日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

日頃、見た事・聞いた事・感じた事・そして言いたい事などを発信します

昭和記念公園のイチョウ並木

2022年10月31日 17時13分38秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






先日の朝刊多摩版に 「秋の東京 立川で見頃」 の見出しで昭和記念公園のイチョウ並木が見頃だとの記事が載っていた。

 「ああ、そんな季節なのか?」 と、いささか外出しない私の季節感が鈍くなったことに気付いてしまった。

時間があれば公園に行きたいが、それも無理だが、ふと過去にそのイチョウ並木を見に行ったことを想い出し、ファイルしていた画像を探してみた。

その時の画像が見つかったが、妻と嫁さんの三人で公園に行ったことを想い出した。

それは 2006.11.15 のことで、妻が退院した後のことだった。嫁さんがお弁当を作り、それを園内で食べたが、妻は車椅子での園内移動だった。

この公園はかつては立川飛行場の跡地だが、広大な敷地を国営公園としているので多くの人たちの憩いの場でもある。

立川口から入るとすぐにお目当てのイチョウ並木が見えた。紅葉とは違った趣を感じた。そしてこの並木の傍では公園のシンボルでもあるカナールが見事な佇まいを見せてくれました。

その日は三人で園内を散策して、多くの花や景色を見て楽しんだ。遠い想い出です。








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      写真説明:  公園のイチョウ並木

      撮影場所:  昭和記念公園  (2006.11.15)







西武池袋線を撮る

2022年10月29日 11時13分07秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






空堀川の右岸沿いを下流に向かって歩き、志木街道を横切り、前原橋を左に見てさらに歩くとやがて西武池袋線が空堀川と交差する陸橋が見える。

私はあまりこの方面には行かないが、今日は右岸で自転車を止め、電車を撮ることにした。

短い30分ほどの写真撮りだったが、それでもその時間内に何本もの電車が通過して行った。

私は鉄道ファンではないので電車の型式などは判らないが、実にいろいろと塗装した電車があるものだと思った。

今は西武線も他社との相互乗り入れをしているので、走る電車は多種多様、同じ線路を走れるのはそれなりに電車の技術的、物理的仕様がある程度標準化している証拠だろう。

私は西武電車は黄色い車輌だと未だに思っている男だが、どうもそうでもないらしい。

電車を撮るテクニックがあるのだろうが、私は全く撮り方を知らないので、カメラのセットは AUTO 任せで撮りました。写真では左が秋津駅方向へ、右は清瀬駅方向です。

今度電車を撮る時はもっと違ったアングルで撮りたくなりました。







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      写真説明:  西武池袋線

      撮影場所:  空堀川沿いにて  (2022.10.27)







真言宗豊山派・東福寺

2022年10月26日 15時56分37秒 | 日暮らし通信


発信元:  赤とんぼ






昨日は所沢市本郷にある東福寺を訪れた。

先日、清瀬金山緑地公園のコスモス畑で遠方に見た守護観音さまを参拝するのが目的だった。

だがこの公園経由で行けばよかったのに、私は別ルートで行くことを思いついたが、これが失敗の元だった。

そのルートを自転車で走り始めたが、東福寺が判らず私は完全に迷走状態になって右往左往するままに走ることになった。

とにかく南方向を目指して公園に行くことにしたが、やっとその公園に着くことができた。でも、私も脳力が落ちたもんだと気落ちしてしまった。

ここに来れば北方に観音さまが見えるので、それを見ながらやっと東福寺に辿りついた。

寺の正門にある石柱には 「成田山 東福寺」 と刻まれていたが、正確には 「真言宗豊山派寺院東福寺で成田山観音院」 と号する。

そして境内の高台には守護観音さまが天に聳えるように純白のお姿でお立ちになっていた。

私はその像に近づくために数十段の階段を登り始めたが、途中の踊り場で何枚もお姿を撮った。

登り終わりお姿を間近で見た時、何故か神々しい雰囲気を感じた。その顔も温和で多くの人たちを守るに相応しいお姿だった。

守護観音さまは南方向を見ているので、その眼差しの方向を見るとあのコスモス畑をかろうじて見ることができた。

こうして無事に守護観音さまをお参りすることができた。帰りは公園経由で帰ることにしたが、コスモス畑でまた守護観音さまを撮った。

我が家の宗旨も真言宗豊山派だが、この東福寺を訪れたのも何かの縁かもしれない。









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東福寺正門




本堂




境内で守護観音さまを望む




近くで見る守護観音さま




温和なお顔を拝す




眼下にコスモス畑が小さく見える




コスモス畑から守護観音さまを撮る



      写真説明:  東福寺で見た風景

      撮影場所:  真言宗豊山派・東福寺にて  (2022.10.25)








私が好みの髪型は?

