日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

日頃、見た事・聞いた事・感じた事・そして言いたい事などを発信します

思わぬ出来事

2014年10月31日 17時03分42秒 | 日暮らし通信


写真説明: ダリア一輪咲く (近くの民家にて)
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妻にアクシデントがあって、四日振りでパソコンを開いた

28日7時過ぎ、いつものように二階で洗濯物を干す準備中、妻が床で足を滑らして仰向けに転倒した

 「しまった」 と叫ぶ間も無い突然の出来事だった

悪いことにその倒れた所に高さ20センチほどの置き台があり、その角が妻の背中に当たったらしい


妻は 「痛い、痛い」 と言いながらもやっと起き上がったが、かなりの痛さのようだった

しかし、立ち上がると痛いとは言わない。背中を見ると一部が赤くなっているが、腫れてはいない

一先ず様子を見ることにしてその日は病院へ行くことを止めてしまった

ところが寝る時、横になる時、妻はまた 「痛い、痛い」 を連発、さらに起き上がる時にもかなりの激痛のようだ

結婚して以来、妻がこのように 「痛い」 と言うのを始めて聞いた。余程痛かったのだろう

仰向けでは痛いので、横向きになってやっと眠ったようだが、私はその夜は寝不足気味で時を過ごした

29日朝がまた大変だった。起き上がる時に痛みが戻って、自分では起き上がれず、私は妻の 「痛いよ、痛いよ」 との言葉を無視するかのように後から抱え上げて立たすことにしたが、立つと何故か痛みは消えているようで、少しふらついているが歩くこともできた

起床後の様子を見ていると、少し動きが緩慢だが、何とか生活できそうな感じだった

11時前、整形外科へ。予約無しなので待ち時間は覚悟していたが、意外と早く11時半過ぎには名前を呼ばれて診察室へ

私からの状況を聞いた医師は 「もしかしたら骨折しているかもしれません」 とのコメントに私はがっくりと気落ちしてしまった

まずはX線撮影 (四枚) することになった。だが、撮るのはベッドで仰向けにならなければならない

ベッドに寝かせる時、また 「痛い、痛い」 と言うのでX線技師と私で何とかやっと妻の体を仰向けにすることができた

撮っているその間、私は廊下で待機していたが、もし骨折していたら最悪、入院だろうか? などの思いで先が真っ暗になったように落ち込んでしまった

X線技師からは 「四枚良く撮れました」 と言われた。かつてこの病院では撮った後、現像して本人へ大判の写真が手渡されたが、いまはデジタル化されて、担当医師に伝送されるようになった

また呼ばれて診察室へ。医師は四枚の写真を時間をかけてゆっくりと見ながら精査している。私にとっては永い時間のように感じた

 「骨は大丈夫で、骨折はありません。打撲だけで、全治三週間ほどかかります」 との診断を聞いて私は肩の荷が降りたように気が軽くなった

私は医師に痛みどめの薬を所望したが、その必要は無いとのこと。その対応として 「経皮吸収型沈痛・抗炎症剤」 一か月分が処方された。難しい名前だが俗に言う 「膏薬」 である

だがこの 「経皮吸収型沈痛・抗炎症剤」 は24時間で交換すること、患部でも無い何処へ貼っても効きます、との医師の言葉には少し驚きました

転倒から四日目、横になる時、起き上がる時はまだ 「痛い」 と言うが、転倒翌日の朝に比べるとだいぶ痛さも和らいだようだ

全治三週間、まだまだ先があるが、当分は妻の一挙一動に注意が必要だろう

妻の転倒に対し、私は自虐的に自分を責めてしまう。もう少し注意していたら防げたのではないか? との自己反省がまだ続いている

パソコンを開けない間、私のブログにコメントを頂きましたが、上記のことで返信コメントが出来ませんでした

お詫びを申し上げ、これからもよろしくブログの世界でお付き合いください


今、彼岸花は?

