The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

上海相場の暴落 終

2015-07-31 05:15:25 | 世界経済
           上海の風景

 7月27日、
 「上海総合指数8.5%安 2007年2月以来の大幅下落」
 
 どうやら、中国政府が買い支えられそうにないという憶測が蔓延しているようだ、政府の勧めもあって、将来への期待から株を買う、買うから上がる、上がるから買う・・・だが、業績が良くない、実体経済がついて来ない、終に、下がり始める、それを政府が支える、しかし、
 「これ以上は 買い支えられないのではあるまいか」

 マーケットはマーケットに任せるのがイチバンだが、こういった強引な手法、いくら金があっても追いつかないのではあるまいか。
        
 ところで、7月14日の前場、日経は300円の上げ、この時、ニッポンのネットが、
 「中国が 死を先延ばしにしてくれたおかげで
  準備期間ができて さほど巻き添え食わずにすみそうだ」

 鋭い分析か、
 「共産党が止めてくれたおかげで
  必要以上 下げずに すんだな  」
 だから、なにが幸いするか、分からない。
          
 今回、中国は4兆ドルを消失したというがそれ以上に、
 1、人民元の信用
 2、世界からの信頼    

 まあまあの製品や先進国のコピイやパクリ、とても一流国とは言えない、中国の実態はdeveloping country・途上国、そして、今回のバブル、なんとか乗り切れるかもしれない、だが、すっかり見透かされてしまったようだ、この国は。
 「マーケットのrule・規則よりも 強権政府の order・命令」

 中国政府は、日本の政府が投資ファンドを購入しているのを参考にしたと主張しているようだが、どんなもんだろうね。

 共産党政権に直結する国営企業ばかりが優遇されているようでは、自由な発想の製品は開発されないだろう、ところで、世界の3大通貨は、
 1、ドル
 2、ユーロ  
 3、円      

 これでいいのか、そう、ニッポンは信用されている、続々とやって來る外国人観光客、この暑いのに、二々四々・三々五々、キャピキャピと楽しそう、そして、原宿の竹下通りの100円ショップ、カゴ一杯の買い物、スカーフ姿のアラブの婦人が、おそるおそる一万円札を差し出す、すると、ニッポンの店員が、おつりの千円札を、
 「イチマイ・ニマイ・サンマイ・・・」

 さらに、もう一度、数えているではないか、うれしそうなうれしそうなアラブの婦人、このシーンこそが、この国の誇り・ニッポンの宝、そして、これが、あの二つの国に欠落しているものではなかろうか。