朝から喧嘩をして、寝かしてくれなかったニャンコたち。
日本農業新聞e農ネットに「“災害列島”記録ずくめ 大雪・台風 農業を直撃 噴火・地震 復旧に苦労 (2014/12/26)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
2014年は記録的な災害が続いた。
2月の関東甲信を中心にした大雪から始まり、夏は西日本で戦後最悪の日照不足と多雨に見舞われ、米や野菜などの農作物を直撃。
直売所に出荷する農産物がないといった深刻な事態を招いた。
秋には長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が噴火、多くの犠牲者を出した。
年末には急速に発達した低気圧の影響で北日本を中心に暴風雪となり、雪下ろしの事故も発生。
気象災害が相次いだ14年を振り返る。
・関東も積雪
普段は雪の降らない太平洋側地域の降雪で園芸ハウスなどに甚大な影響が及んだ。
2月、関東甲信を中心に異例の大雪となった。
14日から16日にかけて広い範囲で雪が降り続き、甲府市で114センチ、前橋市で73センチ、埼玉県熊谷市で62センチといずれも観測史上最大の積雪量となった。
降雪の多かった群馬、埼玉、山梨3県を中心に死者は26人に上り、701人が重軽傷を負った。
農業被害も甚大だった。
全・半壊、一部損壊を含めて被害に遭ったハウスは全国で1万8951棟に上った。
壊れたハウスの棟数が多く、東日本大震災からの復旧工事などで資材や人手が不足し、手配が追い付かず年末になっても復旧が進まない地域も出ている。
気象庁が発表した西日本で暖冬傾向、という3カ月予報に反するように12月に入って、雪の降らない四国でまとまった積雪を記録。
徳島県三好市や東みよし町、つるぎ町などで集落が孤立する事態が発生した。
ガス、水道といったライフラインも断たれた。名古屋市でも18日に16センチの降雪があり、12月の観測史上1位を記録した。
岐阜県では雪で30棟ものハウスが破損。今も高山市の一部で停電が続き、酪農家が搾乳できなくなり乳用牛2頭が乳房炎を発症、と畜処分となった。
・特別警報
台風も相次いで上陸した。
7、8月に各1回、10月に2回の計4回、日本列島に上陸した。
中でも7月、九州に上陸した8号は、気象庁によると「7月の台風としては過去最強クラス」(予報課)で、沖縄県や宮古島地方に暴風・波浪の特別警報を発令、サトウキビが折れたりする被害が発生した。
13年8月の特別警報の運用開始以来、台風への発令は初めてだった。
台風や前線の影響を受けた8月は、沖縄・奄美地方を除き 全国的に記録的な大雨となった。
気象庁は「平成26年8月豪雨」と命名。特に西日本太平洋側は、平年と比べ3倍の降水量を記録、8月としては戦後最大の降水量となった。
広島市安佐北区では1時間に101ミリの猛烈な雨が降り、安佐北区と安佐南区で大規模な土砂災害が発生、死者は74人に上った。
・日照不足も
雨続きで日照不足も深刻だった。
関東、沖縄・奄美地方を除き全国的に曇りや雨の日が多くなった。
西日本では、8月の日照時間が平年の48%と半分以下の戦後最悪に。
収穫を控えた米や野菜などに影響が及んだ。
・噴石で死者
「水」の次は「火」の災害が襲った。
御嶽山が9月27日、噴火。山
頂付近にいた登山客を噴石が直撃した影響で死者57人、行方不明者6人と、1926年に発生した十勝岳の噴火以来、戦後最多の犠牲者を出した。
噴火による降灰で農業被害も発生した。
長野県木曽町や木祖村は収穫終盤のハクサイに灰が降り注いだ。
品質に問題はないものの、洗浄や灰が付いた外葉の除去に手間がかかり、出荷作業に普段の4倍近い時間を要し、農家の負担がかさんだ。
・震度は6弱
11月22日には長野県北部で最大震度6弱の地震が発生。
重軽傷者46人が出た他、全・半壊合わせ住宅141棟に被害が発生した。
県は「長野県神城(かみしろ)断層地震」と命名。
農地やハウス、農作物にも被害が発生、農業被害額は20億円を超えた。
仮設住居の建設が急ピッチで進む中、今も100人以上が避難生活を余儀なくされている。
・爆弾低気圧
12月16日から18日にかけて、北海道付近で急速に発達した台風並みの低気圧が発生。
北海道、東北の北日本と北陸を中心に暴風雪が吹き荒れた。
北海道根室市と別海町で高潮が発生。
一時、観測史上最大の184センチまで水位が上昇し、民家が浸水、一部損壊した。
北海道東部を中心に広域で停電も発生、酪農家の搾乳作業などに影響が出た。
暴風で牛舎の屋根がめくれたり、吹き飛んだりする被害も相次いだ。
というもの。
今年と同じような気象状況は、あと10年は続くと考えるべきだろう。
10年先というと、多分日本の農業は、壊滅している頃だろう。
今年のような気象の中で、流通に乗せられる農産物を作り続けるとしたら、最新の技術よりも、地域の土壌・気候・水を読み切り、生産者の経験と技術を参考にして、タイムリーな栽培が可能になるように、常に検討していくしかないだろうな。
内容は以下の通り
2014年は記録的な災害が続いた。
2月の関東甲信を中心にした大雪から始まり、夏は西日本で戦後最悪の日照不足と多雨に見舞われ、米や野菜などの農作物を直撃。
直売所に出荷する農産物がないといった深刻な事態を招いた。
秋には長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が噴火、多くの犠牲者を出した。
年末には急速に発達した低気圧の影響で北日本を中心に暴風雪となり、雪下ろしの事故も発生。
気象災害が相次いだ14年を振り返る。
・関東も積雪
普段は雪の降らない太平洋側地域の降雪で園芸ハウスなどに甚大な影響が及んだ。
2月、関東甲信を中心に異例の大雪となった。
14日から16日にかけて広い範囲で雪が降り続き、甲府市で114センチ、前橋市で73センチ、埼玉県熊谷市で62センチといずれも観測史上最大の積雪量となった。
降雪の多かった群馬、埼玉、山梨3県を中心に死者は26人に上り、701人が重軽傷を負った。
農業被害も甚大だった。
全・半壊、一部損壊を含めて被害に遭ったハウスは全国で1万8951棟に上った。
壊れたハウスの棟数が多く、東日本大震災からの復旧工事などで資材や人手が不足し、手配が追い付かず年末になっても復旧が進まない地域も出ている。