2014年10月28日 19時52分47秒 | 所沢航空記念公園
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

彼岸花の葉

所沢航空記念公園
(H261028 撮影)



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このブログでは 「彼岸花は不思議な花だ」 と何回も書いたかもしれない

だがその通り不思議な花だ

私が園内で今年最後に満開のこの花を撮ったのが先月27日だった

その後いつしか茎も倒れて、あの楽しんだ花のイメージは消えてしまった

それから私は散歩する度に土手向こうのその場所に何か変化があることを期待していた

今日、私は 「あっ」 と、驚いた

花を咲かせていたその場所に彼岸花特有の葉 (写真) が見えたからだ

撮ろうと近付くと、群生していた場所には30センチから50センチもありそうな線状の細い葉っぱがロゼット状 (円盤状・放射状) に延びていた

葉色は深い緑で、陽光に反射するように艶があり、どの株も見事に活き付いている

それを見てまた 「彼岸花は不思議な花だ」 と思った

この豊かな葉姿は寒い冬でも衰えることはないはずだ

だが春の訪れとともに姿を消す

それからは、秋が、お彼岸が近付くまでは地表には何も姿を表さない

また暫く逢えないが 「彼岸花は不思議な花だ」 と思いながら、私はまた来年に咲く 「彼岸花」 に思いを馳せていた






園内放送

2014年10月27日 14時38分15秒 | 所沢航空記念公園
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

放送塔遠景

所沢航空記念公園



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9時過ぎ妻と園内を散歩中、放送塔から園内放送があった

昨日午後から高齢の男性が行方不明で、その所在情報を求める市役所からの協力要請だった

その男性の特徴などが紹介されたが、情報があれば市役所か警察署へ電話してくださいと、繰り返し放送された

一体何処へ行ってしまったのだろうか?

意外と遠くへ行った可能性もあるが、この辺りでは昨夜21時過ぎには音を立てて降るような激しい雨もあったから余計に心配になる

このような放送を聞いていると、私は人生の悲哀を感じてしまう

その男性がどのような人かは判らないが、かつては一生懸命働いて、会社のため、家庭のため、そして家族のために頑張った人かもしれない

楽しむべき老後なのに、いつしかいろいろな記憶が薄らいで、自らの家に帰ることすらを忘れてしまうのは、他人事にしても寂しいことでもある

このような主旨の放送は年に何回かは聞いたことがあるが、一刻も早くその男性の所在が判るようにと願いました






妻との会話

2014年10月26日 14時51分35秒 | 日暮らし通信


写真説明: 菊 (空堀川沿いにて)
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月、水、金曜日の16時半になると、入浴介護の女性ヘルパーさんがやって来る

あまり世間との付き合いも少なくなった妻は、このヘルパーさんたちに会うのを楽しみにしている

短い時間だが、妻はかなり勝手にいろいろとヘルパーさんと会話しているようだ


だが私は浴室でどのように妻が入浴しているかは見たことはなく、全てはヘルパーさん任せにしている

入浴後、戻ってくると必ず 「ああ、サッパリした」 と笑顔で私に言うからお風呂は有難いものである

入浴するのは週三日だが、その他の日は、同じ時刻に必ず浴室で妻にシャワーしている

それは特に ”下半身だけは清潔に” と私が考えた毎日の目標達成行為でもある


以下はそんなシャワーを始めた頃のお話です

妻を立たせて、私は前(かが)みになって妻の足を洗っていた

妻から見れば私の頭の天辺は真下に見えるはずだ

その時妻が 「お父さん、ずいぶん頭が禿()げちゃったねえ~」 と言った

 「えっ、そんなに禿げているの?」 と、私は少し心配げに言葉を返すと

 「もう、上の方に毛がないよ」 と、またショックな言い方だった

 「薬でも付けたら()えてくるかなあ~」 

 「もう年寄りだから生えてこないだろうね」 と、冷たい言い方だった

実は私は毛が薄いとは思っていたのだが、天辺が禿げているとは思ってもいなかった

洗面所の鏡の前で、手鏡を使って見ると、妻の言う通りでかなり薄くなっていた

それからもう何回もシャワーしたが、その度ごとに私の禿げた天辺は妻のやり玉に挙がっている

だがそれ以上の言い方はしないので、薄くなった面積は増えていないと私は確信している

そんな妻の他愛の無い言い方の中に、何か憎めないユーモラスを感じている

つくづく思うのはシャワーや入浴の有難さだ

毎日のようにシャワーや入浴する日本人は世界一の清潔な民族だと思っている

特に妻を介護していると、その有難さは言いようの無い感謝の気持ちに通じている


頑張れ~ 阪神タイガース

2014年10月25日 15時23分59秒 | 日暮らし通信

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

柿、熟れる

空堀川沿いにて
(H261025 撮影)



