また、一週間が始まり、そして週三回の妻の通院も始まった。
今日も14時半予約で嫁さん同道で通院。助かるのは皮膚科の患者さんはそう多くはないようで、予約時間も30分程度遅れで診察が始まること。
かつてこの病院で私もある科を受診していたが、いつも予約二時間遅れで診察が始まるのは毎度のことだった。予約の数は限られているのが、その先生の診察時間が長いのが特徴で、どんどんと時間遅れになってしまった。それだけにその先生への人気は高かったようだが、残念ながら3年ほど前に退職されてしまった。
妻の担当は女医さんだが、もう今日で26回目の診察、妻も女医さんの気心が知れたようで、何十年来の友達のような言葉使いになっているので、私はいつも恐縮しながら妻の言葉を聞いているが、女医さんもその辺は大目に見て下さるようで私も安堵している。
でも医師は女医さんの方が何となく雰囲気が和やかになるようだが、何故かこの病院では午後診療の医師は三人が女医さんなのに今日気付いた。
診察はまず患部からガーゼを取り去る事から始まるが、張り付いているのを無理には剥がせないので、看護師さんが大きな注射器状の容器に入っている塩水をかけながら少しずつ濡らしながら剥がす。それが終ると女医さんがピンセットで膿みのような、皮のような不純物を丁寧に取り去る。
その後は女医さんが塗る軟膏を指示、看護師さんが患部の回りに軟膏を塗り、患部には違う軟膏を塗ってガーゼを被せ、包帯を巻いて治療が終る。
毎回違う看護師さんが処置するが、それぞれ軟膏の塗り方とか、包帯の巻き方が違う。たっぷり塗る看護師さんもいれば、あっさりと塗る看護師さんもいて、包帯の長さも一定していないが、それを見ているだけでも私は興味津々である。さすがプロだから、包帯の巻き方はしっかりしている。
毎回、このような治療の繰り返しだが、徐々に新しい皮膚が再生されているようだが 「目に見えてよくなる」 ようなスピードではないから、じっくり構えて通院するしかない。
今日診察終って駐車場へ向かいながら眺めると、新緑の桜の葉が風で大きく揺れていた。始めて通院した3月26日頃は満開の桜が百花繚乱だったのに、もうこのような葉桜になってしまった。
妻が受傷してから二ヶ月が過ぎたが、まだまだ女医さんのお世話になることは続きそうだ。
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皮膚は再生待ちですから子供や男には
叶いません。もう暫くのんびりと看てあげて下さい
桜もこちらも葉桜で、山桜も殆ど散りました
山桜は花と葉が一緒に出て来ますが
花は散って・・ピンクの絨毯でした
早いものです もうすぐ梅雨ですものね
皮膚の再生?
高齢者は治りも遅いようですが
女医さんからは「早い方です」と言われて
ホッとしていますが
だがその再生速度はミクロ並みのようで
毎日見ていても私にはよく判らないほどです。
よく事故などで「全身に火傷」と報道されますが
その快復は相当時間がかかることでしょう。
もう間もなく梅雨入りですね。
信州の方ではもう田植えは終ったのでしょうか?
「田植え」の風景、もう永年見ていません。
明日から天気は下り坂、また気温が下がるようです。