気象庁が発表した西日本で暖冬傾向、という3カ月予報に反するように12月に入って、雪の降らない四国でまとまった積雪を記録。
徳島県三好市や東みよし町、つるぎ町などで集落が孤立する事態が発生した。
ガス、水道といったライフラインも断たれた。名古屋市でも18日に16センチの降雪があり、12月の観測史上1位を記録した。
岐阜県では雪で30棟ものハウスが破損。今も高山市の一部で停電が続き、酪農家が搾乳できなくなり乳用牛2頭が乳房炎を発症、と畜処分となった。
・特別警報
台風も相次いで上陸した。
7、8月に各1回、10月に2回の計4回、日本列島に上陸した。
中でも7月、九州に上陸した8号は、気象庁によると「7月の台風としては過去最強クラス」(予報課)で、沖縄県や宮古島地方に暴風・波浪の特別警報を発令、サトウキビが折れたりする被害が発生した。
13年8月の特別警報の運用開始以来、台風への発令は初めてだった。
台風や前線の影響を受けた8月は、沖縄・奄美地方を除き 全国的に記録的な大雨となった。
気象庁は「平成26年8月豪雨」と命名。特に西日本太平洋側は、平年と比べ3倍の降水量を記録、8月としては戦後最大の降水量となった。
広島市安佐北区では1時間に101ミリの猛烈な雨が降り、安佐北区と安佐南区で大規模な土砂災害が発生、死者は74人に上った。
・日照不足も
雨続きで日照不足も深刻だった。
関東、沖縄・奄美地方を除き全国的に曇りや雨の日が多くなった。
西日本では、8月の日照時間が平年の48%と半分以下の戦後最悪に。
収穫を控えた米や野菜などに影響が及んだ。
・噴石で死者
「水」の次は「火」の災害が襲った。
御嶽山が9月27日、噴火。山
頂付近にいた登山客を噴石が直撃した影響で死者57人、行方不明者6人と、1926年に発生した十勝岳の噴火以来、戦後最多の犠牲者を出した。
噴火による降灰で農業被害も発生した。
長野県木曽町や木祖村は収穫終盤のハクサイに灰が降り注いだ。
品質に問題はないものの、洗浄や灰が付いた外葉の除去に手間がかかり、出荷作業に普段の4倍近い時間を要し、農家の負担がかさんだ。
・震度は6弱
11月22日には長野県北部で最大震度6弱の地震が発生。
重軽傷者46人が出た他、全・半壊合わせ住宅141棟に被害が発生した。
県は「長野県神城(かみしろ)断層地震」と命名。
農地やハウス、農作物にも被害が発生、農業被害額は20億円を超えた。
仮設住居の建設が急ピッチで進む中、今も100人以上が避難生活を余儀なくされている。
・爆弾低気圧
12月16日から18日にかけて、北海道付近で急速に発達した台風並みの低気圧が発生。
北海道、東北の北日本と北陸を中心に暴風雪が吹き荒れた。
北海道根室市と別海町で高潮が発生。
一時、観測史上最大の184センチまで水位が上昇し、民家が浸水、一部損壊した。
北海道東部を中心に広域で停電も発生、酪農家の搾乳作業などに影響が出た。
暴風で牛舎の屋根がめくれたり、吹き飛んだりする被害も相次いだ。
というもの。
今年と同じような気象状況は、あと10年は続くと考えるべきだろう。
10年先というと、多分日本の農業は、壊滅している頃だろう。
今年のような気象の中で、流通に乗せられる農産物を作り続けるとしたら、最新の技術よりも、地域の土壌・気候・水を読み切り、生産者の経験と技術を参考にして、タイムリーな栽培が可能になるように、常に検討していくしかないだろうな。
日本農業新聞e農ネットに「おむすびと和食文化 海外に魅力発信 北海道・JAひがしかわ (2014/12/26)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
北海道のJAひがしかわは東川町と、特産「東川米」の魅力と日本の食文化の象徴「おむすび」のおいしさを、今年から積極的に海外発信している。
活動の主役は町内の30、40代の女性農業者3人でつくる「むすびっ娘(こ)」。
台湾で開いたPRイベントの反響の良さ、北海道を訪れたフィリピンのテレビ番組の取材などを通じて、今後の活動に意欲を示している。
・女性農業者3人PRイベント 台湾などで好評
「むすびっ娘」は、宇山夕香里さん(44)、牧美紀さん(43)、松家亜也子さん(38)の3人。
おむすびを通して東川米と日本の食文化の良さを伝えるために結成した。
台湾・台北市で11月に地元の米販売会社が主催した「米食文化展」に日本代表として初参加。
JAの樽井功組合長、長原淳同町副町長ら計8人が訪問した。
東川町は、台湾から日本語留学生を受け入れるなど交流事業で縁が深い。
主催側から「日本を代表する米産地として参加してほしい」との要請を受けて参加した。
会場では「むすびっ娘」の宇山さんと牧さんがしゃけ、たらこ、すじこのおむすびと、みそ汁を調理して紹介。
現地の参加者から大好評だった。
開会式では東川米を展示し、樽井組合長が東川農業の素晴らしさを紹介するとともに、「米食講座」で北海道の魅力と「大雪旭岳源水」「写真の町」などをPRした。
一方、フィリピンのテレビ局ABC―CBNは、北海道の紹介番組制作のため来訪。
国内で人気の若手俳優・タレントのロビ・ドミンゴさんがリポーターとして、「おむすびパーティー」などを取材した。
町内の施設で開いたパーティーでは、「むすびっ娘」がドミンゴさんと同行した家族3人に、おむすび、豚汁、しょうゆ豆などを振る舞った。
ドミンゴさんの両親らは、おむすびの具材などについて熱心に質問していた。
宇山さんは「海外でも、おいしいものに興味や関心が強いことを実感した。
おむすびが日本独自の文化であることも再確認できた」と話している。
というもの。
生産者だけでなく、JAも積極的に海外へと発信を始めている。
それは、物凄く良い事ではあると思うが、自分としては疑問も持っている。
「北海道JAひがしかわ」なんて、内地(本州)では無名な産地。
北海道内では、ある程度知られているとしても、内地では9割以上の人が知らない産地なのだ。
そんな状況であるから、農産物やお米が売れなくても当然。
よって、産地の将来のためには、海外進出よりも、まず国内で知名度を上げるべきだと、自分は思う。
日本の人口は減り続けていくのだから、当然、食べる人も食べる量も減る。
その中で、自分の産地のお米を食べてもらうためには、どこかの産地を叩き潰さなければならない。