2022年10月24日 10時51分43秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






今朝、8時半過ぎからH子さんにMの髪の毛をカットしてもらった。

二人暮らしの時、いろいろと困ったことがあったが、その一つがMの髪の毛をカットすることだった。

街中の美容院に連れて言ってカットすることを考えたが、Mからはノーの返事だった。

仕方なく、最初の頃は私がハサミでカットしていたが、このカットは難しく、しばしば虎刈りになったが、Mは 「ああ、サッパリした」 と文句を言うこともなかった。

その後はDSの施設に美容師さんが出張して来るのでカットをお願いしていたが、このコロナ騒動で外部との接触を避けるために美容師さんも来なくなったので、また私がカットすることになってしまった。

だが、長男夫婦と同居するようになってからはH子さんにカットを任せることにした。このような仕事は女性の細やかさが有効だと私は思っていた。

H子さんも最初はハサミを使っていたが戸惑いもあったようだが、ある時、「お父さん、電気バリカンを使ってみませんか?」 と提案された。

そうだ電気バリカンだともっと楽に、そして整った髪型になるかもしれないと、それからは電気バリカンのお世話になっている。何でいままで電気バリカンを使うことを気付かなかったのだろうか。

このようなカット作業は女性に限ると、また私は思った。私はボーイッシュタイプの髪型が好きなのでバリカンは12ミリのアダプターを使ってMの髪の毛をカットしている。

今日もMは私好みのボーイッシュタイプの髪型になりました。 そしていつものように 「ああ、サッパリした」 とのMの言葉でカット作業も終りました。

散歩の時に撮った花三態をアップしました。







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      写真説明:  花三態

      撮影場所:  空堀川沿いにて  (2022.10.6)







コスモス と 守護観音さま

2022年10月23日 10時41分13秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






先日、清瀬金山緑地公園北側でコスモスを撮っていたが、撮る場所を変えると所沢市本郷の東福寺境内におわします真っ白な守護観音さまが見えてきた。

コスモスと観音さま、何か不思議な光景だが、観音さまもコスモスのお花見をしているだろうか?

東福寺は正式には 「水木山 阿弥陀院 東福寺」 と号する真言宗豊山派の寺院です。
くしくも我が家の宗旨も真言宗豊山派です。

いつか東福寺を訪れ、守護観音さまを参拝したいと思っています。







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      写真説明:  守護観音さま

      撮影場所:  清瀬金山緑地公園にて  (2022.10.20)







清瀬金山緑地公園のコスモス

2022年10月22日 10時43分25秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






先日、電動自転車で柳瀬川沿いを走り、清瀬市北部にある清瀬金山緑地公園に行きました。

この公園は妻が最初に退院した当時は毎日のように車で行き、散歩していたことがあった。

今は有料駐車場も完備されているが、当時はフリーでの駐車だったから、満車の時はすぐに帰ったこともあった。

この公園に行くのは久しぶりのことだったが、一番の環境変化は雑草が生い茂っていることだった。

以前は歩行路の両側の雑草はあまり気にならなかったが、今日は延びた雑草が通路にまではみ出して通行を妨げているほどだった。明らかに地球温暖化の影響を受けているのだろう。

今日はあまり目的もはっきりしないで公園に行き、池の写真でも撮るつもりだったが、思いがけない光景に出会った。

それは公園北側の広大な面積の畑でたくさんのコスモスが咲いていたことだった。最近、このように多くのコスモスが咲く姿は見たことはなかった。

写真を撮る人も十数人いたが、女性が多い。その女性たちはスマホでは無く、望遠レンズ付きのカメラでコスモスを撮っていた。

思わぬ出逢いでの被写体のお陰で公園に行った甲斐がありました。

それにしてもこのように多く咲いているコスモスは見事な花模様に溢れていました。花はほぼ満開、見事な光景でした。








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      写真説明:  コスモス乱舞

      撮影場所:  清瀬金山緑地公園近傍にて  (2022.10.20)







イギリス in 1977 (終わり)

