先日、東北に住む妻の女性知人であるTさんから宅急便で段ボールが届いた。
妻宛だが、残念ながら妻は健常者の行為は出来ないので私が開梱した。
「あっ、冷麺だ」 と、名物の冷麺 (写真 ①) がたくさんあるのを見て私はニコッとした。
中には簡単な挨拶と 「暑い時に冷麺を食べてください」 との付箋があった。
妻にも説明したが、何とか理解できたようだ。
さて食べたいがどうしようか?
我が家の食担当者は嫁さんだが 「冷麺貰ったから食べよう」 と、言ったが、嫁さんは何日分かの献立がすでに作成済みだから、その後になるらしい。
やっと今日昼食でその冷麺 (写真 ②) を食べた。
嫁さんが考えて幾つかの具材が添えてあったが、ちょっと麺の歯応えが違う。
昨日、冷麺のことをネットで調べたが 「盛岡冷麺は、盛岡の麺職人・青木輝人氏が昭和 29 年に 「食道園」 を開店した際に、朝鮮半島に伝わる咸興冷麺と平壌冷麺を融合させ、創作したのが始まりです」 とのことだったが 「盛岡冷麺の麺は、コシが強く、表面はツルッと喉ごしが良いのが特徴です」 との食感が書いてあった。
その特徴の通りの食感だった
普通の麺とは違うので、最初は戸惑いもあったが、食べている間に喉ごしが良くなって美味しい冷麺の食が進んだ。
嫁さんが選んだ具材も冷麺の味を引き立てていた。
妻はどうだろうか? と、気になった。
要介護の妻は感じる事を自己表示できないので判らないが、いつもと同じように箸を動かしているので、私と同じような食感を感じているのだろうと、私は勝手に判断した。
妻に 「美味しかった?」 と、聞いたら、こっくりと頷いたので冷麺の味を感じたのだろう。
Tさんが薦める通り、暑いときにこの冷麺が適食だとに思った。
届いた後に妻に代って私がTさんに電話してお礼を述べたが、その気遣いに妻も感謝しているはずです。
これからも冷麺を食べるのが楽しみになりました。
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