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後、数時間で日本プロ野球の 「日本シリーズ」 が始まる

その出場チームを決めるクライマックスシリーズ (CS) とはどんな背景があって生まれたのでしょうか?

その理由には 「元々はリーグ優勝・日本選手権シリーズ進出決定後の消化試合を出来る限り減らすことを目的に、シーズン上位3球団によるトーナメント方式のプレーオフ制度」 のようだが、ゴルフのプレーオフなら判るのだが、プロ野球の場合にはどうして必要なのか? どうも私には合点がいかない

それと長期戦 (シリーズ) と短期戦 (クライマックスシリーズ) では戦い方は全く違うはずだから、長期戦で優勝する意義は深いはずである

アメリカのMLBと比べるのは状況が違うようで、MLBは広大な地域に30球団だからCSは理解できるが、日本の12球団ではそんなプレーオフは必要ないようにも思ってしまう

場合によってはシーズン3位の球団が ”日本一” になる可能性があり、リーグ3位の球団のホーム球場に ”チャンピオンフラッグ” がはためくのは何とも異様な光景だと思ってしまう

私はセ・パ両リーグのシリーズ優勝チームが ”日本一” を争うのが常道である、といつでも思っている

とにかく今夜から日本シリーズが始まる

シリーズ優勝のソフトバンクとシリーズ2位のタイガースとの戦いはどちらに勝利の女神がほほ笑むのだろうか?

ファンとしては勿論 「阪神タイガース」 に ”日本一” の冠を頂きたいものである






橋を 撮る

2014年10月23日 20時45分29秒 | 空堀川散策

世の中にはいろいろな対象物を専門に写真を撮る人がいます

例えば鉄道・SL、花、動物とか、私のように飛行機を撮るとか
特別な被写体を追い続けている人たちのことです

最近 「橋を撮る」 ことを趣味としている人がいることを知りました

趣味としていい発想だと、私は思いました
橋だったら日本全国何処にもあるし
形も千差万別で被写体としては身近で親しみ易いのではないでしょうか

私は妻が元気な頃は年に二回ほど隅田川の遊覧船に乗って楽しんでいました

それは船から見る風景も格別の風情がありますが
隅田川にかかる橋に興味があったからです

特に橋の下の部分をこの目で見ることにいっそうの興味を持っていました

橋の外形は地上からも見えますが、下の部分は船でしか見ることができません

橋の下の部分は実に複雑な構造になっていますが
でもあっと言う間に通過するで、よく目を凝らさないと見過ごしてしまいます

橋にはそれぞれの顔があって、それは個性と言うのでしょうが
よくよく考えると橋には地域との密接な繋がりが深いことが(うかが)えます

橋と言う構造物は意外と奥深い被写体のようです


私が川沿いを散歩している空堀川は全長約15Kmの一級河川ですが
その間に83の橋があるそうです

いつも散歩している時間は約40分くらいですが
その間でも五つの橋があります

 「橋を撮る」 人に刺激されましたので
この五つの橋を撮りましたのでご紹介します

● 南秋津橋 (施工年:昭和58年)

この橋は通じる道路に比べると立派な橋です





● 栗木橋 (施工年:昭和62年3月)

橋の北側には 「東京消防庁秋津出張所」 があります





● 曙橋 (施工年:昭和61年3月)

我が家に一番近いのがこの曙橋です





● 大沼田橋 (施工年:昭和54年3月)

この橋は珍しく一車線、先見の明が無い人が設計したのでは?








