■マルホンまきあーとテラス
■石巻オカリナ交流会へご出演の皆様へ
■「いつくしみの花」楽譜
■「いつくしみの花」オリジナルCD
6月19日、石巻市開成のマルホンまきあーとテラス小ホールで開催された「石巻オカリナ交流会」へ参加してきました。
~コンサートの開催のきっかけ
オカリナ奏者岡崎裕子氏が、2012年6月から毎月最終日曜に、「オカリナで自立支援」というコンセプトで、宮城県石巻市の仮設住宅集会所でワークショップを開き、その後、「石巻でオカリナフェスティバルを開催したい」という希望を持ちながら開催にこぎつけ、2020年、2021年は、新型コロナウイルス感染症対策のために中止となっていました。
2019年までは、「石巻オカリナフェスティバル」として、全国からオカリナ愛好者が集いコンサートを開催していました。
~3年ぶりの開催
今年は、3年ぶりの開催になり、コロナ禍の中で、出場者は、宮城県内を中心に原則無観客、関係者のみの開催になりました。
県内のオカリナが大好きなサークルを中心に19組、約120名の参加になりました。
岡崎先生のご指導でアンサンブルを楽しんでいるグループ、小学生のメンバーが入ったグループ、オカリナ教室で練習に励んでいるグループ、今回のオカリナ交流会を楽しみにしていたグループ、オカリナ教室の先生などが出場して素晴らしい演奏をご披露していました。先生の演奏には、感激のあまり涙を流して聞いているオカリナ大好きな人もいて素晴らしいオカリナ交流会になっていました。
午前10時からリハーサル、午後0時30分から午後4時まで、ステージは、1組10分以内、3曲以内で開催されました。
~初出場の「かのん」・「オカリナ縄文会」
私は、今年、初出場を果たした、「かのん」と「オカリナ縄文会」の2グループへ参加し演奏してきました。
「かのん」は、「自然への祈り」、「さらばシベリア鉄道」の2曲、「オカリナ縄文会」は、「サライ」、「いつくしみの花」の2曲を演奏しました。
「オカリナ縄文会」は、2019.6月に開催された「石巻でオカリナフェスティバル」へ観客として参加していました。
次回のオカリナフェスティバルには、是非、出場したいと目標を立てて練習をしてきました。
念願がかなって3年ぶりの出場になりました。
緊張感でいっぱいでしたが、楽しく演奏することに心がけてどうにか演奏を終えることができました。
一生懸命に練習してきた成果が出たのではとホッと胸をなでおろし、やり遂げた満足感に浸ってきました。
~「いつくしみの花」の誕生秘話
「いつくしみの花」は、2021.3月、仙台を中心に活動している音楽プロデューサー猪狩太志氏が、オカリナ縄文会のためにオカリverで編曲していただいたものでした。
「いつくしみの花」は、2011.3.11に発生した東日本大震災の4日後に誕生した曲で、瓦礫に凛として咲く花をイメージし、花々が見る人を癒すように、聞いた人の慰めになるような曲になればと思い誕生したドラマがある曲でした。
~「いつくしみの花」のオリジナルCDを作成
今回、折角の機会なので、猪狩太志氏からご快諾をいただき、楽譜と伴奏のオリジナルCDを作成し出演者グループへ寄贈しました。
「いつくしみの花」を聴いていただき、機会を見つけてオカリナで演奏し、東日本大震災のことを風化させないためにも、日常の生活に安らぎをもって過ごされるようにと作成し寄贈しました。
~来年は、全国のオカリナファンが集い
来年は、全国のオカリナファンが集い開催されるように、是非、有観客の中で盛大に開催できることを祈っています。
オカリナグループかのん・オカリナ縄文会のメンバーも第二回目として出場することができたらと今から楽しみにしています。