今の状態のままで、この時代に入るのであれば、当然、知名度が有利になる。
知名度がなければ、現在のような破滅的な価格と競争。
今何をするべきなのか。
産地は、視野を最大限まで広げて、早急に考えるべきだと思う。
内容は以下の通り
北海道のJAひがしかわは東川町と、特産「東川米」の魅力と日本の食文化の象徴「おむすび」のおいしさを、今年から積極的に海外発信している。
活動の主役は町内の30、40代の女性農業者3人でつくる「むすびっ娘(こ)」。
台湾で開いたPRイベントの反響の良さ、北海道を訪れたフィリピンのテレビ番組の取材などを通じて、今後の活動に意欲を示している。
・女性農業者3人PRイベント 台湾などで好評
「むすびっ娘」は、宇山夕香里さん(44)、牧美紀さん(43)、松家亜也子さん(38)の3人。
おむすびを通して東川米と日本の食文化の良さを伝えるために結成した。
台湾・台北市で11月に地元の米販売会社が主催した「米食文化展」に日本代表として初参加。
JAの樽井功組合長、長原淳同町副町長ら計8人が訪問した。
東川町は、台湾から日本語留学生を受け入れるなど交流事業で縁が深い。
主催側から「日本を代表する米産地として参加してほしい」との要請を受けて参加した。
会場では「むすびっ娘」の宇山さんと牧さんがしゃけ、たらこ、すじこのおむすびと、みそ汁を調理して紹介。
現地の参加者から大好評だった。
開会式では東川米を展示し、樽井組合長が東川農業の素晴らしさを紹介するとともに、「米食講座」で北海道の魅力と「大雪旭岳源水」「写真の町」などをPRした。
一方、フィリピンのテレビ局ABC―CBNは、北海道の紹介番組制作のため来訪。
国内で人気の若手俳優・タレントのロビ・ドミンゴさんがリポーターとして、「おむすびパーティー」などを取材した。
町内の施設で開いたパーティーでは、「むすびっ娘」がドミンゴさんと同行した家族3人に、おむすび、豚汁、しょうゆ豆などを振る舞った。
ドミンゴさんの両親らは、おむすびの具材などについて熱心に質問していた。
宇山さんは「海外でも、おいしいものに興味や関心が強いことを実感した。
おむすびが日本独自の文化であることも再確認できた」と話している。
というもの。
生産者だけでなく、JAも積極的に海外へと発信を始めている。
それは、物凄く良い事ではあると思うが、自分としては疑問も持っている。
「北海道JAひがしかわ」なんて、内地(本州)では無名な産地。
北海道内では、ある程度知られているとしても、内地では9割以上の人が知らない産地なのだ。
そんな状況であるから、農産物やお米が売れなくても当然。
よって、産地の将来のためには、海外進出よりも、まず国内で知名度を上げるべきだと、自分は思う。
日本の人口は減り続けていくのだから、当然、食べる人も食べる量も減る。
その中で、自分の産地のお米を食べてもらうためには、どこかの産地を叩き潰さなければならない。
今の状態のままで、この時代に入るのであれば、当然、知名度が有利になる。
知名度がなければ、現在のような破滅的な価格と競争。
今何をするべきなのか。
産地は、視野を最大限まで広げて、早急に考えるべきだと思う。
日本農業新聞e農ネット[ニュース三面鏡]は「米価めぐり衆院選逆風 選出議員「対策必ず」(2014/12/26)」という記事であった。
内容は以下の通り
米価下落で逆風が吹いた――。
衆院選後初めて開かれた25日の自民党農林関係合同会議。
与党が大勝した選挙だったが、北海道や東北など米専作地域の選出議員から、今年産の米価下落の影響による苦戦を伝える声が相次いだ。
公約した米価対策の実現を求めたり、生産現場の意見を議員がくみ上げる必要性を指摘したりする意見も上がった。
「米価下落対策をちゃんとやってくれと、農村地帯で必ず言われた」。
宮城県選出の伊藤信太郎氏が切り出すと、北海道・東北勢が矢継ぎ早に声を上げた。
「大変苦しい選挙。(民主党の候補に)戸別所得補償制度復活の一点でやられた」(鈴木憲和氏=山形)「稲作地帯では負けた。明確に数字が出た」(中村裕之氏=北海道)。
6期目の当選の小野寺五典元防衛相(宮城)は「農水省に殺されるのではないかと感じた」。
7期目の木村太郎首相補佐官(青森)も「米単作の地域の得票は他の市町村と全然違った」と強調。
自民党が大勝した選挙にもかかわらず、閣僚級のベテラン議員まで危機感をあらわにした。
同日の会議では、米価下落対策を含む景気浮揚に向けた経済対策や、2014年度補正予算案などを議論した。
だが財政当局との折衝中のため助成額など具体性に欠ける内容に、出席議員には不満も。
同党は選挙前に対応策を取りまとめて政府に申し入れ、公約にも盛り込んだが「その2割ぐらいしか対応していないのではないか」(伊藤氏)との声も上がった。
同日は同党東北ブロック両院議員会の会合も開かれ、米価問題が議題となった。
初当選議員も出席する中、金田勝年氏(秋田)は「農林部会の議論はレベルが高いが、臆することなく東北の現場の実態をいうべき。怒られたら勲章だと思え」と、農家のために積極的な発言を促した。
というもの。
来月になったら、ほとんどの議員が選挙時の苦戦などは忘れてしまい、「長いものには巻かれろ」という考え方になってしまう。
それは、前回の選挙でも、今迄の選挙でも、100%証明されている。
地方の議員は、なぜ当選したのかという事を、一時も忘れてはいけないと思う。
内容は以下の通り
米価下落で逆風が吹いた――。
衆院選後初めて開かれた25日の自民党農林関係合同会議。
与党が大勝した選挙だったが、北海道や東北など米専作地域の選出議員から、今年産の米価下落の影響による苦戦を伝える声が相次いだ。
公約した米価対策の実現を求めたり、生産現場の意見を議員がくみ上げる必要性を指摘したりする意見も上がった。
「米価下落対策をちゃんとやってくれと、農村地帯で必ず言われた」。
宮城県選出の伊藤信太郎氏が切り出すと、北海道・東北勢が矢継ぎ早に声を上げた。
「大変苦しい選挙。(民主党の候補に)戸別所得補償制度復活の一点でやられた」(鈴木憲和氏=山形)「稲作地帯では負けた。明確に数字が出た」(中村裕之氏=北海道)。
6期目の当選の小野寺五典元防衛相(宮城)は「農水省に殺されるのではないかと感じた」。
7期目の木村太郎首相補佐官(青森)も「米単作の地域の得票は他の市町村と全然違った」と強調。
