「大相撲夏場所」 が終った。
相撲解説者になったつもりでこの場所を振り返ると 「低調」 の二文字に表現したい。
意外だったのは平幕の朝乃山が優勝したこと。その善戦に拍手を送るが、平幕の力士を優勝させた横綱、大関の不甲斐ない戦い振りは相撲の面白さを半減させている。
横綱・鶴竜四敗、大関・豪栄道、高安が共に6敗では、横綱、大関としてのプライドを何処に仕舞い込んでしまったのだろうか?
8勝の勝ち越しで横綱、大関がもし安堵しているようでは、何のための高い地位なのかを理解する必要がある。
それと予想外だったのは新大関・貴景勝の休場。また怪我か? と、相撲ファンの嘆きが聞こえてくるようだ。
安易に怪我するのは稽古内容に問題ありそうで、昔からの 「怪我は土俵の上で治せ」 の戒めはそれなりに先人たちの貴重な教訓でもある。
昨日はトランプ大統領の観戦で多いに盛り上がったが、いくらアメリカの大統領とは言え、特別に席を設ける必要など無いと苦言する。
相撲好きだった上皇さまもきっと土俵近くで観戦したかったであろうが、それでも貴賓席で観戦されたのだから、アメリカの大統領だって貴賓席で充分のはずだ。
相撲の世界では何か起ると 「伝統」 の言葉を優先させるが、昨日のように椅子に座って観戦するのはその 「伝統」 に抵触しないのだろうか?
夏場所が終って夕方の楽しみだった 「テレビ観戦」 が無くなったが、7月7日から始まる 「名古屋場所」 が楽しみだ。横綱・白鵬、大関・貴景勝も出場するだろうし、今場所で優勝した朝乃山が果たしてどのように上位陣と対するか? 面白くなりそうだ。
今日、8時半過ぎ、Mと川沿いを歩いていると、フェンスの上にカラス一匹が休んでいた。
カラスは人の気配に敏感で近付くとすぐに飛び去るが、何故かこのカラスは 「私を撮って?」 と、言わんばかりに、私が三メートルほどに近付いても逃げない珍しいカラスだった。
「それでは失礼」 と、撮らせてもらったが、それでもまだ逃げない。私の方が根負けして歩きだしたが、振り返るとやっと上流の方角に飛び去った。お陰で顔などをズームアップして撮ることができました。
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今場所は全くおかしな場所・・朝乃山と栃ノ心
足が出たか出ていなかったか・・ビデオ判定
しても??おかしな・・優勝力士が横綱と対戦せずに
賜杯をもらうなんて・・朝乃山の頑張りは認めても
優勝力士ではないはず・・対戦も立ち会いも
判定も 何から何までおかしい・・今の日本
そのものを表している場所でしたね
審判団の話し合いが6分もかかりましたが
それでも結論が出なかったようです。
そんな時は取り直しにすればいいと思いますが
それの方がすっきりするのではと私は思います。
それと相撲協会という組織は
やる事にセンスが無いですね。
もっと闊達な行動力が発揮できないものでしょうか?
親方衆の程度も、相撲のことは知っていても
管理能力となると、全く論外な低さです。