その最大のものは、明治末の大逆事件、この事件の真相を見破ったのが、あの石川啄木、当時、朝日新聞にいた啄木は、弁護士のカバンの書類を徹夜で読破し、それが、政府の陰謀であり、まったくのでっちあげであることを見抜いた、啄木、
「この国は ダメだ」
大審院の経過は秘密だったが、裁判長、幸徳秋水に、
「今上陛下を 弑し奉らんとするはなにごとか」
ムッとした幸徳、
「あれは 正統な南朝を騙し 三種の神器を奪った北朝の子孫だ」
「・・・」
「おれは 認めない」
満場、寂として声なし。
南朝の後に後南朝、そして紀州の山奥に消えていった、
古陵の松柏 天ピョウに吠え
山寺に春を訪ねれば 春寂寥
眉雪の老翁 時に掃くことを止め
落花深き処 南朝を説く
日本歴史の哀切、ここに極まれり。
さて、アベさんの国葬、反対する人が多い、今の政治に不満をもつ人々を結集させてしまった、モンダイは経済、ひどい値上がりだ、
「これを機会にと値上げのラッシュ」
アメリカは高金利政策、日本は円安でいく、外国人観光客にはいいが、それに、給料が上がっていない、岸田政権、
「もうすこし ましかと思った」