自民党が大勝した選挙にもかかわらず、閣僚級のベテラン議員まで危機感をあらわにした。
同日の会議では、米価下落対策を含む景気浮揚に向けた経済対策や、2014年度補正予算案などを議論した。
だが財政当局との折衝中のため助成額など具体性に欠ける内容に、出席議員には不満も。
同党は選挙前に対応策を取りまとめて政府に申し入れ、公約にも盛り込んだが「その2割ぐらいしか対応していないのではないか」(伊藤氏)との声も上がった。
同日は同党東北ブロック両院議員会の会合も開かれ、米価問題が議題となった。
初当選議員も出席する中、金田勝年氏(秋田)は「農林部会の議論はレベルが高いが、臆することなく東北の現場の実態をいうべき。怒られたら勲章だと思え」と、農家のために積極的な発言を促した。
というもの。
来月になったら、ほとんどの議員が選挙時の苦戦などは忘れてしまい、「長いものには巻かれろ」という考え方になってしまう。
それは、前回の選挙でも、今迄の選挙でも、100%証明されている。
地方の議員は、なぜ当選したのかという事を、一時も忘れてはいけないと思う。
日本農業新聞e農ネットに「14年度補正予算案 コスト減助成前倒し 米価下落に対応 農水省 (2014/12/26)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
農水省は25日、自民党の農林関係の会合で、政府の経済対策の財源となる2014年度補正予算案の農業関係の概要を明らかにした。
米価下落対策の一環で、直播(ちょくは)栽培などにより、15年産米の生産コストを減らした農家を助成する方針。
14年度補正予算として計上し、農家に前倒しで助成する考えだ。
14年度補正予算案には、施設園芸の燃料価格高騰対策、畜産・酪農の競争力強化対策も盛り込む予定。
具体的な財政規模は年明けに確定する。
14年産の米価低迷を受け、農水省は、今回の経済対策で稲作農家のコスト削減を助成し、経営体質の強化を促して15年産米の再生産を支える考え。
このため米価下落対策を補正予算案の柱に据えた。
コスト削減への助成は現在、直播栽培に1ヘクタール当たり7万5000円、5戸以上の農家による農機共同利用に同5万円などを助成する方向で調整する。
対象は認定農業者や認定就農者、集落営農、農地中間管理機構(農地集積バンク)から農地を借り受けている農家、「人・農地プラン」で位置付けられた地域の中心となる経営体などを想定する。
対象農家が助成を受けるには、来年春から作業が始まる15年産米でコスト削減を実施する必要がある。
ただ、同党内には14年産米の価格下落対策としての期待もあり、助成金の交付時期は「年度内に行き渡るようにしたい」(生産局)と前倒しを検討する。
燃料価格の高騰に苦しむ施設園芸農家向けの措置も盛り込む。
高騰時の補填(ほてん)金交付などによって農家を支援する「燃油価格高騰対策」を2015年度まで1年間延長する方針。
その上で、茶を補填対象に加えたい考えだ。
畜産・酪農の競争力強化では、生産基盤縮小という喫緊の課題を踏まえ、収益性の向上を重視する。
畜産農家やコントラクター、飼料メーカーなどを含めた地域全体の収益性を高めるため、畜産クラスターの構築などを支援する。
15年度当初予算でも要求しており、今回の補正予算で前倒しの財源確保を目指す。
というもの。
コスト削減、コスト削減って簡単に言うけど、どうやれっていうんだろう。
机の上の計算と現場は違う。
こんなのは、基礎の基礎の話だ。
現場を知っていれば、もともと不可能な計画。
内容は以下の通り
農水省は25日、自民党の農林関係の会合で、政府の経済対策の財源となる2014年度補正予算案の農業関係の概要を明らかにした。
米価下落対策の一環で、直播(ちょくは)栽培などにより、15年産米の生産コストを減らした農家を助成する方針。
14年度補正予算として計上し、農家に前倒しで助成する考えだ。
14年度補正予算案には、施設園芸の燃料価格高騰対策、畜産・酪農の競争力強化対策も盛り込む予定。
具体的な財政規模は年明けに確定する。
14年産の米価低迷を受け、農水省は、今回の経済対策で稲作農家のコスト削減を助成し、経営体質の強化を促して15年産米の再生産を支える考え。
このため米価下落対策を補正予算案の柱に据えた。
コスト削減への助成は現在、直播栽培に1ヘクタール当たり7万5000円、5戸以上の農家による農機共同利用に同5万円などを助成する方向で調整する。
対象は認定農業者や認定就農者、集落営農、農地中間管理機構(農地集積バンク)から農地を借り受けている農家、「人・農地プラン」で位置付けられた地域の中心となる経営体などを想定する。
対象農家が助成を受けるには、来年春から作業が始まる15年産米でコスト削減を実施する必要がある。
ただ、同党内には14年産米の価格下落対策としての期待もあり、助成金の交付時期は「年度内に行き渡るようにしたい」(生産局)と前倒しを検討する。
燃料価格の高騰に苦しむ施設園芸農家向けの措置も盛り込む。
高騰時の補填(ほてん)金交付などによって農家を支援する「燃油価格高騰対策」を2015年度まで1年間延長する方針。
その上で、茶を補填対象に加えたい考えだ。
畜産・酪農の競争力強化では、生産基盤縮小という喫緊の課題を踏まえ、収益性の向上を重視する。
畜産農家やコントラクター、飼料メーカーなどを含めた地域全体の収益性を高めるため、畜産クラスターの構築などを支援する。
15年度当初予算でも要求しており、今回の補正予算で前倒しの財源確保を目指す。
というもの。
コスト削減、コスト削減って簡単に言うけど、どうやれっていうんだろう。
机の上の計算と現場は違う。
こんなのは、基礎の基礎の話だ。
現場を知っていれば、もともと不可能な計画。
暮れのバタバタとしている時期なのに、声が出ない。
無理矢理に声を出したとしても、多分相手には聞き取れないだろう程度。
まさに最悪。
数日前から、唾を飲んも痛い状態だったのだが、それが悪化したみたい。
午後になったら、声は出るようになるのだろうか?
無理矢理に声を出したとしても、多分相手には聞き取れないだろう程度。
まさに最悪。
数日前から、唾を飲んも痛い状態だったのだが、それが悪化したみたい。
午後になったら、声は出るようになるのだろうか?