2022年10月21日 15時25分21秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ







● この項のタイトル: たくさんのお土産を買ってきました ●

海外へ行くなんて会社の出張でもなければなかなかチャンスは無い。それが現実となっていろいろな経験をさせていただいた。

他のページでも触れたが餞別を戴いた人もいて、たくさんのお土産を買ってきた。その数73人分。

いろいろあって書ききれないが子供たちには特別な気持ちでお土産を選んだ。

何しろホームシックにも掛かった私だが妻にも子供にも会いたい気持ちが高ぶっていた。特に前の年に生まれた次女のことが心配だった。ホテルの部屋で帰国の日をカウントダウンするように毎日カレンダーの日付を塗りつぶしていた。

お土産を揃えるのに苦労したが妻には英国のウェイジウッドのネックレスと帰りのアンカレッジで腕時計を買った。

長男には車の模型や飛行機の本、二階建てバスのオモチャを、長女にはスコットランド風の可愛い子供服を、次女には同じくスコットランド模様のマフラーを買った。

帰国時、羽田空港で思いがけない光景を見た。
入国審査が終わり、待合ロビーに行くと出迎えるたくさんの人でごった返していた。

その中で、ねんねこ半纏に子供をおぶった女性がいた。今時このような姿を見るのは珍しいことだった。

だがその女性は私の妻だったのでびっくりした。まだ一歳にもならない次女と共に出迎えてくれた。逢うのが楽しみだったが、次女はねんねこ半纏の中ですやすやと眠っていた。

その時の時間は忘れたが、空港から自宅まではタクシーで帰った。その頃、会社からは海外出張時は空港から自宅まではタクシー利用が認められていた。

家に着いて 「やっと帰ってきた」 と、実感、無事に家族と会えて安心したが、お刺身と熱燗の日本酒の美味さを満喫した。

この出張でいろいろな想い出と知識を貯えることができた。生涯でもう二度と経験することの無いような貴重な経験をすることができた。

こうして私にとっては素晴らしく得ることが多かった英国出張が終わった。

探していた当時のパスポートが見つかった。今は入出国審査も変ったことでしょうが、当時の羽田とヒースロー空港の押印を見て懐かしく想い出しました。

この日記も今日で終わりです。
あまり縁の無い内容の 「イギリス in 1977」 の日記でしたが、皆さんからたくさんの拍手やコメントを頂き、有難うございました。
        (この項終わり)

日記が終わりの今日は当時のパスポートと羽田空港とヒースロー空港での入出国審査の押印をアップしました。







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1977 年発行のパスポート




羽田空港での入出国審査




ヒースロー空港での入出国審査



      写真説明:  当時のパスポート

      撮影場所:  自宅にて  (2022.10.20)







イギリス in 1977 (その27)

2022年10月20日 14時24分42秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






● この項のタイトル: 食べ物について ●

この出張を通じて感じたことは "食べ物に対し好き嫌いの無い私" を有り難いと思ったことです。

何でも食べることができることは、特に海外出張などでは面倒のない生活を楽しむことができる。

ロンドンの街中での日本人向き和食・中華レストランの前には必ず日本人が立っていてショーウインドーを覗いていた。おそらくは何か和食を食べたいのだろう。

海外に行くとラーメンとかウドンとかお刺身を食べたくなると聞かされたが私は全くそんな気持ちにならなかった。

何を食べても美味いからである。研究所の昼食は有料のバイキング式だが何でも口に合った。
特に煮たトマトは私の最も好きなメニューとなった。帰国後それを探したが同じ味のトマトを見つけることができなかった。

それでも家に帰った晩に日本酒を飲み、お刺身を食べた時はやはり "美味い" と独り頷いた。
       (この項終わり)

大温室で熱帯植物を見学してからは表に出て園内を歩いた。

名のある公園には必ず 「カナール」 と呼ばれる構造物がある。
カナールとは造園用語で 「修景手法のひとつで細長い直線水路」 を意味しています。
神代植物公園のカナールも立派な造りなので暫し眺めていた。
それと大温室と呼ばれている施設も、表で見ると大きな建造物であることが判る。

この大温室で撮った熱帯植物の写真をアップしてこの日記をフォローしましたが、今日で終りです。







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カナール




大温室



      写真説明:  カナール と 大温室

      撮影場所:  神代植物公園・大温室にて  (2018.1.18)







イギリス in 1977 (その26)

2022年10月19日 08時24分33秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






● この項のタイトル: 一泊二日のフランス旅行 ●

土曜、日曜日は休みなのでこの機会にフランスに行こうと話しが纏まった。往きは飛行機、帰りはカレーからホバークラフトで帰ろうとの予定であった。参加者は出張で同行した男性6人。