● 野塩橋 (施工年:昭和54年3月)

橋上は志木街道、左は東村山方面、右は清瀬方面です




 写真説明: 空堀川にかかる橋 (一部)
 撮影場所: 空堀川沿いにて (H261023 撮影)


地方の大河に比べたら空堀川の橋はオモチャのようでは?

ところで橋はどのように数えるのか調べてみました

答えは、一橋 (いっきょう) ・一基 (いっき) ・一本 (いっぽん) と数えるそうです



10月22日 (水曜日)

2014年10月22日 17時21分21秒 | 日暮らし通信

8時半、妻を迎えにDSの車が到着
妻は運転手の女性ヘルパーさんに大声で ”おはよう○○さん、来るのを待っていたの” と笑顔で話しかけた

車中からも笑顔で私に手を振りながら遠ざかって行きましたが、妻はDSへ行くことを本当に楽しんでいるようです

でも実際にはDSでどのように過ごしているのでしょうか?

しかしいつも、見えなくなるまで車を見送る私の胸中は複雑な気持ちなのです


9時前、ポツポツと雨が落ちてきたので、傘持参で空堀川沿いを散歩するため家を出た

空堀川沿いに来ると、まずはコサギ (と、私は思うのだが?) が水辺で遊んでいた
年に何回かコサギを見るが、純白な羽毛は空堀川に明るさを呼び込んでいるようだ

実はもう一羽居るのだが、二羽を同時に撮りたい私のリクエストに応じる気配なく、離れたままで撮れなかった





左岸を下流に向かって歩いて行くと、左手には広大な農地が見える

その農地境目の一部には椿の生垣があり、今、所々で花を咲かせている

その昔、武士は 「首が落ちる」 といって椿を嫌い、庭にも植えなかったと聞いたことがある

それは花が終わると花びらが地に落ちてバラバラになる光景がそう思わせたのかもしれない

今でも入院中のお見舞いなどにも椿はご法度、競走馬の名前にも 「ツバキ」 は避けられているそうです

この生垣の根元を見ると、花びらが一枚、一枚と散り落ちていて、その光景はあまり良い印象ではない

ちなみに白椿の花言葉は 「理想の愛」 などがあるそうだが
散乱している白椿の花びらを見ていると、愛が崩れてしまったかのように(むな)しくなる





川沿いの民家の裏庭には大き目の鉢の中で一輪、朝顔が咲いていた

もう花の時期も終わったからと、(あるじ)からも忘れられてしまったかのように鉢土の表面も乾いたままだ

この一輪の朝顔は元気そうだが、今日の気温は低い
もしかしてこの朝顔も咲きながら ”ブルッ” と、冷気に驚いているのかもしれない





民家の庭から大きなミカンの木が遊歩道にせり出している

その木にはたくさんのミカンが実を付けて、もう中には食べ頃の色合いにもなっているのもある

だが美味しそうな食感を妨げるのは写真のように実に描かれている×印
それも遊歩道にはみ出しているミカンだけ全て×印だ

×印は ”盗るな” か ”食べられません” の意味なのであろうか?
おそらくは前者の ”盗るな” ではないだろうか

こんな印を見ると何か ”せこい” 気がして、家主の顔を見たくもなる

堂々と遊歩道にせり出して歩行者の邪魔になっているので
本来は家主が剪定して整理するのが常道なのに
それを忘れてミカン優先とは、人道も地に落ちた感がする

 ”ご迷惑をおかけしていますので、よろしければどうぞ” と
○印を付けてください、と言いたくもなる




 写真説明: 今日の散歩で見た光景
 撮影場所: 空堀川沿いにて (H261022 撮影)


一枚目の写真をコサギと書きましたが、ダイサギかもしれません
鷺は冬羽と夏羽では違う装いをするようなので、私にもよく判りません




私たちも予防接種しました

2014年10月20日 20時48分13秒 | 日暮らし通信

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

富士山初冠雪

空堀川沿いにて
(H261016 撮影)



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徐々に気温が低くなり、また厳しい寒さに向かいつつあるこの時期になると、「二人とも風邪を引かないこと」 を願っている

ここ数年は二人とも風邪をブロックしているが、以前私が風邪を引いて苦しんだことがあった

私が風邪を引くと間違いなく妻もそれに付き合ってしまうから、まずは私が引かないようにと心掛けている

と言っても特別なことを実行している訳でもないが外出後の 「手洗いとうがいの励行」 だけは守ることにしている

それと 「インフェルエンザの予防接種」 は毎年必ず妻と受けている

当市では市内の病院での接種開始は10月15日となっているが、この開始日は他の自治体では違うのだろうか?