日本農業新聞e農ネットに「JA先進事業で事例集 自己改革の参考に 北海道中央会 (2014/12/25)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
JA北海道中央会は24日、道内JAが独自に農家所得向上や担い手支援などに取り組む事例集を作り、発表した。
JAブランドの農産物で生産者の所得向上につなげた例や、行政と連携した新規就農者確保の取り組み、農家の負担軽減に向けた作業受託など25JAの事例を紹介する。
JAや関係機関に配り、JA内外に広くアピールするとともに、道内各JAの自己改革につなげる。
JAグループ北海道は、道内全組合員参加の組織討議を経て11月、「JAグループ北海道改革プラン(実行計画指針)」を策定した。
事例集では改革の各項目に応じた先進的な取り組み例を並べている。
各JAの取り組みの多様性を示す狙いもある。
事例集は、所得向上、担い手支援、6次産業化・情報発信、JAの総合的機能発揮――の四つのテーマに分け、実践するJAの取り組みを紹介している。
所得向上では、全道一のトマト生産を担うJA平取町の取り組みなどを載せた。
担い手支援では、JAひがし宗谷やJAサロマのTMR(混合飼料)センターの事例を入れた。
6次産業化の事例では、レストランや直売所が並ぶJAびえいの複合施設「美瑛選果」を紹介した。
事例集は道中央会のホームページで見ることができる。第2集以降の発行も予定している。
というもの。
さっそくホームページを確認してみたが、思った通り、お米での紹介は無かった。
「ゆめぴりか」という品種が誕生したのに、事例が無い。
これって、どういう事なのだろうか。
そこに、「今の北海道」が見える。
内容は以下の通り
JA北海道中央会は24日、道内JAが独自に農家所得向上や担い手支援などに取り組む事例集を作り、発表した。
JAブランドの農産物で生産者の所得向上につなげた例や、行政と連携した新規就農者確保の取り組み、農家の負担軽減に向けた作業受託など25JAの事例を紹介する。
JAや関係機関に配り、JA内外に広くアピールするとともに、道内各JAの自己改革につなげる。
JAグループ北海道は、道内全組合員参加の組織討議を経て11月、「JAグループ北海道改革プラン(実行計画指針)」を策定した。
事例集では改革の各項目に応じた先進的な取り組み例を並べている。
各JAの取り組みの多様性を示す狙いもある。
事例集は、所得向上、担い手支援、6次産業化・情報発信、JAの総合的機能発揮――の四つのテーマに分け、実践するJAの取り組みを紹介している。
所得向上では、全道一のトマト生産を担うJA平取町の取り組みなどを載せた。
担い手支援では、JAひがし宗谷やJAサロマのTMR(混合飼料)センターの事例を入れた。
6次産業化の事例では、レストランや直売所が並ぶJAびえいの複合施設「美瑛選果」を紹介した。
事例集は道中央会のホームページで見ることができる。第2集以降の発行も予定している。
というもの。
さっそくホームページを確認してみたが、思った通り、お米での紹介は無かった。
「ゆめぴりか」という品種が誕生したのに、事例が無い。
これって、どういう事なのだろうか。
そこに、「今の北海道」が見える。
日本農業新聞e農ネットに「初登院の農林議員 「現場重視」口々に 米価、農協TPP・・・ 農政論議に意欲 (2014/12/25)」という記事が出ていた
内容は以下の通り
特別国会が24日召集され、衆院選で初当選した新人議員らが国会に登院した。
米価下落や農協改革、環太平洋連携協定(TPP)交渉という農政課題が山積し、農林議員としての活躍が期待される新人や再選組は、責任の大きさに気を引き締めていた。
選挙戦などで聞いた農家ら有権者の声を胸に、与党議員は現場実態に合った改革の大切さを強調。
野党議員は行き過ぎた改革にくぎを刺し、今後の国会論戦を深めていく構えを見せた。
・自 民
山形3区で初当選した自民党の加藤鮎子氏は、同党の元幹事長で大物農林議員だった加藤紘一氏の三女。
「気持ちを新たに」と、白いコートに身を包んだ。
国会議事堂に正門から入ると、「厳かな建物に、自分の責任の重さをあらためて感じた」と、緊張した面持ちを見せた。
「地域にしっかり根差し、かつ高く広く視点を持てる大木のような政治家を目指したい」と抱負を口にする。
国会で真っ先に取り組みたい課題には、農業と少子化対策を挙げた。
地元では「米価の下落、農政に対して悲痛な叫びがあった」と振り返る。
現場を見ながら改革を進めていく考えをにじませ、「農家の人たちが急な崖から飛び降りるような状況ではなく、段階的なものにしていくという声を地元代表として上げていきたい」と意気込んだ。
鹿児島3区で初当選した同党の宮路拓馬氏も、農林幹部だった宮路和明氏の次男。
初登院は早朝、国会正面玄関から一歩を踏み入れた。
威風堂々とした国会議事堂を見上げ、「あらためて職責の重さを実感した」と表情を引き締めた。
農林水産業の振興に注力した父と同じように、「農山漁村の振興を通じて、地方経済を再生していきたい」と決意を語った。
選挙中には生産者から生活の苦しさを訴える声を聞いたといい、「まずは農家の所得向上に取り組みたい」と力を込めた。
再選組の簗和生氏は支持者と共に登院し、「農業は国の基。現場の声、地元の声を第一にして、地域の農業をしっかり守っていく」と決意を新たにした。
栃木3区で、急進的な改革を唱える元みんなの党代表の渡辺喜美氏を破った。
厳しい選挙戦で勝利し、現場重視の政策が重要なことをかみしめた様子。
TPPや農協改革などの焦点の農政課題については「議論が誤った方向に行かないように地域に根差した本当の農政というものを確立していきたい」と語った。
・野党 性急な改革路線 追及へ
民主党からは、2年前の選挙で落選した多くの農林議員が今回返り咲きを果たした。
北海道7区の佐々木隆博元農林水産副大臣は、当選証書を抱えて国会の正面玄関に立ち「新鮮な気持ち。初当選の頃を思い出す」と意気込みを新たにした。
安倍政権の農政に対し「無理やり競争を持ち込もうとする姿勢に農家は危機感を持っている」という。
特に戸別所得補償制度の米の直接支払交付金(10アール1万5000円)の半減を問題視し、今後の国会で「制度の法制化を求めていく」と決意を語る。
政府・与党の農協改革は「農協解体論だ」と批判。
