昨日、MがDS (デイサービス) の施設長さんから感謝状 (画像) とお礼の品物を貰ってきた。
思い起こせばMがこのDSに始めてお世話になったのは平成20年10月1日のことだったから、それから10年が過ぎたことに対する感謝状のようだった。
このDSには10年利用の人がもう一人いたらしいが最近辞めたので、今ではMが最も永い利用者になったらしい。
「もう10年か?」 と、私も感慨深めだが、永いような短いような気もするが、やはりあっと言う間に10年が過ぎたとの思いが実感でもある。
だがこのような永いDS行きは私にとっては複雑な思いが無い訳でもない。
かつて知人の奥さんが 「私は姑さんを九年間介護して、看取りました」 との話しを聞いた時、九年も介護を? とそのご苦労が大変だったと想像したものだった。
だが私ももう13年も介護していると、その奥さんの記録を抜いてしまったことには何の感慨も湧かなかった。
当時、私はMをDS行きにするかどうかで迷い、ケアマネさんとは何回も相談して取りあえず週一で様子を見ることになった。
だが私の危惧はすぐに消えてしまった。それはMがDS行きを楽しむかのように、行く時もニコニコ、帰った時もニコニコとする表情を見た時に少し私の気苦労も和らいでしまった。
私はMがDSでどのように過ごしているかは見たことは無いが、Mにすれば楽しき一時を過ごしていることは確かなようだ。
前述したが往きも帰りも笑顔を絶やしたことがないことに、私の介護苦労も吹き飛ぶ思いがするが、一体このDS行きはいつまで続くのであろうか?
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関しての感謝状でしょうね
10年一昔と云うように、10年経過しますと
昔は・・・・・と語ることが許されるようです
早いもので、その感謝状に関しては複雑な
思いもありましょうが・・この施設と介護保険の
おかげで、奥様も赤とんぼ様もそれぞれ
思いは違えども、多少の費用負担での
デイケアー・・これからもお世話になって
赤とんぼ さまご家族様と施設の双方が
いい関係で助け合えれば最高ですね
介護保険制度が出来る前の人たちは
介護で苦労したことでしょう。
特に他人だった姑さんを介護した嫁さんたちは
その苦労度も相当な負担になっていたはずです。
今は介護でもある程度は人さまの力を借りてのことですから
かなり負担も減っているはずですが
それでも介護するという仕事は時に気落ちすることもあります。
でも考えても気落ちしても介護の世界から
まだまだ逃れる術がないようです。
介護は人生最後の仕事だと達観するしかありません。