川沿いや街中を歩いていると、意外と目に付くのが柿の木だ。この頃は実が黄色味を帯びたので余計に目立っている。
どの柿の木にも実が撓わに成っているが、今年は生(り年なのだろうか? 昨年はこのように多くの実を付けていなかったように記憶している。
「柿の実は生り年があるのか?」 と入力して検索するとたくさんの説明があったが、このような疑問を持つのは私だけかと思ったが、世の中には同じような疑問を持っている人も多いことに気付いた。
「果実のよくなる年が生り年」 ならその反対語もあるはずで 「果物などが、よく実らない年を裏年 (うらどし)」 と言うらしい。
先日、川沿いにある農家の柿園で富有柿を買った。だが、食べてみるとあまり甘さを感じない。昨年はたっぷりと甘さがあったのにと、少し残念な今年の柿の味だった。
ここでも生り年に相応しいように実の数が多いので、糖分が分散してしまったのだろうか?
もっともこの柿園ではあまり柿の管理には力を入れていないようで、税務上空き地にするより柿の木でも植えようとの魂胆なのか? 味などはどうでもいいのだろう?
今日は川沿いの民家の奥さんから柿を数個貰ってきた。 「何と言う種類ですか?」 と聞くと 「百匁柿 (ひゃくめがき) です」 とのこと。
富有柿と違って形が異なるが、大きめの実を測ると240グラムもあった。食べてみると甘い。だが時期を過ぎるとその甘さが戻って渋柿になってしまうらしい。
「百匁柿」 と言うのは通称? かと調べてみると山梨では 「甲州百匁柿」 があるので一般的な呼名のようだ。因みに 「百匁 (ひゃくもんめ)」 は約375グラムです。
産地では 「百匁柿」 の大きいのは300グラムを越えるそうだが、出荷するには250グラム以上の実を選んでいるそうです。
でもこの辺りでは毎年同じだが、庭木に成った柿を収穫する風景を見たことが無いから、今年も喜んでいるのは鳥たちでしょう。
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たぶん生り年なのかもしれませんが、私の家の
山にある柿は毎年同じくらい生ります。
そして肥料や堆肥をたくさんあげて手入れ
すれば甘く美味しい柿になります。柿も正直
ですから手入れ手当次第ですね
でも柿を売り物にする方は精出して育て
毎年あまり差の無いように出荷しているそうだから
育て方次第のようです。
スーパーなどでも沢山の柿が店頭に並んでいますが
やはりいい値段なのでなかなか買う気になりません。
この辺りの農家直売所では庭で採れた柿を売っていますが
やはり甘さは今一です。
今日は曇り、すこしヒンヤリとした陽気です。