「農協がなくなれば農家のためにならない」と懸念し、政府を徹底追及する構えだ。
比例北関東で復活した同党の福島伸享氏は、家族や支援者と共に久々に国会の地を踏んだ。
「ずっともどかしい思いで国会を眺めていた」と福島氏。
民主党政権時代に反対を訴えてきたTPPに加え、米価の下落、農協改革など「大混乱の農政が始まっている」と指摘する。
「頭でっかちの頭だけで考えた改革案なるものが横行している。自然を相手にした農業は徐々にしかできない。現場目線の農政を進めていくことを提言したい」と意気込む。
比例東海で復帰を果たした民主党の小山展弘氏は、国会で協同組合憲章の制定を急ぐとした。
小山氏は農林中央金庫職員出身。協同組合について地に足着いた議論が必要との危機感を募らせ、「野党から声を上げ、与党の中でも思いのある人に声を上げてもらうことを期待している」と語る。
民主党の協同組合振興研究議員連盟も再始動させる考え。
「議連の活動などを通じて、現場、有権者の声を伝えていく」と意気込む。
JAグループの自己改革の内容を評価する考えを示し、「基本的な考え方に共鳴する。自己改革が望ましい」と述べた。
躍進した共産党は、農政通の高橋千鶴子氏が比例区東北で5選を果たした。
米の直接支払交付金の半減や2014年産米価の下落に苦しむ農家の声を聞き、「東北では営農をやめざるを得ない農家も出てくる」と心配を募らせる。
農政をめぐる国会論戦に意欲を示し、「国が責任を持って対策を進める必要がある」と意気込む。
同党の議席拡大を「年金、社会保障の問題など暮らしに対する切実な思いが支持につながった」と分析し、農政でも国民・農家目線を貫く構えだ。
というもの。
誰でも、新しいノートを使う時には、あれこれ考え、丁寧に使う。
でもしばらくしたら・・・・
今回の初当選組のコメントは、テレビで見ている限りでは、あまりにもレベルが低いものばかりだった。
その程度で、今の農業を変える事は不可能だろう。
言葉だけで実行しない計画。
口ばかりの強い農業。
また、適当に扱われるだけなんだろう。
内容は以下の通り
特別国会が24日召集され、衆院選で初当選した新人議員らが国会に登院した。
米価下落や農協改革、環太平洋連携協定(TPP)交渉という農政課題が山積し、農林議員としての活躍が期待される新人や再選組は、責任の大きさに気を引き締めていた。
選挙戦などで聞いた農家ら有権者の声を胸に、与党議員は現場実態に合った改革の大切さを強調。
野党議員は行き過ぎた改革にくぎを刺し、今後の国会論戦を深めていく構えを見せた。
・自 民
山形3区で初当選した自民党の加藤鮎子氏は、同党の元幹事長で大物農林議員だった加藤紘一氏の三女。
「気持ちを新たに」と、白いコートに身を包んだ。
国会議事堂に正門から入ると、「厳かな建物に、自分の責任の重さをあらためて感じた」と、緊張した面持ちを見せた。
「地域にしっかり根差し、かつ高く広く視点を持てる大木のような政治家を目指したい」と抱負を口にする。
国会で真っ先に取り組みたい課題には、農業と少子化対策を挙げた。
地元では「米価の下落、農政に対して悲痛な叫びがあった」と振り返る。
現場を見ながら改革を進めていく考えをにじませ、「農家の人たちが急な崖から飛び降りるような状況ではなく、段階的なものにしていくという声を地元代表として上げていきたい」と意気込んだ。
鹿児島3区で初当選した同党の宮路拓馬氏も、農林幹部だった宮路和明氏の次男。
初登院は早朝、国会正面玄関から一歩を踏み入れた。
威風堂々とした国会議事堂を見上げ、「あらためて職責の重さを実感した」と表情を引き締めた。
農林水産業の振興に注力した父と同じように、「農山漁村の振興を通じて、地方経済を再生していきたい」と決意を語った。
選挙中には生産者から生活の苦しさを訴える声を聞いたといい、「まずは農家の所得向上に取り組みたい」と力を込めた。
再選組の簗和生氏は支持者と共に登院し、「農業は国の基。現場の声、地元の声を第一にして、地域の農業をしっかり守っていく」と決意を新たにした。
栃木3区で、急進的な改革を唱える元みんなの党代表の渡辺喜美氏を破った。
厳しい選挙戦で勝利し、現場重視の政策が重要なことをかみしめた様子。
TPPや農協改革などの焦点の農政課題については「議論が誤った方向に行かないように地域に根差した本当の農政というものを確立していきたい」と語った。
・野党 性急な改革路線 追及へ
民主党からは、2年前の選挙で落選した多くの農林議員が今回返り咲きを果たした。
北海道7区の佐々木隆博元農林水産副大臣は、当選証書を抱えて国会の正面玄関に立ち「新鮮な気持ち。初当選の頃を思い出す」と意気込みを新たにした。
安倍政権の農政に対し「無理やり競争を持ち込もうとする姿勢に農家は危機感を持っている」という。
特に戸別所得補償制度の米の直接支払交付金(10アール1万5000円)の半減を問題視し、今後の国会で「制度の法制化を求めていく」と決意を語る。
政府・与党の農協改革は「農協解体論だ」と批判。
「農協がなくなれば農家のためにならない」と懸念し、政府を徹底追及する構えだ。
比例北関東で復活した同党の福島伸享氏は、家族や支援者と共に久々に国会の地を踏んだ。
「ずっともどかしい思いで国会を眺めていた」と福島氏。
民主党政権時代に反対を訴えてきたTPPに加え、米価の下落、農協改革など「大混乱の農政が始まっている」と指摘する。
「頭でっかちの頭だけで考えた改革案なるものが横行している。自然を相手にした農業は徐々にしかできない。現場目線の農政を進めていくことを提言したい」と意気込む。
比例東海で復帰を果たした民主党の小山展弘氏は、国会で協同組合憲章の制定を急ぐとした。
小山氏は農林中央金庫職員出身。協同組合について地に足着いた議論が必要との危機感を募らせ、「野党から声を上げ、与党の中でも思いのある人に声を上げてもらうことを期待している」と語る。
民主党の協同組合振興研究議員連盟も再始動させる考え。
「議連の活動などを通じて、現場、有権者の声を伝えていく」と意気込む。
JAグループの自己改革の内容を評価する考えを示し、「基本的な考え方に共鳴する。自己改革が望ましい」と述べた。
躍進した共産党は、農政通の高橋千鶴子氏が比例区東北で5選を果たした。
米の直接支払交付金の半減や2014年産米価の下落に苦しむ農家の声を聞き、「東北では営農をやめざるを得ない農家も出てくる」と心配を募らせる。