私たちは今日この予防接種を受けてきた

その病院では16時から16時半までが夕方診療なので、その時間帯に行くことにしたが、駐車場も空いていたので助かった

受付で渡された 「質問票」 に記載後、待つことおよそ30分、医師からのコールがアナウンスされたので妻と診察室へ

幾つかの簡単な問診のみで接種が許可された

その後は処置室 (このネーミング、私はいつ聞いても好きになれません) で看護師さんが左腕に ”チクリ” と注射、横で妻も一緒に注射。それで終わりました

予防接種料は一人分2,200円、これは65歳以上の人には市の補助があるが、一般の人は3,780円なのです

65歳以上の人への補助も各自治体では違うのではないでしょうか?

市からの補助金は有難いですが、先日、ある事を知りたくで市役所の担当課に電話したら、市内の65歳以上の人は約4万人とのことでした

 ”えっ? 4万人もいるんですか?” と私はびっくりしました

10月1日現在の当市の人口は151,593人、約三割弱が65歳以上の人です

もし、4万人全てが 「インフェルエンザの予防接種」 を受けたら、市の財政は左前にならないだろうか?

と、余計な心配をしてしまいましたが、まずは予防接種を受けて妻ともども安心しました





妻は ”ジャイアンツファン” でした

2014年10月20日 17時02分20秒 | 日暮らし通信


写真説明: 色づいたピラカンサ (空堀川沿いにて)
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終日、妻の傍にいると、会話する内容も極く限られた内容に(かたよ)ってしまう

時には妻と大笑いするような場違いな話題も欲しいのだが、それはあまり期待できそうにもない

だが先日 ”本当にそうなの?” と私が驚いたことに気づいた


18日の夕食後、私はタイガースファンなので 「阪神対巨人」 戦を見ることにした

その日、タイガースが勝てば四連勝で日本シリーズへと、ファンとしては期待が膨らむ試合だ

そして結果は8対4でタイガース連勝、私は思わず拍手して喜んだ

ところが野球のことなどはあまり知らないはずの妻は、何となく不満な様子だった

 ”お前はどこのファンなの?” と聞いてみた

そうしたら ”ジャイアンツ” と、ぶっきらぼうに答えた

 ”えっ? ジャイアンツが好きなの?” と、繰り返し聞いたら
こっくりと、頭を下げた

我が家にジャイアンツファンがいるなんて、私には驚きだった

 ”ジャイアンツの誰が好きなの?” と、またしつこく聞いてみた

その答えは ”原監督” だったので、またまたびっくりしてしまった

私は昔から 「アンチ巨人」 だったのでテレビでジャイアンツ戦などは見たことが無い

それだから妻がジャイアンツファンだと始めて知って驚いたが
妻は何処で原監督を憶えたのであろうか?

しつこい私は今日も ”ジャイアンツの監督は誰だっけ?” と聞いたが
 ”原監督” とはっきり答えたから、妻の記憶も確かなようだ

妻は大相撲の白鵬のファンだとは知っていたが
ジャイアンツファンだとはその日まで知りませんでした

来年は時々、妻とテレビでジャイアンツ戦などを見ることにしようかと考えているが
こんな話題で妻とは違った会話をすることができました


10月19日 (日曜日)

2014年10月19日 15時21分14秒 | 日暮らし通信

9時半過ぎ、妻と歩きで家を出て、近くのスーパーへ買い物に行くことにした

途中、無人形式の農家直売所あり

我が家の近くには自転車での5分圏内で数軒の直売所がある

今の時期、商品と言えばサツマイモだけの所もあるが
直売所によっては何種類もの野菜なども売っている





私が買ったのは写真のようなサツマイモで100円、種類は 「紅東(べにあずま)

