先日、ネットでニュースを見ていたらある精神科医の先生が高齢者の運転に関する興味ある話しを述べていた。
それは高齢者で運転している人と運転しない人を比べると、認知症になるリスクが4割減るとのこと。
また運転を中止した人と継続して運転している高齢者を比較すると、要介護になる危険性が8倍に上昇すると述べている。
両話を私が勝手に纏めるとと、運転している高齢者は認知症になりにくく、要介護にもなりにくいと解釈したが、私にすれば全く有り難い話しだった。
今、世の中では事故が起ると 「また、運転していたのは高齢者か?」 と、高齢者を目の仇にするように見られているが、正常に無事故無違反で大人しく運転している多くの高齢者にとってはありがた迷惑そのものだ。
そのお陰で高齢者の運転免許証返納を奨めることも理解できないことではないが、地域差による車の必要性を無視した提案は論外だ。
また極論だと思うが、年齢によって免許証を停止する提案もあるが、これは大きな個人権利の侵害であり理解できない話しだ。
要するに大きな事故を起こすのは高齢者だ、との先入観を除いてから論議すべきだ。
私は令和6年1月に免許証更新でもう運転を止めることを考えていたが、前述した両話を聞いてまた更新するかを決めかねている。
妻が元気なら私はもう免許証を返納しただろうが、要介護の妻と行動するには必ず利便性の高い車が必要だから運転を続けている。
幸いなことに56年間無事故、無事故だが、一番心掛けているのは 「スピードは控え目に」 を優先していることだ。
だが自動車は凶器であることに間違いない。その扱いは高齢者だからより以上の慎重さが要求される。
そして高齢者だけに科せられている認知機能などの検査をもっと若い世代にも適用すべきだと思う。
現状の問題にフタをするのでは無く、予防という観点からすれば若い世代から適正を確認することも必要なことだろう。
また世に問う。運転事故を起こす高齢者もいるが、事故を起こさない多くの高齢者がいることも忘れないでください、と。
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この問題、何か高齢者虐めで納得できません。
確かに高齢者による大きな事故がありましたが
それは一部の高齢者のことで
地道に運転している高齢者も多いはずです。
私たちが受けている認知機能検査を
若い人たちが受けたら恐らくは不合格者が
たくさんいるのではと思っています。
大きく取り上げます。 いわばニュースの中で一番
コストが安くて無難な報道だから・・
高齢者になると確かに運動能力と機敏性では劣ります
でも、経験が豊富ですから、その分慎重運転となります
自動運転もまだ遠い先の話、田舎では電車もバスもなく
車がないと買い物も病院も行かれません。
もっと深く掘り下げて慎重に精査した報道を望みます