農政をめぐる国会論戦に意欲を示し、「国が責任を持って対策を進める必要がある」と意気込む。
同党の議席拡大を「年金、社会保障の問題など暮らしに対する切実な思いが支持につながった」と分析し、農政でも国民・農家目線を貫く構えだ。
というもの。
誰でも、新しいノートを使う時には、あれこれ考え、丁寧に使う。
でもしばらくしたら・・・・
今回の初当選組のコメントは、テレビで見ている限りでは、あまりにもレベルが低いものばかりだった。
その程度で、今の農業を変える事は不可能だろう。
言葉だけで実行しない計画。
口ばかりの強い農業。
また、適当に扱われるだけなんだろう。
午前中の打ち合わせの内容については、まだ書く事が出来ないので了解してもらいたい。
しかし、知ってもらいたいし、考えてもらいたい事があったので、その部分について書こうと思う。
新品種を誕生させるためには、当然、何処に売るのかを考えなければならない。
大きく分ければ、業務用なのか、スーパー・量販店なのか、米屋なのか、である。
ところが、この売り先によって、これからのブランド化の高さも、価値も、評価も、全てが変わってしまう。
なのだが、ほとんどの人たちが、この部分を甘く考え、「バランスよく売れれば」と考えてしまう。
もしかしたら、業務用とスーパー・量販店については、イコールに出来るかもしれない。
しかし、自分たちと、業務用・スーパー・量販店とは、決してイコールには成れない。
スーパー・量販同じレベルのお米なら、自分たち専門店としては、差別化出来ないので、取り扱う価値が無い。
自分もそうであるが、同じものであるのなら、価格の安い方で買う。
その時には、価格重視なので、酷い場所でない限りは、お店はどこでもよい。
知られているお店なら、まず間違いなく買う。
だから、自分たち専門店には、専門店として売るにふさわしいレベルのお米が欲しい。
そうでないと、自分たちの存在価値が無いからである。
でも、生産者直送のお米ばかりでは、ネットや直売所と変わらない事から、専門店として、差別化出来ているようで出来ていない。
それでは専門店としての将来も無いし。
どんなに良い品種が生まれようが、どんなに技術をもって栽培されたお米であろうが、消費者が知らなければ、それは価値が無いと同じ。
よって、生産者直送を考えているのであれば、大義名分としてコンクールなどに出品しなくてはならない。
そして、自分たちの名前を知ってもらわなければならない。
しかし、ネットの中では、既にコンクールの入賞米だらけ。
そこには、もはや価値は存在しなくなっている。
こんな状態の中で、「バランスよく」は有り得ない。
スーパー・量販店を中心に考えるのであれば、自分たちは、その話し合いに参加しないし協力もしない。
当たり前り事として、スーパー・量販店のバイヤーと相談していけばよいだけの事なのだから。
米屋は、毎月数店舗が廃業している。
その中で生き残っているのは、一癖も二癖もある、つわものばかり。
其処に対して、お米を売ってくれというのであれば、それなりのものが要求されるのは、当たり前の事だ。
新品種のブランド化を考えている産地は、そこをもっとシッカリと考える必要がある。
しかし、知ってもらいたいし、考えてもらいたい事があったので、その部分について書こうと思う。
新品種を誕生させるためには、当然、何処に売るのかを考えなければならない。
大きく分ければ、業務用なのか、スーパー・量販店なのか、米屋なのか、である。
ところが、この売り先によって、これからのブランド化の高さも、価値も、評価も、全てが変わってしまう。
なのだが、ほとんどの人たちが、この部分を甘く考え、「バランスよく売れれば」と考えてしまう。
もしかしたら、業務用とスーパー・量販店については、イコールに出来るかもしれない。
しかし、自分たちと、業務用・スーパー・量販店とは、決してイコールには成れない。
スーパー・量販同じレベルのお米なら、自分たち専門店としては、差別化出来ないので、取り扱う価値が無い。
自分もそうであるが、同じものであるのなら、価格の安い方で買う。
その時には、価格重視なので、酷い場所でない限りは、お店はどこでもよい。
知られているお店なら、まず間違いなく買う。
だから、自分たち専門店には、専門店として売るにふさわしいレベルのお米が欲しい。
そうでないと、自分たちの存在価値が無いからである。
でも、生産者直送のお米ばかりでは、ネットや直売所と変わらない事から、専門店として、差別化出来ているようで出来ていない。
それでは専門店としての将来も無いし。
どんなに良い品種が生まれようが、どんなに技術をもって栽培されたお米であろうが、消費者が知らなければ、それは価値が無いと同じ。
よって、生産者直送を考えているのであれば、大義名分としてコンクールなどに出品しなくてはならない。
そして、自分たちの名前を知ってもらわなければならない。
しかし、ネットの中では、既にコンクールの入賞米だらけ。
そこには、もはや価値は存在しなくなっている。
こんな状態の中で、「バランスよく」は有り得ない。
スーパー・量販店を中心に考えるのであれば、自分たちは、その話し合いに参加しないし協力もしない。
当たり前り事として、スーパー・量販店のバイヤーと相談していけばよいだけの事なのだから。
米屋は、毎月数店舗が廃業している。
その中で生き残っているのは、一癖も二癖もある、つわものばかり。
其処に対して、お米を売ってくれというのであれば、それなりのものが要求されるのは、当たり前の事だ。
新品種のブランド化を考えている産地は、そこをもっとシッカリと考える必要がある。
今日の午前中で、例年よりも続いた、お米の取材と産地との打ち合わせの、全てが終わった。
流石に、ホッとしたというか、これで終わったというか・・・・
今は、脱力感で一杯。
だから、誤魔化していた疲れも、一気に表面化。
喋り続けて酷使していた喉は、唾を飲み込んでも痛い。
胃薬も効かなくなった胃は、ズキズキムカムカ。
とりあえず
終わったんだよなぁ。
流石に、ホッとしたというか、これで終わったというか・・・・
今は、脱力感で一杯。
だから、誤魔化していた疲れも、一気に表面化。
喋り続けて酷使していた喉は、唾を飲み込んでも痛い。
胃薬も効かなくなった胃は、ズキズキムカムカ。
とりあえず
終わったんだよなぁ。
いつもと変わらないニャンコたち。
クリスマスイブだったから、高級なご飯にしたけど、ニャンコたちは、「そんなの関係ねぇ~」っていう感じだった!