今日は三時のおやつは妻の好きな ”焼きイモ” にするつもりだった

丸い料金入れにお金を入れながら
ふとパート勤めをしていた園芸農家のことを想い出した

その農家でも温室で育てた草花とか野菜を道端で売っていたが
奥さんの話によると、残った品物の数と回収した金額が合わないことは 「日常茶飯事(さはんじ)」 とのこと

はっきり言うと品物だけ持ち去り、お金は払っていないので立派な窃盗行為でもある

人目が無いからと、たった100円の品物を持ち去るなんてとんでも無い悪徳行為で
そんな人は(ろく)な死に方をしないだろう、と腹が立つ話を聞いた





買い物が終わってからは、空堀川沿いを歩いて帰ることにした

今日は天気は最高にいい気分だ

川沿いを暫く歩いたら、農家の柿畑が見えてきた

柿の実も順調に色づいて、ご覧のように天高く元気に成っている

妻が 「美味しそうな柿だねえ~」 と一言

昨日の夕食後に食べた柿の味を想い出しているのだろうか?

 「秋空と柿の実」 この時期、私が好む風景の一つです

それにしてもこの柿の実、もう食べ(ごろ)のような気もするのだが?





妻がまた民家の庭先を指差した方向を見ると
目立つように白い花が咲いていた

 ”ちょっと待てよ” この花の名前、かつて教えて貰ったような気がする

だが私のメモリはすぐに答えを呼び出せない

やっと ”ハツユキソウ” だと、想い出したのだが、正解だろうか?

綺麗な花ですね、まさに雪が積もったような清楚な見事さです
二月に降った大雪の光景を想い出しました

10時半過ぎ、無事に家に帰りました




 写真説明: 今日の散歩で見た光景など
 撮影場所: 空堀川沿いにて


買ってきたサツマイモ、三時にレンジで焼いて食べました
妻が ”美味しいね” と満足気でした

まだ残っているから、またチンして食べることにします




ヒマラヤ杉を 撮る

2014年10月18日 16時08分54秒 | 所沢航空記念公園


写真説明: 池のヒマラヤ杉 (所沢航空記念公園)
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私の場合、妻のことを考えると遠出することはまず出来ない

いつも限られた同じような所を繰り返し行ったり来たりと、考えてみれば何の変哲(へんてつ)もない行動パターンでもある

でもそんな(かたよ)った私の気持ちを和らげるのは 「写真を撮る」 と言う趣味を持ったこと



外出する時は殆どカメラ持参が当たり前となってしまった

それは時には突発するニュース性の高い出来事などに遭遇することを願っているのだが、そんな願いが叶ったことは一度もない

私もいつか、デジタルカメラを持つようになったが、撮り始めた20歳代から比べるとアマチュアのカメラ世界は多く変わった

昭和30年代、カメラを持っている人自体が少なく、まして一眼レフカメラなどは珍しく、ほとんどはレンズシャッターカメラだった

そしてアマチュアにとって写真撮りは金食い虫でもあった。少ない小遣いでは撮る枚数も限られて、もっぱらじっくりと被写体を選んでいたから、腕はあまり上達しなかった

それが今では、場合によっては一度に何百枚も撮ることも可能になり、自動モードで撮れば失敗することも少なくなった

おまけに沢山の撮るモードを使えるなんて夢のようにカメラは進化した


そんな気持ちを持ちながら、今日も9時過ぎ、妻と園内を散歩した

今の時期、園内で咲く花は見当たらないが、でも意に叶う被写体は必ずある

それがこの写真。池の中央に颯爽(さっそう)(そび)えるヒマラヤ杉

立派な直幹の木姿は他を従えるかのように威厳もある

そしてヒマラヤ杉が自らの姿を見るように池の水面(みなも)を鏡として使っている

花は撮れなかったが、今日はこのヒマラヤ杉が水面に写る光景を撮ったのが収穫だった


この花の名は?