さて飛行機でドゴール空港へ。通関も5人までスムーズで早フランスへ。ところが6人目の私だけは許可が下りない。

別に悪いことはしていないのにストップなのである。恐らくは何かを照合しているのであろう。

後で聞いた話だが、私が日本赤軍派の手配写真に似ているのでその確認のためストップされた理由らしい。。待つこと約20分。やっと許可が下りた。言葉が喋れたら文句の一つも言ってやりたいくらいである。

この一件ですっかりフランス人が嫌になってしまった。それに輪を掛ける嫌なことがあった。

すぐ凱旋門やノートルダム寺院などを見た。さすが立派な歴史的な構造物である。

その後あるレストランへ。ところがウエイターがいるのだが一向に注文を聞きに来ない。忙しそうでもない。

6人ともいささか痺れをきらせたがどうもこの店のフランス人は我々日本人を無視しているらしい。席を蹴って出てしまったがこれでまたすっかりフランス人が嫌いになってしまった。

それから私はずうっと "フランス人は愛想の悪い人種" だと決め付けている。

夕食はあるレストランを利用したがそこのショーには驚いた。
客の前に巨大な透明の水槽があり、その中でビキニ姿の美女が泳ぎながら踊るのである。
とにかく水槽の大きさはかなり大きい。これには圧倒された。
どんな夕食のメニューであったかは忘れたが素晴らしく面白いひとときだった。

宿はセーヌ河畔の日航・ド・パリホテルの22階でした。ここでも私には不思議な番号22が一緒でした。


短いフランスの旅であったが残念なことにドーバー海峡が時化ていてホバークラフトが運行中止。海底トンネル経由鉄道利用のお帰りとなってしまった。
      (この項終わり)

神代植物公園の大温室を出てからは園内を歩いてみた。
大広場に行くとススキが巨大化したような白い植物が見えてきた。

案内板を見ると 「シロガネヨシ」 と表示されていた。
シロガネヨシはイネ科シロガネヨシ属の多年生植物。ススキに似た外見の割に高く育つため 「お化けススキ」 という俗称もあるそうです。
寒さにはやや弱いが関東地方までなら全体が枯れることはまずないそうです。







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      写真説明:  シロガネヨシ

      撮影場所:  神代植物公園・大温室にて  (2018.1.18)







日々雑感

2022年10月18日 11時15分33秒 | 日暮らし通信


発信元:  赤とんぼ






8時半過ぎ、Mは迎えの車に乗ってDS (デイサービス) へ行った。私はその車が見えなくなるまで見送った。
もうこのような事が十数年続いている。

聞くところによれば家族から無理強いされてDSへ行かされている人もいるとのことだが、そのような人は耐えがたい思いをしていることだろう。

最初、私がMのDS行きを考えた時、その雰囲気に馴染むことができるだろうか? と心配したが、それは杞憂に終り、行きも帰りもニコニコ顔を失わないので安心している。

Mが元気な頃は人付き合いも温和な性格だったが、記憶の一部を無くしてもその穏やかさはDSでも生かされているようだ。

MがDSへ行く日だけは私は限られた時間だけ、自由に使うことができる。でも17時頃には帰って来るのであっという間にその自由時間も終ってしまう。

この時間を利用して独り散歩したり、普段買い物にも行けないから、必要な物をスマホのメモ帳に書いておいて買い物に行く。これだけでも午前の時間は過ぎてしまう。

今日も独り散歩した。小雨なので傘持参だったが、すぐに止んでしまった。

本来、飛行機の写真を撮るのが趣味なのだが、それは諦めてもっぱら花や鳥を撮っている。

人生の晩年はこんなはずでは無かったと思うが、これも人生、こんな生活パターンがまだまだ続きそうだ。

今日は散歩で撮った萩・メドーセージ・ツユクサの花をアップしました。








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メドーセージ




ツユクサ



      写真説明:  散歩で撮った花

      撮影場所:  空堀川沿いにて  (2022.10.18)







イギリス in 1977 (その25)

