援助すると、その資金で武器を買い、対立する部族の虐殺を再開するというのだ。
ビジネスの世界・政治の世界。きれいごとではない、今回のアジフラも、そのひとつなんだろう。