2014年10月17日 21時14分28秒 | 日暮らし通信

今日は9時予約で妻の歯科医院通院の日、8時45分、車に妻同乗して家を出た

妻は約一ヶ月半の間隔で通院して、歯のクリーニングを受けている

妻が病気して困ったことは山ほど起きたが、歯を充分に磨けないこともその一つ

院長さんに相談したら 「一定の間隔でクリーニングしましょう」 とのアドバイスなので、それに従うことになった

いつも20分から30分かけてクリーニングしているが、終わるといつも 「歯がサッパリした」 とニコニコしながら妻は診察室から出てくる

私も三カ月間隔で同じようにクリーニングを受けているが、いつも食後には念入りに磨いているのに歯医者さんからは 「よく磨けています」 とのお褒めの言葉は貰ったことがない

歯石とは面倒な付着物で、歯を充分に磨いたようでも必ずへばり付く厄介物でもある

その歯石、一度付いたらその接着力は驚くほどで、硬さもなかなかの物となる

私は歯石を取る時、口の中でコンクリートを()がすような感じを持ちながら我慢している

だが歯石を取る器具も技術も進歩した。昔のようにあまり痛みも感じなくなったが、勿論オペする歯科衛生士さんの腕前も多いに影響しているのは確かだ

その通院で、今日は日課の公園散歩はお預けとなったので、妻と歩いて近くのスーパーへ買い物に行くことにした

5分ほど歩くとある民家の庭先を見て、妻は ”あれっ、変な花” と言った

指差す方向を見ると今まで見たことも無い花が咲いている (写真二枚)

確かに ”変な花” だ

色合いは綺麗だが、私に迫ってくるような花の美しさが無い

珍しい花だが、何か不安定な(おもむき)が先走って、私の気持ちは ”綺麗だ” とジャッジできない

よくよく茎や葉をを見ると、どうも蘭系統のような気がする

でも世の中にはいろいろな花があるから、どの花も同じように見なければなるまい

最初は ”変な花” だったが、見ていたらやはり ”綺麗だ” とジャッジすることにした








     写真説明: この花の名は?
     撮影場所: ある民家の庭先で



この果物の名は?

2014年10月15日 20時56分55秒 | 日暮らし通信


写真説明: Q=この果物は?
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台風一過の昨日は季節外れのように気温が上がったが、今日は一転、それよりも9度も低いとの予報だった

今日妻はDS (ディサービス) へ行くのでこの温度差に対して着る物はどうしようか? と、まず思案した

妻は自分で着る物を選ぶ力を忘れてしまったので、私の感覚が妻の容姿を左右する鍵となってしまった


家の中だけならどんな格好でも構わないが、DSへ行くと人目もあるだろうからあまりみすぼらしい姿は見せたくない、と、私独特のブライドがこんな時に現れてくる

私が選んだ物を妻は文句も言わずに着てくれるのは有難いことだ。とりあえず今日は風邪を引かないように厚手の物を着ることにした

妻がDSの車で見えなくなった後、私は空堀川沿いを散歩した

やはり今日は少し肌寒い

途中、民家の庭先で見たこの果物、一体何と言う名の果物なのでしょうか?

形も結構大きくて、表面がゴツゴツしているが、食べられるのだろうか?

もう何年もこの川沿いを歩いているが、この果物は始めて見た。実物(みもの)は時には成るのに何年も時が必要だと聞いたことがあるが、この果物もそんな仲間なのだろうか?

ふと、妻はDSで元気に過ごしているだろうか? と、思いが巡った

考えてみると独り身の散歩は寂しい、妻が傍にいる方が私にとっては面倒だが、やはり心が静まるのは妻と一緒の時のようだ

台風のお陰なのか空堀川は今日も水が流れていた

16時過ぎ、妻がDSの車で帰ってきた

今日も妻は 「楽しかった」 と、笑顔で私に言った。それを聞いて私も ”よかったな” と、相槌(あいづち)を返した

外はまだ雨が降っていた




珍しいバイクを見ました

2014年10月14日 17時17分55秒 | 所沢航空記念公園


写真説明: ヤマハ 「TRICITY (トリシティ)  MW125」
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台風19号もやっと通り過ぎたが、各地で被害があって大きな傷跡を残した台風だった