2022年10月17日 10時38分51秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






● この項のタイトル: トラファルガー広場 ●

休みはもっぱらドライブを楽しんでいた。

他にやることが無かったせいもある。先日テレビでの英国特集番組でトラファルガー広場の画面があり懐かしかった。

今から想うと冷や汗もののドライブだったがあの広場に車で行った。

同行したスタッフのIさんは音楽好きで、ある時有名な 「アルバートロイアル・ホール」 での演奏会を聞きに行ったが、帰りは車で迎えに来て欲しいとのことだった。

そこで慣れない道路を探しながら辿り着いたのがトラファルガー広場だった。

ぐるぐる回って道を探していたが、偶然Iさんに会うことができたが、もし会えなかったらまだぐるぐると回っていたに違いない。

広場でお馴染みのあのライオン像も "あの日本人の車はいったい何をしているんだ" と胡散臭げに見ていたことだろう。今、ロンドンに行ったとしても絶対あの広場をドライブするなんて御免です。

あの頃は若かったからいろいろなことが出来ました。
       (この項終わり)

今日も熱帯スイレンをアップしました。
私はスイレンの花を見ていると不思議な感情が湧き出てくる。
何故そのような感情になるのか自分でもはっきりしない。







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      写真説明:  熱帯スイレン

      撮影場所:  神代植物公園・大温室にて  (2018.1.18)







イギリス in 1977 (その24)

2022年10月16日 08時19分00秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






● この項のタイトル: ストーンヘッジ ●

英国へ来ていろいろな場所を訪れたがストーンヘッジも忘れられない。

ストーンヘッジは誰が造ったのか?、何のために造ったのか判らない謎の多い円形の巨石群。

ロンドンより西へ約100キロ以上も車で走らなければならない。しばらく走るとやがて緑が多くなり牛や馬が見えるのどかな田園風景に変わる。


山らしい山は無く、緑の丘の間を高速道路が一本走っている。この風景はどことなく北海道に似ている。

やがてストーンヘッジが視界の中に入ってきた。

曇り空と巨石のコントラストは宇宙人がUFOで飛んできてもおかしくない雰囲気だ。

ただ、回りには何も無い。ただ巨大な石が積み上げられているだけだ。もし宇宙人が来てもあまりの殺風景な佇まいにすぐ帰って行くかも知れないように何もない。

手持ち無沙汰な気持ちで小さな石の上に飛び乗ってみた。

とたんに "Don't climb !!" と声が飛んできた。

気が付かなかったが警備員のおっさんがいたらしい。 "すんません" と小声の日本語で謝って飛び降りた。

我に返ってもう一度回りを見回すとほんとうに何も無い。これがストーンヘッジである。
         (この項終わり)

今日も熱帯スイレンをアップしました。
表示板には白色と説明していたが、少し薄い黄色が目立つスイレンだった。
このスイレンは何とも清楚で幻想的な雰囲気があった。







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      写真説明:  熱帯スイレン

      撮影場所:  神代植物公園・大温室にて  (2018.1.18)








イギリス in 1977 (その23)

2022年10月15日 10時58分21秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






● この項のタイトル: サッカー ●

英国はサッカーの本場。私はあまり興味は無いが同行したサッカー好きなスタッフに誘われて試合を見に行った。またびっくりすることばかりであった。

この試合は第4部リーグの試合だからかなり実力は下のチームらしい。行われた街は全くの田舎で普段は人影も無く、寂しい静かな佇まいである。

ところがサッカーの試合があると一変する。

どこから来るのか知れないがとにかく人が集まってくる。道路も臨時の駐車エリアとなり、普段は警官の姿を見つけるのに苦労するくらいなのに、サッカーがある時は警官が大勢いる。騎馬警官や警察犬のシェパードも動員されている。

さて試合が始まると応援する歓声がすごい。

ひいきの引き倒しと言えるほどのエキサイトぶりである。何やら小競り合いも始まっていた。

ハーフタイムになったらまたびっくりした。日本車の宣伝だが、日産車十数台がコートの回りを周回してデモを行っていた。

これらの日本車を見て私はいささかホームシックになってしまった。当時、私の愛車が日産スカイライン 2000GT だったから日産車を見てますます家が恋しくなってきた。


サッカーにあまり興味の無い私はいささかうんざりしたが、英国人のサッカー好きは充分に判った。

ある時、研究所のメカニックの家に招待されたことがあったが、子供がソファにふんぞり返ってテレビに食い入るように見ていたが、やはりサッカーの試合だった。

4部の試合でもこのくらいだからもっと上位の試合での熱狂ぶりはどんなものか想像もできなかった。
          (この項終わり)