むなっっしぃー!!!
少し前に収録した番組の放送日のお知らせ。
放送局:BSフジ
番組:高柳明音(SKE48)のもっと翼をください
http://www.bsfuji.tv/top/pub/ske48.html
放送日:2014年12月29日(月)
放送時間:14:30-14:55
25分間内のシートコーナーです。
来年は、後半としての放送予定です。
放送局:BSフジ
番組:高柳明音(SKE48)のもっと翼をください
http://www.bsfuji.tv/top/pub/ske48.html
放送日:2014年12月29日(月)
放送時間:14:30-14:55
25分間内のシートコーナーです。
来年は、後半としての放送予定です。
まずい、非常~にまずい。
ニャンコご飯ばかり買いすぎた。
なかなか売っていないので、あるとついつい買い溜めしていたのが仇になった。
今月3000円しか残っていない。
という事は、1日400円以内しか使えない。
これじゃ、大学時代の生活だな。
キャベツ1個で3日間しのぐとか!
胡椒・醤油チャーハンとか!
ニャンコは1回のご飯100円以上なのに。。。
ニャンコご飯ばかり買いすぎた。
なかなか売っていないので、あるとついつい買い溜めしていたのが仇になった。
今月3000円しか残っていない。
という事は、1日400円以内しか使えない。
これじゃ、大学時代の生活だな。
キャベツ1個で3日間しのぐとか!
胡椒・醤油チャーハンとか!
ニャンコは1回のご飯100円以上なのに。。。
日本農業新聞e農ネットに「農薬検索システム スマホ対応、運用開始 静岡県病害虫防除所 (2014/12/24)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
静岡県病害虫防除所は、スマートフォン(多機能携帯電話)などでも見やすい農薬検索システムの運用を始めた。
画面を縦方向に指で順送りし、検索したい作物名や病害虫をリストの中から選ぶ方式だ。
文字を入力しなくて済むため使いやすい。
同防除所によると、携帯端末用の農薬検索システムを公開した防除所は初めて。
・屋外で利用しやすく
同防除所は、インターネット上に農薬検索システムを全国に先駆け、2005年に開設した。
年1回改訂する冊子の防除指針に比べ、農薬の使用方法変更などの情報を素早く更新できる。
ただし、画面構成はパソコンでの利用を想定し、横長だった。
このため縦長の携帯端末で検索ページを開くと、文字が小さくて見にくかったという。
実際にシステムを使うのは、直売所のJA担当者が出荷者から質問を受けたり、病害の発生した農家がJA店頭で買う前に確認したりするケースが多い。
屋外での利用がほとんどであるため、同防除所は、普段持ち歩く携帯端末で利用しやすいように改良した。
携帯端末向けのページは、ワンタッチで検索できるよう作物名、病害虫名をリスト化してある。
さらに茶やミカンなど複数の作物に共通で使える農薬も検索できるように工夫した。
複合経営が多い県内農家のニーズに合わせた。
同防除所の芳賀一上席研究員は「新任のJA担当者や新規就農者など、農薬の扱いに慣れていない人を中心に積極的に活用してほしい」と呼び掛けている。
この農薬検索システムは、無料で誰でも利用できる。
検索ページのアドレスは http://www.s‐boujo.jp
というもの。
農薬を使用しないで栽培が出来るのであれば、それが一番であることは確かだ。
しかし、では農薬を使用しないで作られた農産物は、全ての人に届ける事が出来るのだろうか。
その可能性が、自分には見えない。
生産者と消費者との1対1の関係でしか、まだまだ実現できていない。
そのままでは、農業の新時代を作り上げる事が出来ないだろう。
農薬を、少しでも減らして欲しいのは、食べる側の本音である。
しかし、情報が届かなければ、生産者としては、不必要だろうと感じながらも、撒かなければならない。
当然消費者も、その農産物しか食べる事が出来ない。
こういうシステムが充実してくると、こういう矛盾を無くしていく、1つの道を作り出すことが出来ると、自分は信じている。
内容は以下の通り
静岡県病害虫防除所は、スマートフォン(多機能携帯電話)などでも見やすい農薬検索システムの運用を始めた。
画面を縦方向に指で順送りし、検索したい作物名や病害虫をリストの中から選ぶ方式だ。
文字を入力しなくて済むため使いやすい。
同防除所によると、携帯端末用の農薬検索システムを公開した防除所は初めて。
・屋外で利用しやすく
同防除所は、インターネット上に農薬検索システムを全国に先駆け、2005年に開設した。
年1回改訂する冊子の防除指針に比べ、農薬の使用方法変更などの情報を素早く更新できる。
ただし、画面構成はパソコンでの利用を想定し、横長だった。
このため縦長の携帯端末で検索ページを開くと、文字が小さくて見にくかったという。
実際にシステムを使うのは、直売所のJA担当者が出荷者から質問を受けたり、病害の発生した農家がJA店頭で買う前に確認したりするケースが多い。
屋外での利用がほとんどであるため、同防除所は、普段持ち歩く携帯端末で利用しやすいように改良した。
携帯端末向けのページは、ワンタッチで検索できるよう作物名、病害虫名をリスト化してある。
さらに茶やミカンなど複数の作物に共通で使える農薬も検索できるように工夫した。
複合経営が多い県内農家のニーズに合わせた。
同防除所の芳賀一上席研究員は「新任のJA担当者や新規就農者など、農薬の扱いに慣れていない人を中心に積極的に活用してほしい」と呼び掛けている。
この農薬検索システムは、無料で誰でも利用できる。
検索ページのアドレスは http://www.s‐boujo.jp
というもの。
農薬を使用しないで栽培が出来るのであれば、それが一番であることは確かだ。
しかし、では農薬を使用しないで作られた農産物は、全ての人に届ける事が出来るのだろうか。
その可能性が、自分には見えない。
生産者と消費者との1対1の関係でしか、まだまだ実現できていない。
そのままでは、農業の新時代を作り上げる事が出来ないだろう。
農薬を、少しでも減らして欲しいのは、食べる側の本音である。
しかし、情報が届かなければ、生産者としては、不必要だろうと感じながらも、撒かなければならない。
当然消費者も、その農産物しか食べる事が出来ない。
こういうシステムが充実してくると、こういう矛盾を無くしていく、1つの道を作り出すことが出来ると、自分は信じている。