昨夜は夢うつつのような睡眠の中で風の音が激しくて3時半に一度目が醒めてしまった

風は連続して吹いているのではなくて、ある周期で物凄い音と共に吹き荒れているようだった


想い出してみるといつも当市は台風の進路から外れていたので、このように激しい風の音を伴った台風は最近では珍しかった

それから一眠りして5時起床、もう風の音は消えていたが、まだ樹木を()するような強い風が吹いていた

9時過ぎ、妻と園内を散歩すると、路上には枝や葉が至る所で散乱している。葉はともかく、枝は妻の歩行を邪魔するので、私は ”枝払い” の仕事が優先した散歩になった

それと北風が強く吹いている。真北へ進む時は体を少し前屈(まえかが)みにしないと進まない強い風だ。しかし、北風でも寒さは感じないし、むしろ涼しい感じで体に当たってくる

散歩も終わりになって駐車場へ戻るとその片隅にバイク (写真) が停めてあった

 ”あれっ~ 珍しい。前輪が二輪だ” 後輪が二輪のバイクは時々見るが、このように前輪が二輪のバイクは見たことがない

近くに運転者はいないようなので、無断で申し訳ないが撮らしてもらった

ネットで 「前輪が二輪のバイク」 と入力して検索すると、次のような説明があった

ヤマハ発動機が9月10日発売開始したマルチホイールコミューター 「TRICITY (トリシティ) MW125」 らしい

前輪が二輪となっている三輪バイクで、新たなタイプの都市型コミューターとして若者をはじめ幅広い層をターゲットとしていて、価格は35万6400円とのことです

コーナリング時には一般的なモーターサイクルと同様にバンクして曲がる仕組みになっているそうで、このバイクも新しい技術の賜物なのでしょう

このバイク、私は始めて見ました。昔、昔のその昔、バイクに乗っていたのでその頃が懐かしくなりました。若ければこんなバイクに乗ってみたいものです




台風19号接近中

2014年10月13日 16時40分24秒 | 日暮らし通信


写真説明: 左岸から上流を望む
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台風19号が九州、四国地方で大暴れしている

その後は速度を早めて明日3時頃には東京地方に最も近づくとの予報だ

台風嫌いな私にとっては台風が通過するまでは心配ばかりが気に重く()し掛かっている

テレビのニュースを見ていると避難されている方も多いようだが、あの豪雨による土石流災害などの実害を考えると早や目の避難が有効なのだろう

堤防などの決壊により街全体が床下、床上浸水の実情を見ると、自然災害の恐ろしさを改めて感じる

私は戦後のある時期までに何度も実家で床下浸水を経験しているが、床上浸水で無かったことは奇跡のようにも思った

市内を流れる三本の河川は豪雨となるとすぐ氾濫した

その当時、その河川はいずれも曲がりくねった流れで、豪雨で降った大量の雨水は川に関係なく氾濫し、勝手に住宅地や田地田畑(でんちでんぱた)に流れ込んで、それはあたかも突然現れた広大な湖のような景観に変貌していた

だが、その水が引くのも早かった。それはまだ当時は土の部分が多かったから、水捌(みずは)けが良かったからだと私は推察した

当市では昭和30年代から急速に都市化に向かって市街地が形成されて自然の景観が徐々に消えてしまった

その都市化は多くの弊害をもたらしたことは事実だが、一つだけ有効だった施策があった

それは市内を流れる河川を整備したことで、流れを直線化することを優先し、カーブを緩やかにして川幅を増し、護岸工事に力を入れたことだった

この整備により市内での河川氾濫は減少したことは事実で、永く当市に住んでいる者としては驚くべき変化だった

近くを流れる空堀川もこの整備計画によってほぼ直線化して川幅はかなり増したから、地域住民の水害に対する安心度もかなり高まった

しかし、これらの護岸工事によるリスクも多かった。あまりにもコンクリート化し過ぎて水が自然に帰る道筋を閉ざしてしまったからだ

ニュースなどで氾濫によって水浸しになった街の姿を見ると、私も実家で経験した床下浸水の想い出が蘇ってくる

この台風19号が早く通り過ぎるように祈るしかない