今日も熱帯スイレンをアップしました。
白いスイレンを見ていると、小さな天使が飛び出してくるような幻想的な趣を感じました。







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      写真説明:  熱帯スイレン

      撮影場所:  神代植物公園・大温室にて  (2018.1.18)







イギリス in 1977 (その22)

2022年10月14日 08時51分20秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






● この項のタイトル: コンコルド ●

研究所内の通路を職長のジャクソンにエスコートされながら歩いていたら突然上空でバリッ~バリッ~と音がした。

 「ハリー、コンコルドだ!!」 とジャクソンが叫んだ。

見上げるとコンコルドだ。ヒースロー空港に向かっているのだろうが、コンコルド特有の機首を下げて低高度で飛行している。名の通り "怪鳥" がランディングの体勢に入っていた。

ジャクソンは 「見たか、英国の誇り "コンコルド" だ」 と言いたげに見上げている。

私は初めてコンコルドが飛んでいる姿を見た。民間機で音速を超えた飛行で商業ベースにのったのはコンコルドだけである。

英国人はかなりこの飛行機を自慢しているようだ。しかし私の感想は 「何とうるさい飛行機であろうか?」 であった。

この騒音問題がネックとなって日本の航空会社も採用しなかったほどである。しかし、その時は就航してからまだ一年目。目新しい斬新なデザインは当時では持てはやされていた。

その後、フランスのドゴール空港で駐機中のコンコルドを見た。

比較的小さな機体だが音速を超えた時にどのような衝撃を受けるのか?、などと思いながらしばし釘付けになってしまった。

だが2000年7月25日、エールフランスのコンコルド機がパリのシャルル・ド・ゴール国際空港を離陸時に、滑走路上に落ちていた部品により主脚のタイヤが破裂し、そのまま炎上墜落し、113人が死亡するという大惨事になった。

そのコンコルドも2003年10月24日、ニューヨークのケネディ空港から英国ヒースロー空港までの飛行を最後に "二十世紀で最も美しく、最も速い旅客機コンコルド" はその27年間の仕事を終えた。
     (この項終わり)


今日も熱帯スイレンをアップしました。
私はスイレンを見ると何故か仏教的な雰囲気を想ってしまいます。
このスイレン、きりっと咲いている姿からは逞しさを感じました。







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      写真説明:  熱帯スイレン

      撮影場所:  神代植物公園・大温室にて  (2018.1.18)







イギリス in 1977 (その21)

2022年10月13日 13時23分46秒 | 日暮らし通信


発信元:  赤とんぼ







● この項のタイトル: イギリス空軍ヘンドン飛行機博物館 ●


「FJR710 エンジンの想い出」 を続けることにしよう。


英国出張は昭和52年 (1977) のこと。もう昔話になってしまうが私にとって初めての外国とあって懐かしい想い出ばかりである。


いつかは忘れられてしまう私の歴史だろうが、このページ以降ではその想い出の幾つかを纏めておくことにする。

しかし、何しろ記憶が薄れてしまったことが多いので纏まりの無い文書になることであろう。


英国出張が決まった時、どうしても行きたい場所があった。それが 「イギリス空軍ヘンドン飛行機博物館」 である。


この博物館はロンドン北部の郊外にあり、第一次世界大戦から現代までの様々な軍用機が展示されていた。


ここは英国のみならずドイツ機の展示も充実していて有名である。英国は戦勝国だから飛行機マニアの私にとっては素晴らしい機体が展示してあると胸躍らせて訪れた。


日本のロケット特攻機 「桜花」 が展示されていたのにはびっくりしたが、何と言っても感動したのは "アブロランカスター爆撃機" である。


第二次世界大戦時に活躍した英国を代表する爆撃機で、米国のB29爆撃機に匹敵する英国が誇る傑作機である。


さらに驚くのはこの機体はフライタブルでまだ飛ぶことができるように整備されているとのことだった。


機体左側のコクピット下の外板にドイツへの出撃回数を示す何十個もの爆弾が描かれているのが印象的であった。


それにしても綺麗な博物館で、飛行機の歴史に酔いしれました。
          (この項終わり)


今日は熱帯スイレンの花をアップしました。二枚の表示板の説明を読んでください。特に熱帯スイレンと温帯スイレンの特徴を知っておくと参考になるでしょう。


俗に言う、スイレンとハスはどう違うのだろうか?

水面に咲くのがスイレン、水面より上の方で咲くのがハスとのことです。







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      写真説明:  熱帯スイレン

      撮影場所:  神代植物公園・大温室にて  (2018.1.18)