■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■
練習風景
ある教習所の控え室にて (撮影: H290822)
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昨日、市内にある自動車教習所へ行き、運転免許証更新に必要な 「認知機能検査」 を受けた。
この検査は二回目だが前回は一日で終ったが、その後法律が改正され、この 「認知機能検査」 の結果によっては次ぎの受講があり、二日仕事になる。
妻が元気ならもう免許証返納を考えるが、今の状態ではまだ自分で運転することが必要だから、また更新することにした。
「認知機能検査」 の内容は、「時間の見当識」・「手がかり再生」・「時計描画」の三つの検査を行う。
「時間の見当識 (A)」 とは、検査時の年月日、曜日及び時間を回答する。
「手がかり再生 (B)」 とは、16種類の絵を記憶し、何が描かれていたかを回答する。
「時計描画 (C)」 とは、時計の文字盤を描き、指定された時刻を表す針を描く。
以上の検査から点数を取得し、その合計点にある係数を掛けた数字が 「総合点」 として受検者に示される。私は単なる問題の合計点数だと思っていたが、どうも違うらしい。
因みにそれはA、B、Cの点数を基にして 総合点 = 1.15×A + 1.94×B+ 2.97×C の算式で求められている。
さてその総合点によって次ぎのように判定がなされ、その後のコースが決まる。
76点以上は、記憶力・判断力に心配ありません。
(高齢者二時間講習を受ける)
49点以上76点未満は、記憶力・判断力が少し低くなっています。
(高齢者三時間講習を受ける)
49点未満は、記憶力・判断力が低くなっています。
(臨時適性検査の受験 専門医の診断を受ける)
(または医師の診断書の提出が必要となる)
誰でも76点以上は取りたいであろうが、よくよく考えてみると、何で高齢者だけがこのような検査を受けなければならないのだろうか?
高齢者による事故が多いのは承知しているが、それは高齢者の数が多いから当然のことで、一人当たりの事故率などは考えないのであろうか?
それと高齢者、即認知症、みたいな風潮であることに、高齢者としては多いに憤りを感じてしまう。
この三つの検査、受検して一番心配したのは 「手がかり再生 (B)」 の検査だ。16種類の絵を憶えるのはちょっと簡単でもない。だがこの 「認知機能検査」 を高齢者以外の免許証保有者に受けてもらったら、果たして全てが76点以上を取るかは疑問だ。
今は 「若年性認知症」 が社会問題にもなっているが、高齢者だけを特別視して余計な検査を受検させることなく、免許証取得時は全ての人にこの検査を受けさせたらどうだろうか?
運転免許証更新の今年、私の一番面倒な事だと思っていたのがこの 「認知機能検査」 だったが、何とか76点以上取れたので安心した。しかし、10月にはまたこの教習所で運転実務を含んだ講習があるので、まだオールクリアではない。
でもまずは良かったと安堵している。
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